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タイトルのままなのですが、
「以是」(これをもって)と「是以」(ここをもって)の違いを教えて下さい。
語順が違うことが、意味の上でどのように反映されるのか。
「是以」(ここをもって)は、「こういうわけで」の意味で、
「以是」(これをもって)は、「これによって」の意味だというのですが、すっきりしません。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

参考になるかわかりませんが,高校生のとき,漢文の教え方に疑問を持っていました.


今,私は中国語を話せますが,漢文って中国語を習っているのです.
「是」ということばはふたつの意味があります.述語動詞としての「ーである」と,代名詞である「これ」
漢文も現代中国語も,主語―述語ー状態語ー目的語
というふうに並びます.状態語は「なぜ,いつ,こういうことをしたか?」ということを
だから,語順によって,それぞれの単語(漢字)のやくわりがことなります.
「以」は,〇〇によって という前置詞なのでかわりません.

我叫以是劉備.  わたしはこれをもって,劉備と名乗ります. →このとき,我=主語 叫=述語 以是=状態語 劉備=目的語
我是以昨天劉備. 私は昨日をもって,劉備となりました.  →このとき 我=主語 是=述語 以昨天=状態語 劉備=目的語

つまり,是 が「・・である」と「これ」という2つの意味を有しているのでめんどくさくて,英語のように,前置詞「以」が前にくれば,名詞である「これ」,前置詞が後ろにくれば,述語である「・・である」というふうに是の意味が変わるとかんがえるとわかりやすくなるのですが,いかがでしょうか....参考になれば..
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>前置詞「以」が前にくれば,名詞である「これ」,前置詞が後ろにくれば,述語である「・・である」というふうに是の意味が変わるとかんがえるとわかりやすくなる
参考になりました。

お礼日時:2015/06/06 08:28

専門家ではないので、大ざっぱな説明しか出来ません。

「是以」(ここをもって)は文と文を結びつける「接続詞」のようなものと考えていいと思います。
 一方、「以是」(これをもって)の方は、「是」(これ)が目的語を示すのがふつうです。
 可 以 敬 為 主。(敬を以て主と為すべし)
(訓点がつけられませんのでこのような書き方をします。)
「以て」は別に訳さなくてもよろしいので、「敬を主にするべきだ」との意味に受け取ればいいのです。
 是 以 為 孝 乎。(ここを以て孝と為すか)「ここを以て」をひとかたまりに考えて、「そういうわけで孝としようか」と考えればいいでしょう。
 質問に具体的な例があがっていれば、もっと分かりやすかったのですが。(やっぱり、具体例を挙げて質問ですね)
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この回答へのお礼

あいがとうございます。
接続詞と目的語ですか。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/06/01 22:03

当方、門外漢ではあるが、興味で高校課程の「漢文」の学習(独学)を進めている・・!



偶々、所持している漢文参考書で、
----「以是」(これをもって)と「是以」(ここをもって)の違い----
・・の解説を見つけたので、当方も学習がてら、紹介させていただく。
(部分引用;漢文法基礎(二畳庵主人著))

●「是以」・・・・この場合に限り例外的に「是」を[ここ]と読み「是以」で纏まった一つの接続詞的に扱う。
●「以(レ)是」・・・・この場合「是」は「これ」と読んで目的語として使う。

訓読では慣習的に上の様に使い分けるらしい。

以上参考になれば・・!
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この回答へのお礼

あいがとうございます。
接続詞と目的語ですか。
参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/06/01 22:02

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