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以下の言葉について教えてください。
・荷重平均
・食品構成表
よく聞く言葉なのですが・・。
探して見たのですが、詳しく解りませんでした。
すみませんが、ヨロシクお願いいたします。

A 回答 (1件)

荷重平均、食品構成表という単語をよく聞く、ということは給食関係のお仕事でしょうか?


●荷重平均について
ある集団SのなかにAという値を持つ個体がa個、同様にBの値はb個、Cの値はc個が存在したとします。この場合のSの荷重平均は=(A×a+B×b+C×c)/(a+b+c)となります。給食関係でよく用いるのは「荷重平均給与栄養量」とか「荷重平均成分値」ですね。
●食品構成表について
上記の「荷重平均給与栄養量」を満たすために一日に何をどのくらい摂取すれば良いかを表にしたものです(一日あたり米○g、魚介類●gなど)。そしてこれを算出するにはその集団給食における「荷重平均成分値」が必要になります。
ある集団に一日2400kcal必要な人が3人、1800kcal必要な人が6人いたとすると、この時の荷重平均給与栄養量は(2400×3+1800×6)/(3+6)=2000kcalとなります。これをエネルギー以外の栄養素についても計算します。
またその集団のある一定の期間で使用した魚介類の内訳がマグロ1kg、鮭2kg、イカ3kgを使用していた場合、荷重平均成分値(魚介類)=(マグロ1kgの栄養成分+鮭2kgの栄養成分+イカ3kgの栄養成分)/(1+2+3)となります。ちなみにこのままでは魚介類1kgあたりですから更に10で除して100gあたりの栄養成分に換算します。つまりこの集団に対して何かしらの魚介類を100g使用した場合に、給与できる成分はこのくらい、という目安です。もちろん厳密に言えば種類によって成分の誤差はありますが、長い目でみるとだいたいそこに近づきます。そしてこれもまた魚介類だけでなくその集団で使用する全ての食品群(穀類、肉類、など)について計算します。そして全ての食品群あたりの成分が算出できたら、2000kcalを満たすために一日に米は300g、魚介類は80g、肉類は・・・と決めていったのが食品構成表です。そして今後の献立を立てる上で、魚の種類がなんだろうが、肉の種類がなんだろうが、構成表に従った量を用いると平均的に必要な栄養量を供給できるというわけです。

長くなりましたので、これ以上はぜひ給食管理に関する書籍を一読されることをおすすめします。管理栄養士の国家試験に関する書籍のコーナーにあると思います。
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