アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「学習心理学」って言葉耳にしたんですけど、それって一体何なのですか?教えて下さい。

A 回答 (3件)

はじめまして。


お答えに合うかどうかわかりませんが…。

学習心理学とは、「学習」を研究対象にする心理学の一領域(そのまんま)。
「学習理論」とも呼ばれています。

人間や動物は、生きているうちに多くの経験を積み重ねます。
それらの経験は、自らの行動を大きく変化させる要因となります。
例えば、大きな怪我をしたり、何かびっくりする経験を積み重ねると、だんだん行動が慎重になったりしません?
おもちゃが欲しくて泣き喚いている子どもに買い与えると、おもちゃ売り場を訪れるたびに泣いたりしてません?

学習心理学は、このような学習のメカニズムを解明することを目的としています。
「経験によってその後の行動が変化する。なぜなんだ?」を心理学的に研究しようというのが、「学習心理学」です。


かなり荒削りでご紹介しました。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

futuristさんの例え分かりやすかったです。
質問に回答して下さってありがとうございました。
(^。^)

お礼日時:2002/04/20 21:30

こんにちは。


私は大学で教育・学習心理学と言うものを習いました。
もしかしたら違うかもしれませんが、
例えば子供が学習意欲を発揮するのはどんな時かとか、
学習はどのように成り立つかということです。
パブロフの犬の実験って知ってますか?
そんな感じです(爆)
ちなみに、私の印象に深く残っているものに、
間接学習というものがあります。
これは、他人が怒られたり、誉められたりするのを見て
自分のことのように感じ、学習するというものでした。(多分)
おそらく学習心理学ってそんなことだと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

心理学全く素人の私ですが、パブロフの犬の実験は知ってます(^。^)あれって学習心理学に関する実験だったんですね。知らなかった・・・。質問に回答して頂きありがとうございました。

お礼日時:2002/04/20 21:36

何人の方が既に回答されていますが。


学習心理学はその名の通り「学習」に関する研究分野です。この辺は既回答を参考してください。ここで述べておきたいのは「学習」にかんしてどのようなアプローチをとるかでその内容が違うということです。

昔の学習心理学は「古典的条件付け(パヴロフの犬)」「オペラント条件付け」が主な内容でした。昔の学習理論の特徴は,学習は「頭の中で具体的にどんなプロセスで学習が働くかを【考えない】」というものでした。というよりは「頭の中」を調べることができなかったので,ブラックボックスとして保留していました。

しかし20世紀中頃に認知科学の発達(コンピュータの発達など)により,「人間の頭の中っていうのはこんぴゅーたみたいになってるのではないか?」として,それまでブラックボックスとして調べられなかった心理的過程を推測するようになりました。初期のモデルでは「人間もコンピュータと同じように知識を長期的に保存するハードディスクに相当する「長期記憶」庫があり……」などと考えながら学習メカニズムを研究していました。

このように20世紀中頃に起きた「認知革命」の前後で学習心理学の内容が違います。だから学習心理学の教科書を読んでみると,全然心理的過程を無視した学習理論があるかと思うと,「記憶」「思考」など心理的過程をまさに扱った学習理論がごちゃごちゃに載っているかもしれません(最近は後者の方だけかな?)。何故そのような性質が異なる理論が並べられているかは,以上のような学習心理学の研究史を考えられればおわかり頂けると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

まさか専門家の人に答えてもらえるなんて・・・今まで心理学にそんなに興味なかったのですが、皆さんの回答を読んでみて興味がわいてきました。回答して下さりありがとうございます。

お礼日時:2002/04/20 21:43

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!