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ゾルゲル法を扱っています。
日頃、何気なく使っているTEOS(トテラエトキシシラン)ですが、
どのような反応式で作られているのでしょうか?
どうか教えて下さい。

A 回答 (3件)

No.1への補足では「粗シランからの合成」とかかれていますが、順番は逆ですね。

シランの方が四塩化ケイ素から導かれます。
私はシランのようなガスは用いたことがありませんが、有機のヒドロシランは使っています。
ヒドロシランとハロシラン(クロロシランやブロモシラン、フルオロシラン)は相互変換が可能で、ハロシランをLiAlH4などで還元するとヒドロシランになり、ヒドロシランをハロゲンやNBSなどで酸化するとハロシランになります。ご質問のアルコキシシランもヒドロシランに還元できますね。
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テトラクロロシランは、Rochowの直接法という今世紀頭ごろに作られた方法で合成されます。

形式としては、ケイ素が塩素で酸化される形になります。
Si + 2Cl2 -> SiCl4
銅触媒が使われていたと思います。三百度くらいに加熱で塩素ガス使用なので、我々がほいほいと実行するのは難しいですね。
同様の反応で、酸化剤としてアルキルハライドを使うこともできます。
Si + MeX (X = Cl, Br) -> SiMenX4-n
この方法で種々のアルキルハロシランが作られ、シリコーン樹脂などの原料に使われます。
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四塩化ケイ素(SiCl4)とエタノールを適当な溶媒の中で混ぜると、即座にアルコキシ化されます。


このままだとHClが出ますので、適当な塩基(三級アミンなど。N-メチルイミダゾールとか)でトラップします。
最後に蒸留でテトラエトキシシランを集めます。終了。

この回答への補足

確かに、クロロシランは容易にアルコキシ化されますよね。

ところで、このテトラクロロシランですが、どのように生成されるのでしょうか。
粗シランからの合成になるのだと思いますが・・・

わかる方いらっしゃいましたら、教えて下さい。よろしくお願いします。

補足日時:2006/09/30 01:19
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