プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

立体音響の音を聞いていると、殆どの方が背中が痒くなるような、ムズムズするような経験をされたと思います。私もしました。ふと不思議に思ったので調べようと思ったのですが、意外にもどこにも説明してあるサイトはありませんでした…。そこで、もし皆さまの中でメカニズムが分かる方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい。憶測などでも構わないです。

A 回答 (1件)

2つのスピーカーで、スピーカーのプラスマイナスの配線を、どちらかのスピーカー1本だけ反対に接続すると、逆位相といって、片側のスピーカーのコーンが前に出ているときに、もう片側は後ろに引っ込んでいる状態になるます。



このような逆位相で音楽を再生すると、音の定位が定まらず(スピーカーの外に音が定位するように感じる)に、気持ち悪い聞こえ方になります。
この逆位相のまま、アンプのバランスを右に振ると、右スピーカーの外側に音源があるかのように聞こえます。

立体音響(バーチャルサラウンド含む)は、こうした特性を利用して、正位相の音にミックスして、あたかもスピーカーの外側にも音源があるように聞こえるのです。

逆位相がなぜ気持ち悪くなるかは私にも分かりませんが、自然界で逆位相に音が聞こえることがほとんどないからでは?
人間の耳も、前からと後ろからの音をどうやって識別できるのか、まだはっきりと解明されていないようですし。
    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!