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お雑煮やうどんの味など関東や関西、又地域によって味の異なるものがたくさんあると思うのですが、他にも地域によって味や食材の変わってくるものがあったら教えていただきたいです。
又、何故違いが出てくるのか自分なりの考えでもいいので教えてください。

A 回答 (3件)

九州では基本的に甘い味付けが多いです。


九州以外から来た人がこっちの刺身醤油の味に驚くことが多いようです。
昔から砂糖が手に入りやすい地域だったことが関係しているのかもしれません。
また味付けがこってりしたものが多く、豚骨ラーメンなどのようにくせのある食べ物も多いかなと思います。
稲作に向かない地域が多い為サツマイモ(甘藷)を使った料理も多く、お酒も日本酒より焼酎の方が多く作られています。
九州は大陸や東南アジアと昔から貿易などを通じての交流があったのでその影響を受けているのだと思います。
沖縄はもっと影響を受けていますし、それをアレンジしているのでさらに独特の食文化を形成しています。
九州や沖縄は本州の諸地域と海を隔てている為に独特の食文化が形成されたという面もあると思います。


近畿地方は薄味で素材の味を活かした味付けが基本ですが、余り調味料がなかった時代からの味付けを伝統として守ってきた結果と言えるでしょう。
平安以前から都がおかれ、近隣の地域から良い食材が集まるのであまり濃い味付けでごまかす必要がなかったという点もあるのかもしれません。

長野県など本州でも内陸部地域ではイナゴなどの昆虫を使った伝統食があります(最近は苦手な人も多いようですが)。
内陸部では魚が手に入りにくいことから、たんぱく質やカルシウムの不足を補う為に昆虫を食べる食文化が形成されたらしいです。
昆虫料理は結構いけるんで健康食としてこれからより注目されてくるのかもと思っています。

関東の伝統的な食文化というと納豆や色の濃い醤油(濃い口醤油?)でしょうか。
関東における伝統的な食文化を色濃く残しているのは鎌倉などであると考えられ、東京の中心部などは伝統的といっても江戸中期ぐらいからのものではないかと思っています
もともと武家や農家を中心とした質素な食文化をベースに江戸時代からの急激な都市化でいろんな地域の食文化が入り乱れて現在に至っているのではと思われます。
現在では日本の諸地域だけでなく世界各国の料理が食べられるようになってさらに食文化の融合が進んでいると思われます。
ある意味日本人らしい食文化を形成しているのかもしれません。

新潟県のように日本海側の稲作が盛んな地域では米味噌、日本酒、せんべいなどの米、もち米を中心とした食文化を形成しています。
日本の食文化を全体で捕らえたとき、かなりベーシックな食文化を形成しているのではと感じています。

北海道は明治維新後に開拓が進んだ地域なので他の地域よりも西洋料理が根付いていると思います。
酪農が盛んなことから牛乳やバターなどが手に入りやすいのもあるでしょう。

農村部(特に内陸)では味噌を多用し、都市部では醤油を多用する傾向があるように思われます。
農村部においては味噌を自分で仕込んでいたので、作るのに手間のかかる醤油は敬遠されがちだったのに対し、
都市部においては商業が発達しお金さえあれば手間をかけなくても醤油が手に入ったことから、農村部よりも醤油を多用しやすい環境にあったと考えています。

九州以外は行ったこともない地域のことも書いているので間違っている点もあるのかもしれませんが、私のイメージから考えるとこんな感じでしょうか。
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海沿いの地域はダシの文化があり、味付けが薄いです。

(塩気は強いが味噌や醤油などの味が薄いという意味)
逆に海無し県では味噌汁にダシを入れないところもあります。
また東北や中部山岳部では味付けが濃いです。肉体労働に合わせて味が濃いと言われています。
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おでんの具の種類と出汁にも違いがあるかと思います。


またタネの中でも「はんぺん」「薩摩揚げ」なんかも地域色ありますよね。
いわしを使ってるとこと、白身魚を使ってるとこ
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