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国語と言うより歴史のカテゴリーに入るかもしれませんが小生が中学生の頃ですから30年以上前の授業で先生が平安朝前期頃までは日本人と韓国人は極ゆっくりと喋り会えば何とか通じる=今のスペイン語とイタリア語みたいな関係みたいなことを言っていたような記憶がありますがそれ以来マスコミであろうが、本であろうがそんな話を聞いたこと有りません。本当はどうだったのかご存知の方いてますか?

A 回答 (4件)

安本美典氏の論説では、古極東アジア語を7000年があり、そこから、日本語 韓国語 アイヌ語が分かれたとしています。


だとしても、分かれて6000年後の平安初期でコミュニケーションできたかはちょっと信じがたい。
スペイン語とイタリア語は分かれて2000年たっておりませんし、英語とドイツ語も同程度。

韓国語ではなく、渤海使は、日本に来たときに通訳を介さずに宴会をやったというのが、日本の史書にあるという説明は昔聞いたことがあります。
これも、渤海使=渤海の知識人と日本側のホスト=日本の知識人との宴会なので、中世ヨーロッパでラテン語で知識人同士はコミュニケーションできたと言いますので、もしかしたら 中国語でコミュニケーションしていたのかもしれません。
あるいは、日常的に接触していた北九州の交易関係者と南韓国の交易関係者は、ピジン語のような感じでコミュニケーションできたかもしれません。
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次のページに日本書紀に掲載されている説話の議論があります。


http://www001.upp.so-net.ne.jp/yasuaki/misc/lang …

これはウケモチノカミという神様が死んだとき、身体の各部からいろいろな穀物ができた、という話ですが、日本語では全く意味がわからない話になっています。

しかし、身体の各部と生えてきた穀物の名を現代朝鮮語で解釈すると、きれいに掛詞になっているそうです。つまり、この神話は元々朝鮮半島で作られた神話で、これを日本語に翻訳したために意味不明の話になっている、というわけです。たとえば "Madam, I'm Adam" という英語の回文を「奥様、私はアダムです」と日本語に翻訳すると回文にならないのと同じ現象ですね。

これから考えると、日本書紀のできた8世紀には、当時の日本語は現代日本語とあまり差がなく、当時の朝鮮語は現代朝鮮語と差がないこと、さらに当時の朝鮮語と日本語では全く異なっていること、などが結論できると思います。

いずれにしても、日本語は8世紀まで遡って単語や発音を研究できるのに対し、朝鮮語の発音はハングルが発明された15世紀にまでしか遡れません (ごく僅かな例外を除き) から、平安時代に話が通じたかどうかはわかる筈はありません。
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確かに日本語と朝鮮語は元は同じ言葉ではないかと思うくらい文法が似ています。

主語、述語、てにおはに相当する助詞まである。男言葉、女言葉、敬語も。
しかし、一つ一つの単語がまるで違うのです。共通のもありますが、それは日朝共通の外来語である漢語表現だったり、日本統治下で朝鮮語に取り入れられた言葉だったりで、とてもスペイン語&ポルトガル語のような似通った言語どころか、英語とドイツ語、イタリア語以上にかけ離れているんです。
これではたとえ大和朝廷の時代であったとしても通じるのは無理だと思いますね。
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同祖である (と考えられている) 単語はあるので, そのような単語を並べるというくらいであれば意思の疎通はできると思いますが....


実際のところ, そのころ朝鮮語がどのような単語を持ちどのように発音されていたかってのはほとんど資料が残っていないんじゃないかなぁ.
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