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未盗掘で発見されたのはツタンカーメン王の墓だけだそうですが、盗掘された王の墓の財宝はそのままの形でだれかが保管しているのでしょうか?それとも黄金のマスクみたいなものは溶かされて、金として流通しているのでしょうか?

A 回答 (3件)

王の財宝が現在どうなってしまっているかはNo2の方が答えて下さっていますので、その他の点で少々補足を・・・。


ツタンカーメンの王墓は実は2度ほど盗掘に遭っている形跡があります。
何が無くなっているのかはリストが無いのでわかりませんが、早々に再封印された後に入り口が埋もれ、後のカーターの発見へとつながります。
唯一の未盗掘の王墓は、下エジプトのタニスという街にある第21王朝のプスセンネス1世の墓で、ツタンカーメン王墓の発見前までは考古学博物館の目玉展示物でした。

盗掘された物は財宝意外にもミイラ本体も含まれています。
ミイラは薬や燃料、解体ショーなどに使われました。
「ツタンカーメンの呪い」なんて言ってる場合じゃない扱いですよね。
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この回答へのお礼

補足、ありがとうございます。ツタンカーメン以外にも未盗掘の王の墓があるのをはじめて知りました。調べてみると、プスセンネス1世も黄金のマスクをしていました。ということは歴代の王は、ほとんど黄金のマスクをしていた可能性、大ですね。黄金のマスクは何十キロもあるそうですし、個人で原型のまま保管している可能性は非常に低いと思われます。
カイロの骨董屋さんみたいなところに、おびただしい副葬品(真贋不明)がありましたが、そのうち何点かはそういう盗掘品のなれのはてと思われます。ミイラをまいていた布まで売っていました。

お礼日時:2007/02/21 08:25

 盗掘は古代からあったらしいですからねえ。

落とし穴などいろいろな盗掘防止の仕掛けをしても、泥棒も数千年にわたって、盗掘をトライしますから、いつかはやられちゃうんでしょうね。
 王家の墓の谷の入り口には「泥棒の村」などがあったりして、ひどいもんですね。
 さてご心配の盗掘された副葬品の行方ですが、いろいろあるんじゃないでしょうか。
(1)泥棒→商人→(個人蔵)→博物館など(現存)
(2)泥棒→商人→個人蔵→(所有者が転々として)→個人蔵(現存)
(3)泥棒→商人→個人蔵→(代替わりしているうちに破損、紛失)→ゴミ
(4)泥棒→商人→宝石を分離し、金を溶かして地金にしてそれぞれ売却(質問者さんご指摘)
 以上のようなケースが考えられます。上のケースがそれぞれどれくらいの割合になるか見当がつけにくいですが、陶器などの副葬品は壊れてゴミになったものも多いでしょうね。
 なにせ、盗掘の歴史もウン千年ですから、どれくらい残っていることやら、考えると溜息がでますな。
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この回答へのお礼

>なにせ、盗掘の歴史もウン千年ですから、どれくらい残っていることやら、考えると溜息がでますな。
まったくそのとおりです。18歳で死んだツタンカーメンですらあの副葬品ですから、もっと権力をほこった王達の副葬品を想像すると、胸をかきむしられる思いです。昔エジプトに行ったとき、異常に金細工屋さんがめだっていましたが、溶かされた黄金のマスク達の末路だと思えてなりませんでした。(涙)

お礼日時:2007/02/20 17:06

 Wikipediaによるとカイロにあるエジプト考古学博物館に収蔵され、公開されているそうです。


 黄金のマスクもたまに日本へ持ち込まれて国立博物館などで公開されたりします。自分の知る限りツタンカーメンの黄金マスクは2回日本で公開されました。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%BF% …

この回答への補足

早速回答していただきありがとうございます。
質問の内容に誤解を生じるところがありましたので、補足します。
(1) ツタンカーメン王以外のその他の王の財宝のゆくえ
(2) 盗掘された財宝が金だった場合、溶かされているかどうか。
この2点が知りたかった内容です。王家の谷には墓泥棒一族がいて、生活費に当てるために財宝を売り飛ばしていたらしいのですが、それらの財宝のゆくえが知りたいのです。
黄金のマスクみたいなのが、溶かされて金のインゴットとして流通しているのかなあ、なんて考えてしまいます。

補足日時:2007/02/20 16:29
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