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聾唖者の資格試験研修の補助について質問いたします。

私の勤めている会社では、基本情報技術者の資格取得が奨励されています。
基本情報技術者はソフトウェアの開発技術者に必要な基礎的な知識を検定する試験で、
全くの初学者が独学で合格するには100~200時間が必要です。

この春より受講料は会社負担で基本情報技術者の研修を受講する事になりそうな模様です。
(専門学校で受講するか、講師を社内に招くかは未定)
そこで問題なのは、私の同僚に1名、聾唖者の社員がいる事です。

今までの社内の技術研修では、他の研修受講者がチャットソフトを利用し、講義の内容を
同時進行でタイプする形を取っていました。
しかし、今回の基本情報技術者研修は、研修の密度が非常に濃く、かつ長期間に渡るため、
チャットソフトを利用した場合、タイパー自身の負担が大きいと思われます。

そこで質問ですが、チャットソフト以外の方法で、この同僚の基本情報技術者研修の
受講を補助する方法はないでしょうか?

以下は当質問の補足です。

・社内で研修開催になった場合、情報漏洩を防ぐため、社外の人間に補助を依頼する事は難しい。
・会社の今年の業務量を考慮すると研修未受講の社員に補助を依頼するのも困難である。
・社員の基本情報技術者研修の受講者は十人未満である。
・このうち他の研修で進んでチャットソフトでの補助を行っていたのは2・3人である。

専門的な内容の資格試験であり(専門的でない資格試験などありませんが)全く同じ機会に
接した方は少ないと思います。少しでも似た状況に置かれた方や、当質問に何か意見を
お持ちの方はご回答いただけますと大変助かります。

A 回答 (1件)

はじめまして。



聴覚障害者が社内にいるとのことで、その方の実態にもよるとは思うのですが…。チャットソフトにて研修内容をタイプしていたということは、日本語の面で問題はないと理解してよいでしょうか?
また、取得する資格の特性から、英語の知識や論理的な内容への理解も多少必要とされると思うのですが、その点で問題はあるでしょうか?

その聴覚障害をもつ受講者が最も理解しやすい方法が何かは分からず、理解のスピードも分からないので、はっきりと断言はできないのですが…ある程度繰り返すことで理解していく状態なのであれば、補助者が隣の席に座り、テキストに注釈を入れながら、概要をノートテイクしてあげるという方法もあるかと思います。
この場合のメリットは、大事なところをノートに書いておきテキストに注釈を入れることで、何を学習したかが手元に残せるところですね。ただ、講師の話を一言一句伝えるというわけには行かないでしょうが。

また、講師にもあらかじめ聴覚障害者が受講していることを講座運営の前提として伝えておき、ホワイトボードへの板書やテキスト選定などを考慮してもらうことと、講座中に板書をデジカメで撮影することを了承してもらうことなど、事前に話しておくと良いと思います。

また、障害特性上、人によっては分からないことがあるとその場で思考がストップする傾向があります。つまらないことでも講座途中で質問できる仕組みを作っておくと良いと思います。例えば隣の人に尋ねるとか、つまらないことでも講座途中に講師に質問できるような雰囲気をつくっておくとか。事前にそういうことがあると受講者全体に確認しておくようにするなど、事前にできることはしておいた方が良いと思います。
業務の状況も分かりませんが、次の講座の前に本人から分からないところを受講者に尋ねて、家庭教師スタイルで再度確認しても良いでしょうし。

専門性が高いハードな内容とはいえ、参考図書もたくさん出ていますから、本人が分かるような書籍を購入してきて、テキストと併用するとより理解が進むような気もしますし、何より社内に受講者がいるのですから、お互いに助け合うような雰囲気を作ることを念頭に置くと良いのだと思います。

あとは、作業しながら理解していくこともできるかと思いますので、実際に手を動かしたりPCを操作したりしながら理解していくことも大事でしょう。実際に本人が自分で書いたり質問に答えたりすることで、理解の状況を確認する効果もあるかと思います。

ずらずらと思いついたことだけですが、以上のようなことを考えました。

以前、一般の方向けのパソコン講座にろう者が受講したとき、通訳をつけて対応した例を知っています。人によっては手話通訳と言う方法も考えられますが、今回は講座内容や回数を考えると難しいと思い提案しませんでした。状況を考えると、受講後に受講者同士で助け合うことでフォローができると思うのですが…。

参考になれば幸いです。
分かりづらいところがあったら、再度説明させて頂きます。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答をいただきありがとうございます。

本人は日本語の面でも、英語の知識や論理的な内容の理解の点でも全く問題ありません。
また面と向かってであれば、読唇で話している内容は理解出来ます。

口座の内容を専門学校側に確認したところ、
・講義はテキストに沿って進行する
・テキストの補足やポイントを講師が口頭もしくは板書で解説する
・同じ所を何度も繰り返し説明するわけではない
・ただし講義途中の質問はいつでも受け付けている
・また講義時間外の質問にもいつでも応じる
との事でした。

以上により、ご回答にあった『補助者が隣の席に座り、テキストに注釈を入れながら、概要をノートテイク』
する形式を取り、テキストの参照箇所や口頭でのテキスト以外の説明内容は補助者が走り書きででも
伝える形で補足したいと思います。

講義と同時進行でのサポートは難しいですが、幸い講義時間内外での講師への質問には
いつでも応じて貰えるようなので、講義に参加している社員のサポートと本人の頑張りで
合格を目指したいと思います。

参考になるご回答をいただき本当にありがとうございます。

お礼日時:2007/01/14 00:01

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