プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近、石けんや石けんシャンプーに興味を持っています。
ネットで調べていてビックリしたのが
石けんには水酸化ナトリウムか水酸化カリウムが使われているということです。
(使わないと石けんは出来ないのでしょうが…)
そこには手に触れないようにして下さいと書いてあったり、
目に入ると失明する可能性があると書いてあったり、
劇物指定されているものみたいです。
あるページには「石けん作りに使う苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の濃度は、カビ取り洗剤中の濃度より実に50倍も濃いのです。」とも。

普通に売られている合成シャンプーも結構悪いものが入っているときいたのですが、どちらが体には優しいのでしょうか?
詳しい方、教えて下さい!

A 回答 (6件)

以前趣味で、手作り石鹸を作っていました。



手順としては、オリーブ油等の油と水酸化ナトリウムを混ぜて反応させ、1月から2月熟成させて石鹸にします。
水酸化ナトリウムの場合は、主に固形石鹸になり、水酸化カリウムを使う場合は、軟質のクリーム状の石鹸が出来上がります。

例えば水酸化ナトリウムを水に溶かし、油と混ぜ合わせた段階では、強アルカリの状態でガラスやステンレス製器具のみならず、人体の粘膜や皮膚を腐食します。
しかし、適正な量を使用し、「鹸化」という反応が済めば皮膚に障害を与えるくらいの危険性はなくなります。また、手作りの場合、石鹸になりきれない水酸化ナトリウムが石鹸の表面ににじみ出る事がありますが、空気中の二酸化炭素と反応し、炭酸ナトリウムになり皮膚を腐食するような危険性は殆どなくなります。(その為にも手作り石鹸では熟成させます)
○炭酸ナトリウムは、ベーキングパウダー(炭酸水素ナトリウム)でお菓子を焼く時に生成する物質です。私達が普通に食べています。

また、工業製品はクエン酸などで水酸化ナトリウムで余分な水酸化ナトリウムを中和し、危険性が無くなってから型で整形して出荷されます。

>「石けん作りに使う苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の濃度は、カビ取り洗剤中の濃度より実に50倍も濃いのです。」
これは、化学のお勉強をなされていない方や、業者の発言ですね。

また、合成シャンプーと天然油との安全性の比較ですが、合成成分とは言うものの、植物油の成分を化学物質の名称に置き換えた物だけの物もあります(例・天然植物油の成分はオレイン酸、リノール酸等から出来ています)。
一概に化学合成された原料から作られたシャンプーが悪いとは言い切れません。

前の方のご回答と併せて参考になれば。
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#4です。


さて、石けんシャンプー派と疑問派両方の意見が出たようなので、あとは『ご自分で実際に使ってみて判断すること』をおすすめします。

石けんシャンプーの使い方は、ちょっとコツが必要です(最初は泡立っていてもだんだん泡が消えてきたり…。その時は、シャンプーを足して泡立ててください。)。
詳しい洗い方はこちらのサイトが分かりやすいかと思います。石けんシャンプーを使っている理容師さんのHPです。とくに「せっけんシャンプーの上手な使い方」が、トラブル編なども含めておすすめです。
http://www.lcv.ne.jp/~midori/

こちらも楽しいですよ。こちらの管理人さんは国内大手メーカーコスメの美容部員を以前にしていたのだそうで、敏感肌用のナチュラルケアなど紹介されています。
http://natural-life.seesaa.net/category/269379-1 …
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専門家といっても,髪の毛の専門家,理容師です。



まぁ,正直に書いてしまいますと,なんと,勘違いしている人が多いことに驚かされてしまいます。
石鹸シャンプー剤の販売メーカーの書いていることを鵜呑みにすることは大変危険なことなのですよ。(石鹸シャンプー剤だから肌の状態が改善されたなどと言うことではないのですよ)

洗浄剤(石鹸やシャンプー剤,洗濯洗剤など)で一番危険なのは,「洗浄成分」です。
どんな洗浄剤であっても,洗浄成分が含まれていなければ,ものすごく安全なのです。
しかし,洗浄成分が含まれていることで,丁寧に洗浄成分を落としきらなければ,使用した洗浄剤に含まれている他の危険な成分が体内に侵入する危険性が高まってしまうのです。
というのは,洗浄成分には「脱脂力」がある上に「脱水力」まであります。
そのため,もし,肌に残っていますと,肌表面の皮脂を奪い取るだけでなく,肌を覆っている角質から水分を奪い取り,一時的かもしれませんが,乾燥肌にしてしまうのです。
そして,乾燥肌のために空気の刺激を受け,肌が炎症を患うようになるのです。
さらに,炎症を患ってしまった肌の免疫機能は低下してしまいますから,洗浄成分と一緒に肌に残留していた他の成分が侵入するようになってしまうのです。
そのため,髪の毛を保護する成分など髪の毛に良いと考えられてシャンプー剤に含ませている成分が体内に侵入して,ものによってはガンを誘発させてしまうこともあるかもしれません。

ところが,洗浄剤にとって,洗浄成分というものはなくてはならないものです。(まぁ,当たり前の話ですけどね)
つまり,必要悪というわけです。
となれば,洗浄成分と上手につきあうことが,自分の健康を維持する上で大切になってくるのですね。
つまり,必要最小限のシャンプー剤でシャンプーし,かつ,洗浄成分が頭皮などに残らないようにしっかりすすぎ落としてしまうことが大切になるわけです。
そのためには,まず,予洗といってシャンプー剤を使う前にすすぎ洗いをして,そのすすぎ洗いだけで落とすことが出来る汚れなどを落としておくことで,少ない量のシャンプー剤でも分汚れや皮脂などを肌や髪の毛から「浮かす」ことが出来るようにする必要があります。
そのためには,たっぷりのお湯が必要で,さらに,予洗の2倍以上のたっぷりしたお湯でシャンプー剤をすすぎ落とすことが,健康上,非常に大切なことなのです。(ちなみに,シャワーを使った場合,予洗のすすぎ洗いは1~2分間程度を,シャンプー剤のすすぎは2~3分間程度を目安としてください)
なお,市販のシャンプー剤,および,それと同等のシャンプー剤を使用した場合,「500円玉1枚程度の量(ポンプ式ボトル入りの場合は,ポンプ1回押しの量)までのシャンプー剤を手に取り,必ず,5~6滴から最大でシャンプー剤の2倍までの水分を加えてよく馴染ませ,両手で出来るだけ細かくなるように泡立たせてから,その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーする」ようにしてください。(これも,すすぎやすくするためであり,かつ,効果的に汚れを落とせるようにするためです)

少なくとも,洗浄成分が頭皮に残留していなければ,肌の免疫機能は正常に保たれますので,(石鹸を含めた)石鹸シャンプー剤以外は,一応,安全と言えますよ。(つまり,身体に優しいと言うことです)
なお,石鹸シャンプー剤の場合は,必ず,一番最後に「酸性リンス」をして,頭皮のpHを弱酸性に戻してください。(石鹸シャンプー剤以外のシャンプー剤は,弱酸性です)
もし,これをしませんと,頭皮の免疫機能は低下したままになってしまい,雑菌などの侵入を許しやすくなってしまいますよ。

ということで,正しくシャンプーが出来るという条件であれば,実は,市販のシャンプー剤,しかも,その中でも値段の安い髪の毛などを保護したり保水(保湿)したりするような成分が含まれていないシャンプー剤が,身体に優しいと言えます。
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苛性ソーダについてはほかの方が回答なさっているので、


>普通に売られている合成シャンプーも結構悪いものが入っているときいたのですが、どちらが体には優しいのでしょうか?
この点について。

石けん百貨のHPはもうご覧になりましたか?石鹸の性質について詳しく載っています。
http://www.live-science.com/
また、このHPの中の入門編「あなたの石けん親密度をチェック!」という項目ですが、下のほうの「診断する」をクリックして、各問題の「更に詳しい解説」を開くと、わかりやすく解説してあると思います。
http://www.live-science.com/honkan/beginner/char …

石けんはアルカリ性です。ここでよく聞くのが「石けんは強いアルカリ性だから肌を荒らす。お肌と同じ弱酸性のシャンプーがよい」という話です。
これが誇張された誤りであるということは、「25.弱酸性の洗浄剤のほうが肌に優しい。」の「更に詳しい解説」をごらんになればわかります。

私は合成シャンプーを使っていたときは頭皮だけでなく肩や背中にも吹き出物ができたし、ボディーシャンプーやお風呂用洗剤が原因で足裏がひび割れていました。
これらの悩みは石けんシャンプーや、体洗いや洗濯・掃除にも石けんを使うことで改善されました。

「石けんのほうが体に優しい」「(合成)シャンプーのほうが優れている」いろんな説がありますが、自分の経験からは前者が正しいと考えております。
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水酸化ナトリウムか水酸化カリウムは、油脂分と化合して石鹸分になりますので、大丈夫ですよ^^



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/鹸化
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私は5年前から下記ページの方法で石鹸を作っています。


作ってから一ヶ月たてば使えるんですが、
その間に苛性ソーダの毒性はなくなっていて、
保存料や添加物が入っている市販の石鹸より
ずっと安全で皮膚にやさしい石鹸です。

http://jfish.jp/hajimete/index.html
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