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地学の参考書のフェーン現象の説明の図の中で、空気塊が山を吹き降りる時にも空気が飽和し続け雲ができている図が載っていました。空気は下降する時温度が上昇するのだから、風が吹き降りる時にも飽和して雲ができているのが理解できません。どういう仕組みなのでしょうか。分かりにくい説明でごめんなさい。

A 回答 (3件)

まず質問で「雲ができている」ということは、山を下るときに新たに雲が発生しているということではなくて、


山頂を越えたのに雲が残っているのはなぜ?
という質問と捉えてよろしいでしょうか。

山を駆け上るときに発生した水滴(雲)が山頂に到達するまでに全て雨として降っていたのであればANo1さんのURLのような図になると思いますが、これはいわば簡単に説明するための超極端な例です。
しかし普通はそんなことはなく、山頂までに全てが雨として降ってしまうわけではないですよね。
そして、雨として落ちきれなかった雲は、山を駆け下りていきますが、
駆け下りるときに徐々に気温が上昇していくので、雲を構成している水滴は徐々に気化していきます。
全ての水滴が気化したところで雲は消えます。

山を登っていくときに雲ができ始める高度と、山を下るときに雲が消える高度には差があると思いますが、
その高度差は雨として降った水の量の差をあらわしているのと同時に
風下で起こるフェーン現象の温度差を産み出します。
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この回答へのお礼

大変よく分かりました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2007/02/02 14:07

ANo2です。

一部訂正します
>その高度差は雨として降った水の量の差をあらわしているのと同時に


その高度差は雨として降った水の量をあらわしているのと同時に
でしたすみません。
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どうもその図は変ですね。


フェーン現象の肝は、風が山越えすると気温が上昇する、ということにあります。
山を降りるときは気温は上昇して含むことのできる水蒸気は増えるのですから(飽和水蒸気圧曲線を参照)雲ができることはないと思うのですが・・・。
図が間違っている、という落ちではないでしょうか?

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1176112
http://www.tobidase.com/eco_island/weather/09.html

ちなみに、「空気が飽和して」という言葉の使い方はおかしいです。
「空気が水蒸気で飽和する」ですね。
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