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1.光源氏について
 「源氏(げんじ)」というのは姓ですか?
 「源(みなもと)」が姓ではないですか?
 「源(みなもと)の光(ひかり)」とは呼ばないのですか?
 光が名なら「源氏光(げんじひかる)」ではないですか?
 光るというのは「光かがやく」というあだ名のようなものですか?

2.物語について
 天皇家を中心にし、かつ不倫を大きく扱っているのですが、
 問題にならなかったのでしょうか?
 不敬であるとともに、不適切な関係が多すぎます。
 処刑されても仕方がないような内容に思えますが、
 受容された理由は何だったのでしょうか?

以上です。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

1.光源氏は桐壺帝の第2皇子でしたが、幾つかの事情から臣籍降下され、その際に


  「源氏」姓を賜りました。
  「源氏」というのは「源」を氏・姓とする一族のことを言い「源」は皇族が臣籍降下する際
  に名乗る氏のひとつです。

  「光」というのは渾名です。幼い頃から美貌と才能に恵まれ、光り輝かんばかりだった
  ので「光る君」と渾名されたそうです。

2.当時の貴族の間では、面白い小説として持て囃されていたようです。
  その辺に関しては、『更級日記』に『源氏物語』を読み耽る件があるので、当時の状況の
  参考になるかと思います。

  受容された理由としては、#1で述べられているように倫理観の違いだと思います。
  倫理観が現在と非常に近い近代(大日本帝国下)では、不敬文学だと見做されていた
  事があるようです。
  (もっとも、そういう声は民衆から上がったらしいですが……)
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1については、既に回答がありましたので2について、思うところを述べます。


紫式部は、源氏物語を天皇家をモデルとしたとか、いつの時代のものかをうまくはぐらかしていて、万一当時のえらい人から問い詰められたとしても、逃げ道を作っています。
現代の人たちが、伏字や、比喩を多用して、何らかの責任を逃れようとしているのと、似ているかと思います。
紫式部には、強い後ろ盾があり、位の読者や支持者があったので、万が一に備えてのことだとは、思います。
現在、ドラマの最後に「このドラマは、フィクションであり、登場する人物、団体は、架空のものです」
と、入れさえすれば、何をやってもいいような風潮がありますが、まさにそれの「さきがけ」だったと思います。
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1番については私もよくわかりません。

すみません。。

2番に関して言えば、昔は性に関しての
考え方が今とは違うからではないでしょうか。
昔の倫理観は今とは全然違いますよね。

この時代は、男性が女性の元に通う、通い婚が一般的だったみたいですね。
俗に言う「夜這い」も普通の恋愛のスタイルでした。
好きな女性の元に夜出かけていき、一晩一緒に過ごし、朝に帰るというスタイルですね。

男性だけでなく、女性に対しても、おおらかだったみたいですね。

ただ女性の場合は一度に数人と付き合うと妊娠した時に誰の子だかわからなくなるので、
最低限のルールはあったと思いますが。。。

もう少し時代が後になると、女性は一人の男性に仕えると言う考え方が定着したと思います。
例えば、大奥で働く女性は、将軍のお手つきでなくても、男性とお付き合いをした、というだけで処刑されたりしてますよね。

宮中でも同じで、官女(宮中で働く女性)たちには厳しい戒律がかせられていたみたいですね。
目を盗んで、貴族たちと乱痴気騒ぎを起こして、死刑になったり島流しになった事件がいくつかありますから。。。

それにしても、源氏物語は確かに過激ですね。
源氏物語は、完全なフィクション(藤原道長がモデルだと言う説があるらしいですが)として、受け入れられたのではないかと思います。

それくらいこの時代の人たちの倫理観が、おおらかだったのではないでしょうか。

明確な回答ではなくてごめんなさい。
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