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ニュースに下記の記事がありました。
「弾圧の闇、語らぬまま 崔圭夏・元韓国大統領死去 」
ここで言う弾圧の闇とはいったい何なのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

朴大統領が暗殺された直後に大統領代行に就任した人物です。


翌年の粛軍クーデターで追放になった人です。
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1979年10月26日、朴正煕(ぱくちょんひ)大統領が中央情報部長に殺害されました。


国務総理だった崔圭夏(ちょぇぎゅは)氏は直ちに大統領権限代行を任され、全国に非常戒厳を宣布します。
そして2ヶ月後の1979年12月、統一主体国民会の代議員によって第10代大統領に選出されたものの、
当時10.26事件合同捜査本部長だった全斗換(ちょんどぅほぁん)将軍が導いる新軍部勢力は崔圭夏大統領の許可も受けず12月12日に陸軍参謀総長を強制連行します。
12.12軍事クーデターと言います。
クーデターにより実質的権力は新軍部勢力に移りましたが、新軍部勢力は「大統領公認」の印象を内外に与える為に崔圭夏氏を大統領の座に留めました。
1980年5月、第2次石油ショック時に韓国経済を安定させる為に崔圭夏大統領が中東を訪問中、軍部は勢力を強めて国民との対立を深めます。
5月17日、全国に非常戒厳令発令。
5月18日、韓国南西部の光州(こぁんじゅ)で学生を中心に発生した民主化要求運動に軍部を投入し、数日後に武力で鎮圧。
その年8月16日、崔圭夏大統領は特別声明を発表しました。
「..すなわち私はここに大統領の職を辞し、憲法の定める職務代行者に権限の一切を譲る事にしました」
8月15日は朝鮮半島が日本から独立した日の行事が有り、その日を待ったのだと思います。
朴正煕と全斗換の軍部出身政権に挟まれ、外交官出身の崔圭夏政権は8ヶ月で幕を閉じました。
その後、崔圭夏氏は公的な席で在任中の出来事を語らぬまま、世を去りました。
「弾圧の闇、語らぬまま..」とは、主に5.18民主化運動の責任所在を明言しなかった事を指すと思います。
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光州事件のことでしょう。

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