プロが教えるわが家の防犯対策術!

たった今読み終わったところなのですが、
いや~、とても面白かったですね。大満足です。
あのトリックにはしてやられました。

ですが、やはりラストが釈然としません。
個人的には「宮原と知り合いの博士の言ってる事が嘘」だと思いたいです。
宮原の手記に「潤の弟と有佳の妹が戸籍上存在しない」
といったことが書かれていますが、
その後エピローグでは潤が「戸籍を改竄した」と言っています。
単純な僕はさっきの戸籍上云々は間違いだと言っているように感じました。

なんか自分で書いててよくわかりませんが
僕は多重人格者でしたオチは否定したいってことで。

本文を見た限りでは多重人格者の妄想、というほうが有力でしょうけど・・・。
(医師は直接、潤(多重人格?)に会ってる訳ですし)

以上、稚拙な上に乱文で申し訳ありませんでした。

最後に。
この本を最後まで読んだ方
どうかラストについて意見をお聞かせください

A 回答 (1件)

 私もあのトリックに「そんなのあり?」と良い意味で裏切られたのですが、考えるほどに訳が分からなくなったクチです。

英文タイトルの「Until Death Do Us Part(死が二人を分かつまで)」も、とても意味深に感じられます。

 釈然としない回答かもしれませんが、私が読後に思ったのは、
「何が真実なのかは誰にも分からない」
「真実はそれを体験した人それぞれの捕らえ方で何通りも存在する」
「そも、客観的真実などというものは存在しないし、考えるだけ無駄」
ということを言いたかったのかな、と。
 極端なことを言ってしまえば、宮原にしても、彼の視点から見た現実を語っているだけで、真実を語っているかどうかは読者からは分からないわけで。

 順当に考えれば潤の単独犯で、「潤の中」と「現実世界」の二重構造のトリックになっていたということでしょうか。最初に「潤の中」のトリックを明かしておいて読者に「なんと!」と思わせておいて、でも実際は「そんなことは起こっていなかったんだよ」とどんでん返しで読者に再度「なんと!」と思わせるのが狙いとか。
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この回答へのお礼

読後の興奮感も冷めてきた今日この頃です。

>何が真実なのかは誰にも分からない
やはりそうなってしまうのでしょうね。
何となく哲学的でかっこいいと思ってしまったりします。
僕はバルブのトリックだけでも大満足なので
あとが意味不明でもOKと思えてきたのですが(笑)

貴重なご意見ありがとうございました。
あまり返答は期待していなかったのでとても感謝しています。

お礼日時:2006/09/14 23:41

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