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相変わらず靖国問題で揺れている昨今ですが
どうして、問題だと言うA級戦犯のお骨(?)を別個(別の神社に移す)できないんでしょうか?
それが出来れば靖国問題は解決するのでは?
天皇に側室は認めないし、坊さんでも結婚して子供作る時代だし、まさか宗教的理由でお骨を別個にする事が不可能なんて事は有りませんよね。
(それとも神主さんがわからずやとか???)

別個に出来ない理由がちっともニュースで出てきません。
一体、何うしてなんでしょうか?

A 回答 (17件中1~10件)

> 実際に観光で靖国神社を訪れてもA級戦犯が祀られているか


> を視覚的に捉えることが出来るものは何一つないのですね。

 観光で行くレベルで見られるものは、ありません。
 普通の神社でも、御神体を見せない所はざらにありますし、仏像を秘仏として公開しない所もざらにあります。観光客に見せるものではなく、信仰として大切にしているものだからです。

 あえて言えば、記録として霊璽簿というものがあります。しかし、これはあくまで記録のためのものであり、そこから削除したところで一つの塊として祀られた英霊たちを切り出すことにはなりません。
 なぜなら、これは観念の問題だからです。一つの塊として祀る、ということ自体が観念です。サイエンティフィックな実体があるわけではありません。そして、合祀するには伝統として伝わってきた儀式を経れば完了したという観念が共有されますが、合祀した神霊を一つだけ切り出すなどという儀式は存在しませんから、そもそも不可能なのです。
 第一そんなことを試みるのは、神道においては神に触れることであり、祟る原因にしかなりません。それは、神への畏れという感覚が無い人間の発想と言えます。唯物主義者か共産主義者の発想とも言えます。

 以上、神道という切り口での解説ですが、そもそも「靖国問題」は、神道の問題ではありません。中国の外交政策の問題であり、それに媚びる日本国内の左翼が存在するという問題です。

 首相の靖国参拝を中国が問題にし始めたのは、「A級戦犯」が合祀された後何年も経ってから、朝日新聞がご注進をしたときからです。その後も左翼マスコミが中国にご注進しては中国共産党の不快感なりを日本国内で報じるというマッチポンプを繰り返し、問題を拡大してきました。
 江沢民は、1998年に「日本に対しては歴史問題を永遠に言い続けなければならない」という指示を出しています。これは「江沢民文選」で確認できます。このように、中国にとっては靖国問題は有効な外交カードですから、日本が何をしようと関係ないのです。むしろ、「分祀」だの別施設だのと言って反応してしまうことは、カードの有効性を中国に確認させてしまうに過ぎません。
 本来、放置して無視するのがベストなのです。

 なお、なぜ中国が外交カードとして使う気になったかというもう一歩深い問題もあります。
 そもそも、死した「A級戦犯」を祀ることが、なぜ「A級戦犯」を顕彰したり大東亜戦争を「正当化」したりするということになるのか、日本人の普通の感覚では謎なのです。
 マスコミが言い続けていますから、なんとなくそんなもんかと思っている人もいますが。「嘘も100回言えば真実になる」とはゲッベルスの言葉ですが、「三人居れば虎市に生ず」というのはシナの同じ意味の諺です。

 普通の日本人の感覚は、死ねば仏でその人の罪は洗い流される、というものです。死によって罪は購われ、赦されるわけですね。しかし、シナの文化においては、死は単に死に過ぎず、敵の墓を暴いて死体を切り刻んだり辱めたりすることは、シナの歴史を見れば当たり前のように出てきます。つまり、「死ねば仏」という感覚がシナには無いのです。
 だから、死んだ「A級戦犯」も鞭打ち続けなければならないという感覚を、シナ人は自然に持ちますから、参拝はイカンという発想を自然に抱くのです。
 例えば、シナ史上最大の英雄は岳飛ですが、その岳飛を謀殺した政治家の秦檜とその妻の像が、岳飛廟には縛られ跪かされた形で置かれています。岳飛廟を参るシナ人は、その像に唾を吐きかけるのです。
 岳飛の時代は12世紀ですが、1000年近い昔の「罪」を、このようにいまだに赦さないのがシナ文化というものなのです。

 が、それがシナの文化であり、日本人がどうこう言う筋合いのものではありません。そして同時に、日本人がそれに付き合う必要も無いものなのです。
 この死生観の違いを冷静に指摘して、他国の宗教問題に口を出すな、と言って毅然としていれば良いのです。それでも言い募るようなら、国連なり何なりの国際会議の場において、中国が死生観の違いを無視して他国の宗教観に自国の宗教観を押し付けてくるという批判をし、国際世論を味方にすべきでしょう。
 分祀だの別施設だのという方針は、愚の骨頂と言えます。
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お礼日時:2007/12/10 08:53

 靖國神社のご神体は剣と鏡であり、遺骨ではありません。

靖國神社には、ご神体以外に、祭神の姓名を書いた霊璽簿(れいじぼ)があります。しかし、遺骨はどこにもありません。遺骨は各々の墓にあります。

 神道において分祀というのは、神を「複製(Copy)」することであり、「分離(Separate)」することではありません。なぜなら、神道の原則において、祀られた神々は一つの塊になっていると考えられているからです。立法府・行政府が靖國神社に働きかけて祭神を分離させたら、確実に日本国憲法第20条第3項に違反します。
────────────────────────────────
日本国憲法
 第20条
  (中略)
  第3項
   国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしては
   ならない。
 最高裁判所判例 津地鎮祭事件 目的効果基準
  憲法20条第3項により禁止される「宗教的活動」とは、宗教とのかか
  わり合いがわが国の社会的・文化的諸条件に照らし、信教の自由の確
  保という制度の根本目的との関係で相当とされる限度を超えるも
  の、すなわちその行為の目的が宗教的意義をもち、その効果が宗教
  に対する援助、助長、促進又は圧迫、干渉等になるおうな行為に限
  られる。
────────────────────────────────
 政府が靖國神社に祭神の分離を働きかける事を最高裁判例の目的効果基準に照らし合わせてみましょう。祭神の分離は、神道の教義を変更するわけですから、宗教的意義を持つのは明らかです。また、靖國神社は、祭神の分離を拒んでいます。それを政府が強制すれば、あきらかに圧迫になります。さらに、神道の教義を変更する事に政府が口を挟むのは、明らかに干渉です

 したがって、靖國神社からA級戦犯を分離する事はできません。
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お礼日時:2007/12/10 08:49

kokusaibandの通り骨はありません。


戦争で死んだ人たちを奉っております。(柱と数えるそうです)
亜細亜(アジア)の人々を救済するため(八紘一宇)、の戦争だということです。
戦前から立場を変えていないのは、有る意味すごいです。
その中には、空襲でなくなった人や、市民は入っていないようです。(軍神?)
元侍従が合祀するなと天皇陛下が言ったとか、言わなかったとか。
なぜ合祀したのか分りません。
外国からの見学者が増えて、微妙に立場が変わっているようです。

大抵の神社・仏閣が管轄の神社本庁の管轄でなく、(オーム⇒アーレフは神社本庁の管轄)
命令や指導が出来ないようです。(なんで)
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お礼日時:2007/12/10 09:09

 レヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」以後、宗教だの文化だのに優劣だの先進/未開があるという啓蒙主義的考え方は、時代遅れの単なる間違いだということになっているのですが、まだ時代錯誤な化石がいるようですね。



 騙されないようにしましょう。

 なお、こういう事実を書くと、誰かに都合が悪いのか、削除されてしまったようです。仕方ないので再掲しました。
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お礼日時:2007/12/10 09:07

● 何故、合祀できて分祀できないのか?



それは日本古来からの原始宗教(アミニズム)の考えに基ずいています。 すなわち、死者の魂は、そのままでは、荒らぶる魂ですが、33年の供養によって鎮静化され、にぎ魂となって、先祖の霊に合体するという教えによっています。 

ですから、A級戦犯の霊も33年の歳月が経過し、先祖の霊と合体しており、今から分ける事が出来ないと言う事です。 

現在、こういった原始アミニズムが機能しているのは、パプアニューギニアやアフリカの一部の原始社会のみです。 現代の世界の宗教観からまったくかけ離れたものであり、時代遅れなのです。
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お礼日時:2007/12/10 09:06

「A級戦犯の遺灰は太平洋にアメリカの手によってまかれたのだと。

しかしこっそり遺灰の一部を持ち出した旧厚生省の人間がいて、現在なんたら神社だかなんだかにその遺灰は置かれているらしいよ。」

「戦犯 遺灰」で検索すれば直ちに答が出ますよ。「なんたら神社」ではなく「興亜観音」です。遺灰を「奪取」したのは厚生省の人間ではなく東京裁判の弁護人を務めた法律家です。あやふやな知識で適当な回答を公開するのは如何かと思われますが。
http://www.tanken.com/koa.html
http://www.history.gr.jp/~koa_kan_non/
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お礼日時:2007/12/10 09:05

A級戦犯の遺灰は太平洋にアメリカの手によってまかれたのだと。

しかしこっそり遺灰の一部を持ち出した旧厚生省の人間がいて、現在なんたら神社だかなんだかにその遺灰は置かれているらしいよ。
靖国神社は戦中、軍部が軍人統制の為に使用していたから、戦後、米国による解体を恐れ、存続の為に宗教法人格にして何とかそこに逃げ込んだ。だから信仰の自由がどうたらでと言っている政治家はみな詭弁を言っているか、とりあえずよく分からないから人の言っている事をまねしてその場をごまかしているかのどちらか。
明治に作られた東京招魂社が現靖国神社であり、招魂社=魂を招く社(やしろ)として国家が運営していた。靖国神社は日本の為に戦った軍人が死んだら一度そこへ行くという事になっている。当時そういう設定にした。だからキリスト教だろうと神道だろうと仏教徒だろうと戦死した人間は靖国神社に集って来る事になっている。集まったらその後は極楽浄土に行こうが輪廻で生まれ変わろうが地獄に行こうが、国家は関与しませんよというもの。
信仰の自由とか魂は二つにならないとか、全部は嘘八百であってこじつけでありごまかし。戦争に負けて軍部が握っていた利権は全部無くなってしまって解体されてしまった、挙げ句の果てに牢獄入りしていた国際協調派なんていう売国政治家が国家の中枢になってしまった。それらすべてが許せない。だから何でもいい、流説、風説、風評なんでもいいから美化できる話をばらまいてとりあえず兵の増強を計ろうというもの。それには靖国神社は欠かせない。
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お礼日時:2007/12/10 09:03

教義だから、(神道なら)分祀出来ないのは常識でしょう。



彼らを別に祀るのは問題無いが、
ひとつの神を個別に分離する事は出来ません。
(どうしてもやるなら廃祀しかないでしょう)


尚、特定アジアは「靖国が存在しているから」反対しているのであって
社○党の「A級戦犯が祀られているから」とは個別の理由です。
戦後 数十年、特定アジアが全く問題視していなかった靖国を
社○党の主張で 外交カードにしてしまった【売国】にはあきれるばかりですが・・・
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お礼日時:2007/12/10 09:02

既に回答されているように、靖国神社にお骨はありません。

そもそも神道では個人の遺骨や遺体をどうこうすることはありません。日本の宗教について学びなおしてください。

「つまり、実際に観光で靖国神社を訪れてもA級戦犯が祀られているかを視覚的に捉えることが出来るものは何一つないのですね。」

質問者様はどこの方ですか?少なくとも日本人にとり神社は「参拝」する場所で「観光」する場所ではありません。靖国神社以外にも「観光」する場所は日本にも東京にも多数ありますので、そちらへ行ってください。

靖国神社は、日本を占領した連合軍も問題視せず、日本の独立後は折に触れて首相が参拝しても新聞の片隅で報じられるだけで誰も問題にしませんでした。日韓基本条約や日中共同声明を結んで韓国や中共と国交を回復した際も靖国神社の話など全く出ておりません。

1977年に、講和条約成立前に連合国の軍事法廷で処刑・獄死した方々が合祀され、新聞で報道されましたが中国も韓国も全く関心を示しておりません。その後、総理大臣が以前同様に参拝して新聞で報道されましたが、以前同様に問題にはされませんでした。

質問者様が言われる「靖国問題」は、1985年に中曽根首相が「公式参拝します」と言って靖国神社に参拝し、それに対して朝日新聞などの日本国内反日勢力が噛み付き、中国と韓国を煽ったことにより発生したものです。当時の社会党の田辺副委員長が北京に行き、中国政府首脳にご注進しました。

「靖国問題」とは戦後40年経って突然生じたものであり、日本と大東亜戦争を本当に戦ったアメリカやイギリスは何も問題にしていないことをお忘れなく。
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お礼日時:2007/12/10 09:01

そもそも一宗教法人に対して、「誰を祀れ」「誰は祀るな」などと政府が口出しすること自体、政教分離の原則に反します。



また、日本国内では問題とは思っていない人が大多数です。戦犯については、当時の国会において、社会党を含めて全会一致で赦免決議が行われ名誉回復が行われています。国際法的にも、日本が主権を回復したサンフランシスコ講和条約第11条に基づき、関係諸国の同意を得ているのです。
法的にはもはや罪人ではない方々に対し、未来永劫罪人の烙印を押そうとすること自体が大きな誤りです。
「問題だ」と騒ぐ人間(国)ばかりがクローズアップされていますが、問題視している方達が多数派ならそもそも国会決議などあり得なかったわけですし、今頃になって問題だと騒ぎ出すこと自体、マスコミの意図的な偏向報道そのものでしょう。

参考URL:http://www.jiyuu-shikan.org/faq/sengohoshou/a-se …
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お礼日時:2007/12/10 09:00

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