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素人の私から見てもライブドアのM&A戦略は失敗だったと思います。
例えば、単に企業を買収するだけのM&Aは企業価値は高めているかもしれませんが、企業として何も生み出していないからです。
専門的な見方をすれば、今までのライブドアのM&A戦略はどうだったのでしょうか?
現在、M&Aというのは当たり前のように行われていますよね。どれもが悪いわけではなく、良いシナジーを生んでいる場合も少なくありません。
IT業界だから、悪いのではなく、ライブドアならではのM&A戦略の特徴とは何でしょう?
また、ライブドアのM&A戦略は最初から期待されていなかったとういう話を聞いたことがあります。
それは財務諸表を見ればあきらかだそうです。私の知識ではROAやROEなどの指標ぐらいしか読めないのです。どんな指標を見ればライブドアのM&A戦略が間違っていたかわかるのでしょうか?

A 回答 (7件)

間違っていたという前提での見方はどうかと思いますよ。

。。
そりゃいらない会社もいくつか買ってますが優良な会社もたくさん買ってます。トータルして失敗だったとは私は思えませんけど。
それと楽天のように馬鹿高い買い物はしてません。安く買って経営改革し育ててる。コストカットの手法もすごいんですよご存じないですか?

今つぶれそうっていうんならそりゃ結果失敗だったんでしょうけど思いっきり今でも攻めの経営してますよ? 財務諸表読めるなら倒産寸前ではないことはわかるはずですが・・・。

ライブドアはポータルサイトです。
そこにはいろんなコンテンツが詰め込めます。
求人情報、中古車情報、不動産情報、ブログ、デパート、無線LAN,IP電話、金融。。。
何買っても完全にITから外れるということはない。ポータルで客寄せして子会社へアクセスしてもらうシナジー効果が期待できます。そういうことを狙って違う業種の会社も買収しました。

ちなみにライブドアのブログは登録者数では日本一ですが、これだって元はメモライズという会社買収したことから始まってます。
レンタル掲示板のしたらばも買収です。
CURE,出会いステーション、ベストリザーブ、東京グルメ等も買収。

ライブドア証券(旧 日本グローバル証券)
ライブドアクレジット(旧 ロイヤル信販株式会社)
ライブドアコモディティ(旧 日商岩井フューチャーズ)
収益の柱の金融系だって買収です。しかもちゃんと元より大きく育ってます。

ライブドアオート、ダイナシティなどのコアじゃない会社は売却やむをえませんが、整理すれば残った会社はそんな悪くないと思いますけど。
今でも総資産数千億ってグループで現金もたくさんあるわけです。M&Aやってなかったらとっくに終わってたと思いますよ?
失礼ですけど今のライブドアの企業体力もそう捨てたものではないことをご理解されてないように思います。

参考URL:http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/
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日本は、企業利益を内部保留する癖があるので


M&A戦略自身は問題ないと思います。

日本の殆どの企業が 総株価より資産が高いので
買収して 解散させたら 大抵は利益が出ます。
(結集するのも解散するのも、株主の自由ですから)

自力体力以上のものに対して M&Aすれば
ハイリスク/ハイリターンなのは 当然ですが、
財務諸表だけでは 調査不可能ですよ。
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>ということは、自社株発行に多くの投資家が群がったのが悪かったということでしょうか?


そう思います。
>専門家の中にはライブドアへの投資を懸念する声もありましたが、それはなぜでしょうか?
ANo.4さんのいうとおり、粉飾の警戒があると思います。只根本的には、素人の人気先行であがった株価など、いつ流れが変わるかわかったものではないですから、怖くて手を出したくないと思いますよ。
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#3です。


専門家に怪しまれた理由ですが、これ以外にもあると思います。ですので『など』を加えておいたのですが…
また、財務諸表が全く意味をなさないとも言っていませんよ。重要な判断材料のひとつであることは間違いありません。特に買収された企業の数年分の財務諸表は、『なぜこの会社を買ったのか?』を知る資料ともなります。

しかし『財務諸表を見れば戦略が間違いであることは明らか』と言えるのは、相当勘が鋭いか、超能力者か、「俺も怪しいと思った」という結果論者か、専門家の受け売りのサロンバカのどれかだと思います。
もしくはその会社の内部情報(商品情報など)やその他の情報を握っていたかです。
例えば財務諸表の商品や固定資産(設備投資関係)の科目も本当に価値のあるものかは、企業に近しい人間や詳しい人間くらいしかわかりにくく、裏付けの情報がなければ財務諸表のみでの判別はまず不可能です。

戦略の是非に関しては、買収や投資内容の明細のある有価証券報告書や株式大量保有報告書でもないと、投資戦略が怪しいということはわからないと思います。
財務諸表には数字しか書いてありませんから。

何も生み出さないことで企業価値が上昇することはありませんよ。シナジーを生み出す(生み出そうとする)からこそ、企業価値ひいては株価は上がるのです。
企業もシナジーの見込めない買収はしません。
ですから買収=企業価値の上昇という(株式本での)定説ができただけであって、シナジーなき買収は逆に企業価値を下落させます。
ホリエモンはこの定説を逆に利用したのでしょうね。
だから結果的に間違った投資も含まれていることは間違いありません。

まぁでも財務諸表を見ただけでわかるのなら、誰も苦労はしませんよ。事前察知なんて一般人のできる芸当ではありません。

#2様のお礼で専門家が投資を控えたとありますが、これは戦略よりむしろ粉飾を警戒してのことだと思います。
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ライブドアは以前は無料プロバイダの会社でどう見てもIT企業でしたが、マスコミに出だした頃のライブドアはIT企業と言うより『金融屋』か『買収屋』のほうが適切だと思います。


まぁソフトバンクも金融屋や買収屋みたいなもんですね。
ですからライブドアが企業を買収することは、本業であると私は解釈しています。

戦略自体も成功、失敗はあるでしょうが、粉飾分を差し引いても、連結利益だけを見れば成功だと思います。
(逆に上昇率が高すぎて不気味ですが…)

専門家の中で戦略が怪しまれたのは、異常な急成長、休眠会社などを買い取り、個人投資家たちの加熱ぶり、金融関係の情報筋などで敬遠されたのでしょう。

ROEやROAでは売上高、当期純利益や財務レバレッジ程度の情報しかないので、あくまで目安でしかありません。
(あれは会社経営の良し悪しではなくて、投資の良し悪しですから)
かといって、財務諸表だけでも見極めは難しいと思います。有価証券報告書やデータバンクも見ないといけないかもしれません。
また粉飾なども方法は様々なのでこの指標で見破れると言うのはないでしょう。情報を総合して違和感を感じるしかないと思います。

私の場合はその会社の数年分を比較してみたり、同業者のものを比較してますが…難しいですね
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この回答へのお礼

確かに難しいですね。
ライブドアが市場関係者からの評価が悪かったのは、
専門家の中で戦略が怪しまれたのは、異常な急成長、休眠会社などを買い取り、個人投資家たちの加熱ぶり、金融関係の情報筋が理由なんですか?
財務諸表はまったく意味をなしていないということですか?

お礼日時:2006/10/06 10:58

社名がライブドアになることで、信用が増す、人気が増すといったメリットがある会社もあるでしょう。

潤沢で有り余る現金があるのなら、利益を上げている会社を次々買収することはおかしくないと思います。おかしいのは、株式を発行するたびに応募があり、株式市場からいくらでも金を集められる当時の状況(投資家)でしょう。現金は金を生みませんから手元にいくらでも現金が補給されるなら買収するのももっともだと思います。粉飾に利用するために価値の無い会社を買収するのは論外ですよ。)
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この回答へのお礼

ということは、自社株発行に多くの投資家が群がったのが悪かったということでしょうか?

確かにライブドアの話題性はすごいものがありました。ただ、一方で、M&A戦略には批判もありましたよね。

専門家の中にはライブドアへの投資を懸念する声もありましたが、それはなぜでしょうか?

お礼日時:2006/10/06 10:46

はっきり言ってライブドア前社長「ホリエモン」のカリスマで会社は成長したと思います。

マスコミも報道して投資家をライブドアに投資欲をあげたと思います。M&Aは少し速すぎたのかもしれなかったでしょう。年間売り上げでも大企業には程遠い数字だからです。けれどライブドアは「無借金経営」であるのが最後の救いだったと思います。
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この回答へのお礼

年間売り上げに、M&Aを実施できるほどの体力がなかったということでしょうか?

お礼日時:2006/10/06 10:35

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