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スピーカーの諸元表に、定格周波数範囲と書いてありますが、この「kHz」について教えてください。

「kHz」は、数値が高いほうが高音になると考えて良いのですよね?-(1)

最近は、「~100kHz」と書かれているスピーカーを良く目にしますが、メーカーとかに聞くと、

人間の耳には「~20kHz」位までしか聞こえない、と聞きました。

実際に、「~100kHz」と書かれているスピーカーは実用意義があるのでしょうか?-(2)

また、例えば「~40kHz」と書かれていても、実際に発揮する能力はこの数値より劣ると聞いたことがあるのですがそうなのでしょうか?-(3)

(2)が本当であれば、「~20kHz」までしか人間の耳には聞こえないとしても、余裕をもって「~40kHz」とかを選択しておいた方がベストと考えてよいのでしょうか?-(4)

また、「40Hz~40kHz」と書かれているスピーカーは、「70 Hz~100 kHz」と書かれているスピーカーと比較して高音に弱いため、サラウンドスピーカーには向いていないと考えて良いのでしょうか?-(5)



よろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (6件)

既に、お答えいただいているものもありますが、番号が振ってあるので、順に回答します。



1)
>「kHz」は、数値が高いほうが高音になると考えて良いのですよね?
はい、そうです。基本単位はHz(ヘルツ)です。大昔は、C/S(サイクル・パー・セコンド)といっていました。1秒間に、1サイクル振動すると言うことです。
2)
>最近は、「~100kHz」と書かれているスピーカーを良く目にしますが、
近年、小型のブックシェルフ型やトールボーイ型のスピーカーでは、25mmや19mmのドームトゥイーターが採用されることが多く、むしろ少なくなっているような気がします。
>メーカーとかに聞くと、人間の耳には「~20kHz」位までしか聞こえない、と聞きました。
中学校の音楽の教科書にあったと思いますが、20Hzや20kHzが聞こえるのは、一定の音圧(音量)の時&体調のいい時だけです。(ちなみに、FMラジオは15kHzまでです)
>実際に、「~100kHz」と書かれているスピーカーは実用意義があるのでしょうか?
時速350キロのでるスポーツカーで、時速350キロに実用意義があるのでしょうか?日本国内で、かつ私の運動能力では時速350キロは不可能ですが、加速感や安定感の恩恵は受けることができます。よって、実用意義が全くないとはいいきれません。
3)
>例えば「~40kHz」と書かれていても、実際に発揮する能力はこの数値より劣ると聞いたことがあるのですがそうなのでしょうか?
スピーカーの周波数特性は、アンプなどと違って不安定な要素を持っています。また、周波数特性として記載されている範囲は、-3dBもしくは-6dBの範囲ですから、どこも同じではありません。
4)
>余裕をもって「~40kHz」とかを選択しておいた方がベストと考えてよいのでしょうか?
ここで、考えなければいけないのが、
「あなたの聞いている音は、どこに存在していますか?」
まず、めったに出てこない高音や重低音に気を使うより、音として頻繁に登場する中音域のしっかりしている方が、ここちよい音だったりしませんか?
もうひとつ、肝になる音と言うのがあります。例えば、ジャズを聴くと、ピアノの低音やウッドベースの音がしっかり出ていると低音がしっかり出ているような気がします。高音域では、7K~10KHz当たりの出方が注目されたりもします。つまり、どっちでもいいということです。
5)「40Hz~40kHz」と書かれているスピーカーは、「70 Hz~100 kHz」と書かれているスピーカーと比較して高音に弱いため、サラウンドスピーカーには向いていないと考えて良いのでしょうか?
結論から言えば、ナンセンスです。スピーカーのカタログは、色と大きさ(ユニットの構成)を確認するするもので、あなたの着目したところは、「重箱の隅」です。

「70Hz~18kHz」でも、いいスピーカーはありますよ。
実際に、聞かず選択するなら、デザインで決めちゃうのも同じことです。(そんな、買い方したこともありますが、、、)
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この回答へのお礼

Koboronさん、項目ごとにご丁寧にご回答頂き、本当にありがとうございました。

とても参考になりました。

明後日頃アンプが来るので、ご回答を参考にスピーカーの配置を考えてみます。

ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2006/08/07 19:10

バイオリンとピアノで同じ高さの音を鳴らしたとします。

当然音に違いがありますね。バイオリンはバイオリンの、ピアノはピアノの音がします。バイオリンを変えても、バイオリンはバイオリンの音です。人間の声でも同じです。AさんとBさんが同じ高さで声を出しても、AさんとBさんの区別がつきます。しかし親子だと間違うことがあります。なぜでしょう。

これは原音(普通、オンサを叩いて鳴らす音で、シンクロスコープで見ると、きれいな正弦波です)に対して、楽器や口の構造で決まる共鳴箱によって、それぞれ固有の共鳴する周波数が加わって正弦波がくずれ、複雑な波形の音になるのです。これを「音色」と言います。

この共鳴(振)周波数は楽器によって異なり、数倍から数十倍までの周波数があります。これを倍音と言います。そして原音に対していきなり数倍の音が加わった合成音になるのではなく、2倍の倍音、3倍の倍音・・・と加わっていき、最終的にその楽器の持つ固有の倍音が加わる訳です。

バイオリンの固有の倍音とピアノの倍音とは違うため、バイオリンの音の波形とピアノの音の波形が違ってくるし、耳で聞いてもその違いがわかるわけです。
人間の耳の聞こえる帯域(20~20kHzで可聴範囲と言います)でもその違いはわかるのですが、実際の音ははるかに高い周波数の音が加わった合成音なのです。

つまり忠実度を要求するならば、このような高い周波数を再現できるスピーカーが必要になります。その波形は当然可聴範囲にも影響します。バイオリンの倍音の1つ下の倍音までしか再生できなかったら、完全な元の音ではない訳です。
メーカーもそれを開発しようとし、そこで1台200万円とか300万円という家庭用のオーディオのスピーカーでも購入しようとする人も出てくるのです。

ところでこのような忠実度を要求するならば、当然そのソースもアンプ系もそれに合ったシステムでなければ無意味だということがお分かりでしょう。ソースの演奏機器(CDでは無理)、プリアンプ、パワーアンプ等の周波数特性に合わせてスピーカーの周波数帯域が問われることになります。

「実用意義」とか、「発揮する能力が劣る」というのは、以上のことを考えれば答えは出るでしょう。

人間には聞こえないのに、なぜ100kHz近くまで再生できるスピーカーが開発され販売されるのかということに対して、解説しました。

結論的には、皆さんが言われるように、通常のCDを聴くようなシステムであれば、20kHzのシステムで十分だと言えます。
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この回答へのお礼

yoakenohoshiさん、ご丁寧にご回答頂き、本当にありがとうございました。

とても参考になりました。

明後日頃アンプが来るので、ご回答を参考にスピーカーの配置を考えてみます。

ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2006/08/07 19:11

人間が聴くことの出来る音は20~20000Hz程度ですが、当然個人差がありますし、


音というのは空気の振動ですから、耳で聞こえなくても何かしらの影響はあります。
評論家は聴こえなくても必要(差が出る)という人が大勢いますし、
聞こえないほどの高い音域が体にいいなんて話もよくあります。
(こちらは真偽のほどは明らかでないと思いますが)

ただ、CDは容量を減らすために、人間の可聴域以外の音は削っていますので
レコード等でないと意味が無いでしょう。
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この回答へのお礼

moby2002さんありがとうございます。

ご回答を参考にさせて頂きます。

ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2006/08/07 19:07

> 「kHz」は、数値が高いほうが高音になると考えて良いのですよね?



その通りです。
スピーカーが、数字に示した周波数の音を発することができる、
という意味です。
但し、あくまで参考的な数字ですので、実際にそこまで出せるかは微妙です。


> 「~100kHz」と書かれているスピーカーは実用意義があるのでしょうか?

20KHzを超える音ですが、これは聞こえる音というよりは、
感じる音といったほうがいいでしょう。
実世界でも20Hz以下の音や、20KHz以上の音が存在しています。
リアリティを出すには、そういう聞こえない音も再生できるのが
よいというのが個人的な意見です。

> 実際に発揮する能力はこの数値より劣ると聞いたことがあるのですがそうなのでしょうか?

その通りです。
最初にも述べましたが、スペック表はあくまで参考程度です。


質問者さんは、スピーカー選びにスペック表を重要視されていると思います。
やはりスペック表無しで、実際にスピーカーの音を耳にして納得されたスピーカーを選ぶのが
いいと思います。
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この回答へのお礼

SUPER-NEOさん、続いてありがとうございます。

こちらと別件のご回答と参考に、音を聞きながらスピーカーの設定を組んで見ます。

ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2006/08/07 18:58

サラウンド用の場合、そこまでこだわる必要はありません。

20kHzまで出れば十分です。
20kHz以上の信号は無意味ではありませんが、スピーカーがどれだけ頑張ってもアンプやCD、DVD自身に信号が含まれていなければ再生のしようがありませんし、ましてサラウンド成分はそこまでの高音は要求しないでしょう。

#1さんのおっしゃる通り、スピーカーは数字で全てを判断できるものではないですし。
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この回答へのお礼

mackidさんありがとうございます。

ご回答を参考に、スピーカーの設定を組んで見ます。

ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2006/08/07 18:57

●「kHz」は、数値が高いほうが高音になると考えて良いのですよね? YES!



●人間の耳には「~20kHz」位までしか聞こえない、と聞きました。 YES!


★スピーカーは、自分の耳で聞いて確かめるのが良いでしょう。聞く音楽により違いもあります。
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この回答へのお礼

fallen_angelさんありがとうございます。

ご回答を参考にさせて頂きます。

ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2006/08/07 18:55

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