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同一面上の複数断面の場合でもその断面係数どうしを足すことは不可ですよね。その場合、別々に算出した応力を足せばよいのですか?

A 回答 (2件)

>応力 断面係数の足し算はできる??



曲げモーメントに抵抗する=回転力に抵抗する同一面上に複数の断面が存在する場合,その断面群の中立軸に対するそれぞれの断面係数を算出すれば,足し合わせて,全断面群の断面係数とすることが出来ます。例えば,No1さんの重ね梁の場合がこれに相当します。

>同一面上の複数断面の場合でもその断面係数どうしを足すことは不可ですよね。

この足すことが不可というのは,同一面上の複数の断面個々の(通常は,それぞれの断面毎の中立軸について)断面係数を算出した後に,足し合わせる事は不可という意味と思います。

>別々に算出した応力を足せばよいのですか?

応力の場合も同様に,複数の断面に対し,個々の断面の中立軸でなく,断面群全体に対する中立軸によって計算すれば,全断面群に対し圧縮側応力=引張側応力が成り立ちます。
よって,通常は,複数の断面群に対し,1つの断面係数が算出でき,その結果,応力を別々に計算する必要はありません。

質問の意味をちゃんと理解出来ているのか不安ですが・・・,見当違いの回答の場合はご容赦ください。
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この回答へのお礼

いえいえ。大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/11/06 02:04

 構造物を平面で切断して応力を求めることはよくやりますが、このとき、釣合いの方程式と切り口の変形のを合わせる適合方程式とを使って応力を求めます。


 平面で切ったときの複数の断面の断面係数を足したり引いたりすることは全く無意味ですよ(^_-)
 ただ重ね梁のようにお互いに全く接合材を使わずにただ重ねるだけの梁等の部材の場合の断面係数は加えて計算して差支えありません。
 複数の部材をお互いにずれないように接合剤で繋いだ場合にはそれ等を一つの断面として断面係数を求めることが必要です。
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この回答へのお礼

丁寧なご解答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2006/11/06 02:03

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