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真鍋かおりさんの出演するNHKの番組を見て疑問に思いました。

赤外線衛星はよいとして、X線衛星と電波衛星のそれぞれの特徴はどんなことがありますか?メリットに関してしりたいのです。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

番組を見ていないので、どういう説明に疑問を持たれたのか解りませんが、それぞれの特徴を説明しますと次のようになります。


1)X線衛星
宇宙には数100万度から数億度といった非常に高温の天体があります。太陽のコロナ、超新星、超新星残骸、活動銀河中心、ブラックホール周辺など活発に活動しているところです。そういった天体は主にX線の波長域で明るく光ります。また、中性子星の近辺では非常に強い磁場のために温度以外の理由でX線を出すものがあります。X線で宇宙を観測することで、活動的な場所で起こっている事柄の詳細が見えて来ます。残念ながら観測したいX線は地球大気に阻まれて地表まで届かないために衛星を打ち上げて観測します。見えるのはX線の反射ではなく、天体自身がX線で光っているからです。電離した鉄等のイオンもX線で光りますから、ある程度元素の分布も解ります(鉱物のような固体は見えません)。
2)電波衛星
逆に低温の天体では水素原子や色々な分子が電波の波長域(ミリ波、マイクロ波)で光ります。例えば分子雲と呼ばれるものですが、これは銀河の中で次世代の星の材料になるものです。電波の観測の多くは地上の電波望遠鏡で行えますが、一部大気で吸収される波長領域があり、その領域は衛星の出番となりますが、衛星を使うのはより重要な理由があります。電波は可視光に比べて波長が長いため、可視光と同じ口径の望遠鏡で見ても細かいところがよく見えません。可視光の巨大望遠鏡波に細かいところを見るために世界中の電波望遠鏡を結びつけて天体を観測するVLBIという観測手段を用います。これは望遠鏡の間の距離が長いほど細かいところまで見ることが出来ます。地球上で観測している限り距離は地球の直径を超えられませんが、片方の望遠鏡を宇宙空間に持って行けばもっと距離が稼げるため、今まで見えてこなかった細かい天体の構造が見られるので、電波衛星を打ち上げるのです。
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遠い星は赤方偏移がきついので、電波による観測が有利になるのかも知れないです。

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★私も見てます。

サイエンスZEROでしょ。
・『X線衛星』と『電波衛星』で鉱物を分析するためです。
・分かりますか?→『X線』の成分から金属が分かるのですよ。
・鉄、銅、コバルト、ニッケルなどいろいろありますが、金属によって
 『X線』などの跳ね返ったときの成分で分析するようです。
・確か『スペクトル分析』っていいます。
・電波望遠鏡などがこれを利用して、目に見えない天体を画像解析で
 写真にしたりします。

補足:
・電波、X線(放射線)、ガンマ線などいろいろあります。みんな高周波の仲間です。
・メリットとは、天体の成分(鉱物)を分析して判明可能ということです。
・短いですが以上。おわり。
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下手な説明より、JAXAのホームページで検索してご覧になった方が良いでしょう。



参考URL:http://www.jaxa.jp/index_j.html
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