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私小説は多々あると思いますが、
村上春樹『ノルウェイの森』 リリーフランキー『東京タワー』
のように、彼らが普段書いている作風,主題やらと何かが違う、
しかし一種の通過儀式か何か、書くしかなかったような、
作者の「一作品だけ他と離れている」私小説(のようなもの)を探しています。

上手く説明できないのですが、上記の作者達だと村上氏はそれまで死とセックスを書いてなかったのに書いてたり、事実上は(本人が否定しているけれども)どこか私小説的になっていたり。リリー氏なら日頃のシモネタ面白コラムエッセイとは違う作品を書いています。

例として商業的に成功した日本の大御所を挙げましたが、
古今東西、有名無名、どの作家でも構いません。
このような作品は、作家にとってどういう意味をなすか興味があり質問してみました。

A 回答 (3件)

「OUT」や「グロテスク」でおなじみの


桐野夏生の「魂萌え!」(たまもえ)毎日新聞社刊
は、前出のような重く暗い内容とはガラリと
違います。
ありふれた日常を描いて、まるでホームドラマ
のようです。何でも筆者のお母さん世代の
日常からヒントを得た作品とか、何かで読みました。

参考まで
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内田百けん(「けん」=門+月)の「蜻蛉眠る」。


他の作品とは異なり、自分の家庭でのトラブルを書いています。
本人は「創作」だと書いていますが、内容的にはほぼ実際にあったことのようです。

私的にはとても気になる作品なのですが(どうして彼がこれを書いたのか、ということで)、ファンの中には作品として間引いて考える、というような姿勢をとっている方もいらっしゃいます。

ちくま文庫の全集には入っていなかったようなので、読むのなら旺文社文庫の「有頂天」(絶版ですが)でないとダメですが…
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こんにちは


西村京太郎の「女流作家」はどうでしょう?
主人公は山村美紗という作家ですが、
本当の主人公は作者本人という感じを受けました。
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