宮尾登美子の「鬼龍院花子の生涯」について

宮尾登美子のこの本を読みました。以前読んだ「岩伍覚書」と重なるなあ、と思ったのですが、この本に登場する鬼政や荒磯のモデルは実際にいたのでしょうか。山口組というのも出てきますが、これもあのヤクザの山口組？宮尾さんの本は、実在の人物を書いているものが多くて、フィクションとノンフィクションの部分の区切りがどのあたりなのか、読んでいると気になってしまいます。

No.1 ベストアンサー 回答者： Hell_Fire 回答日時： 2006/10/11 20:08

検索しただけですが・・・・

　鬼政親分のモデルは「鬼頭良之助（本名：森田良吉）」で，高知市九反田にいたそうです。

　◎九反田　高知市
　　http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=4000 …

　また，こちらの記事によると，山口組初代組長の山口春吉氏は鬼頭良之助（森田良吉）の兄弟分で，山口組二代目・山口登氏は鬼頭良之助（森田良吉）を渡世上の叔父と敬慕しつづけたそうです。

　◎Wikipedia　山口春吉
　　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3% …

　◎昭和の侠客―鬼頭良之助と山口組二代目
　　https://bookweb2.kinokuniya.co.jp/htm/4480037195 …

　他にも「鬼頭良之助」で検索すると色々とヒットする様です。

参考URL：http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=4000 … https://bookweb2.kinokuniya.co.jp/htm/4480037195 …

この回答へのお礼

ありがとうございました。ほんとにいたんですね。すっきりしました。ちなみに本に書かれた人物と実在の人物を教えてくれるようなサイトってあるかご存知でしょうか。

お礼日時：2006/10/13 19:33

No.2 回答者： tonton3893 回答日時： 2006/10/16 00:52

宮尾さんの出世作『櫂』は宮尾さんの実家のことを描いたもので、岩伍は父親です。

宮尾さんは四十過ぎまで芽が出ず、娼婦斡旋をしていた実家のことを思い切って書いて初めて高い評価を受けました。続編として『陽暉楼』『朱夏』などがあります。随筆の類を読むと詳しく分かるはずです。