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 このたび、あるディベート大会で、女系天皇のメリットについて、論点として、戦うことになりました。よろしければ、どなたか、女系天皇のメリットについて、ご教授ください。

A 回答 (12件中1~10件)

まず何をメリットとするかを決めて議論して下さい。

男系を辿って先祖
を調べると神武天皇に到達できるのが今の男系天皇です。女系にしたそれ以後は先祖が何者か判らなくなります。
最近まで議論されていた継承は女系でも男系でも継承出来るとした、雑系とするものであり民間の旧家の跡継ぎの方法と同じであります。メリットと言ふなら継承を男系女系を厳密に規定していないので血の繋がりだけは維持できることだけです。将来先祖が誰か問われた時特定できないことがメリットと言ふ人もいるでしょう。
皇室と現在の男女同権、民主主義とは同じ価値判断の場で議論できない事です。皇室のことをメリット、デメリットで議論して何を得ようとしているのですか。民主主義を完全なものにするためには皇室を無くさなくてはならないと言っている勢力がいるくらいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/28 21:41

他者の回答にコメントすると、ルール違反となって


編集サイドに回答を削除されてしまうので、
自分の回答(No,5)に対する補足として以下の文章を書きますが、
君主制度に将来を託すべきはありません。
君主制度は、男尊女卑と同じ、過去の遺物であるということを
忘れてはならないのです。
男尊女卑を否定するのに、
なぜ君主制度だけを現代化してまで永続するのでしょうか?
また逆に言えば、君主制度は過去の名残りであり、”伝統”であるいえます。
その伝統は新しく変えてしまえば、伝統としての価値を失うのです。
伝統とは変わらないことに唯一の意味があります。
それがいかに馬鹿げていても、不合理でも伝統とはそういうものです。
世襲制度も、非論理的な因習の一つといえますが、
直系の血縁者で優秀な人物が続く可能性は、歴史的に見て0%です。
だいたい三代目か五代目以降は、無能な君主が登場して
国家の屋台骨を崩していくというのは歴史が証明するところです。
古代ローマでは、世襲制を馬鹿げたものと見なしていましたが、
他の人類がそれに気付くのに2千年もかかったわけです。
民主主義の諸制度が確立された今、世襲制は無意味であり、
その点では男系でも女系でも大差はありません。

天皇家の歴史は、日本の封建的価値観そのものでしょう。
その皇室をあえてモダンにする必要がどこにあるのか疑問です。
そりゃモダンで進歩的にすることもできるでしょうが、
それに何の意味があるのでしょう?
皇室が自称2600有余年の歴史と伝統を放棄したら、何が残るのでしょう? 
これは遺伝学の問題ではありません。
それが私の言うところの「何を優先するのか」という命題です。

誤解されないようにいいますが、別に女系天皇に反対しているわけではありません。
そうしたいならそうしても結構ですが、それは単に皇室の安定した継承のためになるだけであって、
男女平等とも無関係ですし、あらゆる旧習や偏見の解消にもなりません。
そもそも将来の女性天皇が、将来の模範となる保証もなく、
また歴史的に見れば、ビクトリア女王の夫アルバート大公のように
激しいバッシングを受けた例もあって、
女系だろうが男系だろうが、人々の支持を得られ続ける保障もありません。
そもそももしモダンな改革を望むならば、
君主制を廃止するのが最もモダンなわけですが、
しかし日本人は伝統を保つ道を選んでいるわけで、
女系になっても伝統を保持できなければ、
続ける意味と目的を失うので、
天皇制自体が支持を失うことになるでしょう。

日本社会の男女問題を喚起するのは、結構ですが、
天皇制を巻き込むと余計に、男女問題の解決からはほど遠くなると思いますね。
なぜ男女問題を具体的に直接喚起しないのか、不思議です。
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この回答へのお礼

 度々のご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 11:05

回答の中で、天皇制の存在自体が不平等だから、男女「平等」とは無


関係とのご発言を拝見しました。確かに天皇制と現在の日本の男女平
等問題とは、直接的には無関係です。しかし、男女問題全般のうち、
どの辺りまでが男女「平等」の問題かを線引きするのは難しいです。
従って、私は天皇制の問題と男女「平等」とが交錯しても、それを関
連づけて論ずること自体には意味があるという立場から発言します。

後継者確保や血を受け継ぐということであれば、天皇家も世間同様に
女子が適切?な家から婿をとるというのが一番簡単なのですが、「男系」原理がそれを阻んでいます。
日本の近世の天皇家や武家・公家などを見ても、「家柄」がモノを言
うのであれば、家柄の良い「正室」から生まれた娘に家柄の良い所か
ら婿をとれば良い訳ですがそうはせず、身分うんぬん以前の下女とか
の母親から生まれた男子であっても、男子がいる限り男子に家を継が
せる。(娘が婿をとるのは、男子がいない場合に限られる) これが
「男系」と言われるものの基本原理です。血脈だとか家柄だとか伝統
だとか言いながら、突き詰めれば、遺伝学の原理に反して、女子への
血の継承を容認しないか、最悪の場合の代替手段としか見ない。そう
いうことです。

動物の世界では強いオスが子孫を残しやすいし、それが種の保存のた
めに必要なことも周知の通りで、恐らく古来からの人間の男系の原理も、こんな所が出発点でしょう。だとすれば、生存権が保障される現
代社会で、Y染色体の継承が第一義だというに等しい男系制度は、時
代錯誤という以前に不合理というほかありません。

核家族化で妻が夫の家に入るという感覚は少なくなりましたが、無条
件に夫の姓を名乗るのが当たり前と思っている人は、まだまだ多数派
ですね。これも実は考えものです。蛇足ですが、私個人としては、選
択肢のひとつとして、結婚とともに夫婦で考えた新しい苗字を名乗れ
るようになったらいいなと思っています。

私は、女性天皇・女系天皇の議論を見聞きするにつけ、男系の呪縛か
ら開放された新しい天皇家が、今日まで続く意味のない男女の区別の
解消の旗振り役と率先垂範をしてくれたら良いなと思っています。まあ、今でも日本の伝統のある家には不似合いなレディ・ファースト的
な演出を見かけることもありますが。

現在は天皇家でも一夫一婦なので、後継者選びの際の母方の家柄は完
全に意味をなさなくなりましたし、お妾さんがいた時代と比べれば、
後継者難となるのが不可避なのは、既に周知の通りです。
皇位継承を男系に固執する限り、養子を容認しない限りは、旧宮家の
皇室復帰とか側室制度の復活といった、時代の逆行となる解決しかあ
り得ません。
しかし、男系に固執しなければ、時代を前に進める、新しい展望が開
けるかもしれません。まあ、けったいな不平等の制度を新設してまで
天皇制を残す必要も感じないという面もありますが。

男女「平等」に限定せず、広く日本社会の男女問題の一つとして、女性・女系天皇の議論が深まれば良いな、と思います。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 11:04

古代史の鍵を握ります「古事記」「日本書記」は万世一世を唱えながら,王朝の交替を匂わせた記述がありまして,これが古代史の謎になっています。


この曖昧さの説明として”女系による継続”説がありますが,私もこの説には賛意を持っています。遺伝的にも問題がないのでは。
歴代の天皇は正室よりは側室の生まれが多いですし,過去は宮家が多数存在しました。少なくとも1400年間,系統を維持するにはその制度もやもうえない事と感じます。
今の皇室典範を絶対的であり,かつ一夫一妻制が常識の時代的背景を考慮しますと天皇家は必ず破綻をきたすと思います。
女系天皇を容認すべきと考えますが。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 11:03

デメリットなら腐るほどあるのだが

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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 11:00

明らかなメリットは天皇の位を近親者の間で渡せる, つまり「皇位継承の際に紛れが少なくなる」ってことかな. なにせ旧皇族が今の皇統から分れたのは室町時代ですから....


ちなみにイギリスの「マウントバッテン=ウィンザー」という姓は現エリザベス女王とその子孫に限定されていたはず. その他はウィンザーを名乗ってますし, そちらに王統が移れば再びウィンザー朝を名乗ることになります.
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 10:59

王朝の乗っ取りが合法的にできるです。



これによって三菱・三井などの旧財閥系や島津・毛利などの大名系が何時でも日本の最高地位に就けるのです。

世界の常識は男系が王族です。(英国はチャールズ王子以降はマウントバッテン=ウィンザー王朝に変更されます。いままではウィンザー家で元姓はザクセン・コブルク・ゴータ)
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 10:58

女系天皇容認のメリットは


皇位継承者が増え、断絶の危険が減るということ”のみ”です。
これだけです。そもそも昭和天皇が側室制度を止めたことから
皇族のメンバーの数が減ったことが原因ですから
皇室の継続が問題のすべてであり、本質なのです。

よく男女平等などと女系天皇容認を混同する人がいますが、
論理的に考えれば、それがいかに無関係かよくわかります。
そもそも君主制も世襲制も、ともに不平等な制度なのです。
平等には行うことは絶対に不可能です。
君主制を平等に行うとしたら、
選挙で全ての国民を候補に選ぶということになりますが、
それは大統領制度ということになり、君主制ではありません。
世襲制を平等に行うとしたら、
皇室のメンバーの誰が継いでもいいことになります。
なぜ先に生まれた順番に皇位継承順位がきまるのか? 
年功序列は明らかに不平等ですし、
男女平等だけを優先できる根拠は全くありません。
世襲制の順位を任意で行うことになればさらに大問題で
誰が何の権限で決めるのか、現行憲法では規定もないので
事実上は憲法を変えないと不可能でもあります。

そもそも平等とはなんでしょうか?
日本国憲法が認める基本的人権にははっきり書いてありますが、
「第十四条、すべての”国民”は、法のもとに平等であって、
人種、信条、性別、社会的身分または門地により
政治的、経済的または社会関係において差別されない」としるされています。
性別、つまり男女差別は認められないが、他の差別は認めるというわけにはいかないわけです。
逆に言えば、天皇および皇室は、憲法において”国民”とは定義されてないわけで、
君主制、世襲制度は同時に平等ではありえないのですから、
天皇制と平等とは無関係なのです。
そういう論旨で女系天皇を論じるのは全くお門違いと言えるでしょうから
この点はディベートでも注意すべきです。簡単に論破されますからね。

これを踏まえたうえで、何を優先するかが男系か女系もアリかの議論の中心となるでしょう。
天皇制はそもそも何のためにあるのか?どうあるべきかということを
どう定義するかによって、答えが変わってくるからです。
”永続性”を重視するならば、女系も養子(憲法が明確に禁止している)も
ありえるわけですが、
”伝統”を重視するならば、女系は否定されるでしょう。
しかし宮家/旧皇族からの養子は過去に前例があるのでここにはまた別の議論がおこりえますね。

男系か女系かという皇室問題は、要約するならば永続性か伝統かの問題といえますが、
決して、男女平等の問題ではありません。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 10:57

ディベートとは、話し方を競うものではなく、論理を構築して相手を論破することを競うものです。


教えてGooで「女系天皇のメリット」を聞いてディベートするのでは、ディベート大会に出場する意味がありませんよ。出場を棄権されてはいかがですか?
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・日本国が男女同権であるというイメージを、世界へ発信できる


・男子が生まれなくても、女子がいれば継承に問題ない
・日本が戦前の天皇制へ回帰するのでは、と邪推する隣国に対し、回帰はありえないとの、明確な証明になる

こんなところでしょうか。
戦後社会における天皇は、民主国家の象徴なので、民主的なイメージを体現すべきだ、と主張することも可能でしょう。
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この回答へのお礼

 とても参考になりました。ご回答ありがとうございます<(_ _)>

お礼日時:2007/01/27 11:01

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