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意味の違いを文法の違いから説明する場合、どのようなものになるのでしょうか。

A 回答 (6件)

文法的には「長く」は、形容詞「長い」の連用形であるのに対し、「長らく」は副詞です。

「長く」は時間的にも空間的にも使います。「長らく」は時間的な意味しかなく、ある時点から見た過去の期間について言う場合にしか使わないような気がします。
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長くはものの長さを言い


例えば「箒の柄を長くも持つ」とか

長らくは時間的観念を言うと思いますが
例えば「長らくご無沙汰しました」とか
に使い分けるようですが、自信はありません
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意味論と統語論(文法)は違うので、そもそも質問が無意味ではないでしょうか。

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「長らく」は「恐らく」に似ているように思います。


「恐らく」は
「恐る(動詞)」→「恐らく(名詞:恐れたことの意味)」→「恐らく(副詞:現在の用法)」
と変化して来ました。上古には動詞の未然形に「く」がついて名詞化することがありました。それが変化したのです。
これを参考にすると
「ながらふ(動詞)」→「ながらはく(名詞:長いあいだしたこと)」→「ながらく(副詞)」
と変化したものと思われます。「ながらはく」が言い難いので言い易い「ながらく」になったのでしょう。
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動詞「ながらふ」が副詞化したものではないでしょうか。


助動詞「り」を付けた「ながり」と言う表現があったとは思えません。

そうであれば、「彼は長らく不在である。」は間違いとは言えないのではないでしょうか。

「長く」が時間を表すとしても、文脈によって「長く」も「長らく」もほぼ同じ意味のときと、違うときがあります。
そして、「長く」を使うと、意味が不正確であったり、こなれていない文章に感じたりします。

「彼は長く言っていた。」
これは、文脈により、意味が変わりそうです。
本当はもっと短期間しか行っていなかったのに、など。

「彼は長らく言っていた。」
これは明確ですね。
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「らく」は上代語で完了の助動詞「り」のク語法だと思うので、


「長らく」は、例えば、長いこと○○だったが、そうでなくなったような場合に使われるのではないでしょうか?

彼は長く不在である。(今も不在)
彼は長く不在であった。(今も不在かどうかは不明)
彼は長らく不在であった。(今は戻っている)
彼は長らく不在である。(誤り)
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