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WAVEという形式は音質が劣化しないと聞きましたがどうなのでしょうか?

A 回答 (9件)

例えばCDから曲を取り出してパソコンへ保存する時、WAVEかMP3(場合によってはWMA等)、どちらを選ぶか、という事はよくあると思います。



この二つは、WAVE=非圧縮、MP3=圧縮、という違いがあります。

おおざっぱに言うと、「非圧縮」というのは「CDに入ってるデータをそっくりそのまま」という意味で、「圧縮」というのは「似た音をなるべく小さいサイズで」という意味になります。

非圧縮形式は他の方もおっしゃられている通り単なるコピーなので、ちょっとしたデータエラーが起こる事はありますが聴いた感じではほとんど解らないくらいのほんとに微々たる違いしか出ません。ただし、「原音に対して忠実=間引き無し」なのでデータのサイズが非常に大きいです。大体一分で10Mバイトというサイズになるので、むやみやたらにこの形式で保存していくとハードディスクがあっという間に無くなりますし、ネットからダウンロードする場合もかなり時間がかかります。

対する圧縮形式は、聴いた感じちょっと劣化はするのですが、WAVEに比べて10分の1くらいのデータサイズで済みますので、保存やダウンロードには便利です。どれくらい圧縮するかも決められるので、3分の1とか4分の1くらいにしておけば劣化も少なくなります。

どちらのデータもコピーで劣化する事はありませんので、ファイルとしてDVDやCDなどのメディアへコピーして定期的にバックアップしておけば、パソコンが故障したりしてもメディアからコピーで戻す事によって全く劣化なく永久に使う事が出来ます。

僕は音を作る仕事をしていますが、CDやDVDの仕事の時はWAVE形式で納品します。ですからWAVEで聴いていただければ全く同じ状態で聴けますので、なるべくならWAVEで聴いていただきたいです。…といってもサイズが大きいので、圧縮してもできるだけ4分の1くらいの圧縮で聴いていただきたいです。(笑)
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> これはHDDが壊れる前にデータを移し変えればデータは


> 劣化しないのでしょうか?

そうです。HDDに入れるまでの劣化を除外し、HDDに入った
ところからだと劣化は考えられません。
オーディオとコンピュータの設計理念の違いですね。

> CDのコピーを繰り返しても劣化しない方法はないのでしょうかね

無いでしょう。フォーマットを設計しなおして、今までの
CDプレイヤーを破棄し、新しくしない限りは。世間が許さん
かも。

> フィ○ップ社は劣化させてまたCDを買わせるためにそのような
> システムを導入したのでしょうか 許すまじ(怒

いえ、そのような悪意があったとは考えられません。
オーディオ業界の意識が低かったと思うし、今日のCDの発展が
想像付かなかったのではないでしょうか。

CDが出来たときは、初めて行った荒野に家を建てるような状況で
5年、10年経って色々な問題に気が付いた、ということだと思います。
昔の74分フォーマットは、その長さを指揮者のカラヤンに相談して
決めた話は有名ですが、フォーマット設計に何の価値観をどう組み込
めばいいのか分からなかったのだと思います。
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既に回答があるように、何に対してというのは重要です。



ここにはない定義としてデジタルのCDに比べてで、メディアの耐久性を考えないという場合でwavに変換した際に音の差異が生じるかどうかを書きます。

Q/WAVEという形式は音質が劣化しないと聞きましたがどうなのでしょうか?

A/非圧縮のウェーブ(wav/RIFF形式ファイル)ならデジタルデータとして考えれば劣化は全くありません。これは間違いありません。RAWからwav符号化されるだけですからね。ただし、音質が変わらないかどうかについては、保証はできません。

理由は、簡単です。wavも符号化(ある方法に基づいて音の成分をデジタルデータに変換したもの)されたデータだからです。そのため、同じCDからAという端末(パソコン)に取り込んだwavデータと、Bという端末に取り込んだデータの内容が全く同じになるとは限りません。

これは、符号化がパソコンのCPUやエンコーダーの能力に依存するためでハードウェアやソフトウェア(エンコーダー)の違いから、符号化にも僅かな差異が生じることがあるためです。まあ、これは計算式などでもそうですが、結果として10になる方法は0+10から10+0まであります。結果は同じであるため音に差異はないがデータとしては変化すると言うことになります。

そのため、理論上は劣化はないということになりますし、音も同じはずなのです。
ただ、符号化されたデジタルデータの並びには僅かに差が生じています。これを連続した音楽として捉えたときには、人には感じ取れない程度の差が生じることはあり得ます。

また、wavはwavという形式ですから生データであるRAWではありません。そのため、音にするには符号化されたデータを展開する必要がありそのときにも方法はいろいろあります。どのデコーダー(音楽を展開するためのソフトウェアやハードウェア)でもこの記録なら必ずこうやって処理するとは限りません。これらの差異が複数重なると音は僅かに原音より変化する可能性はあるでしょう。

要は、日本語を英語に翻訳まはた英語を日本語に翻訳する際に、翻訳者が変われば同じ意味合いになるが、細かなニュアンスが変わることがあるというのと同じです。ただ、一端翻訳された文書はいくらコピーしても同じ文書ですから、変わらないため、wavをコピーして2つ作っても同じwavになります。

ついでに
データが劣化する圧縮との違いは圧縮された場合は明らかに要点だけに置き換えられます。例えば、英文の手紙なら間に入っていた「Hello, how are you?」(「お元気ですか」)という文字などがなくなるのです。ただ、文章としては要点もつじつまも合っていますから、多くの人はその差をあまり感じません。(これが、非可逆圧縮)

データが劣化しない圧縮は、「お元気ですか」を「元気?」とします。全ての文書を短縮できる形があればそれにします。そのため、音は変化しません。また、「元気」は「お元気ですか」ですという関連付けを持っており、完全に元のデータに復元できます。差が生じる場合は、CDからwavに変換する過程のような差があります。圧縮ではwavよりもその差が発生する可能性は高くなります。

これは、他形式からのエンコード(符号化)を行えば全てのケースで当てはまります。尚、この差は劣化(劣った変化)ではなく変化(データ量も基本は同じで形が変わった状態で言ってしまえば良くも悪くもなる)になります。
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WAVEといえども100%完全にコピーする事は出来ません。



その意味では劣化します。

しかしそれを耳で聞き分ける事は不可能です。

その意味では劣化しないと言えるでしょう。

(中には聞き分けられると豪語する鉄腕アトムみたいな人もいますが)
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これかな?



参考URL:http://e-words.jp/w/WAV.html
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追記


 蛇足かもしれませんが、CDのコピーを繰り返すと僅かずつ
ですが、音は劣化するようです。CDの記憶方式がそうなって
います。設計したフイ○ップ社が憎いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>HDDは意外に短いです。寿命が
平均5年といわれていますから、劣化どころか音そのものを失って
しまいます。

これはHDDが壊れる前にデータを移し変えればデータは劣化しないのでしょうか?



>CDのコピーを繰り返すと僅かずつ
ですが、音は劣化するようです。CDの記憶方式がそうなって
います。設計したフイ○ップ社が憎いです


CDのコピーを繰り返しても劣化しない方法はないのでしょうかね
フィ○ップ社は劣化させてまたCDを買わせるためにそのようなシステムを導入したのでしょうか
許すまじ(怒

お礼日時:2007/02/22 18:54

劣化の定義が非常に難しいですね。



前提として、現在レコードにプレスされている音や、CDに焼かれた
音が劣化するか、と仮定しましょう。

レコードは演奏する度に針で媒体を傷つけますから劣化します。
CDは演奏で劣化しませんが、時間が経つと劣化します。CDそのも
の層が平均20年ではげてくると言われています。

劣化をこのように考えると、音楽の記録形態ではなくて、記録媒体
の劣化と言えます。

ではどんな媒体だと劣化しないか。HDDは意外に短いです。寿命が
平均5年といわれていますから、劣化どころか音そのものを失って
しまいます。記録媒体で一番寿命が長いと言われているのが、紙に
エンピツで書いたものと言われています。千年単位です。

こうみると、1~2年ではアナログに使われる媒体は劣化しやすいが、
デジタルで使われている媒体は劣化し難いと言えます。
10~20年で見ると、どれも劣化してしまい一緒ですね。
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何に比べてでしょうか?


WAV形式に限らずデータとして扱う以上はデジタル信号なので周波数領域の上下を切り取りますから、純粋な元音源やアナログレコードに比べると必ず劣化します。
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劣化はしないですが、保存する形式としては保存しにくいです。


たとえばCD1枚を保存するのに740MB程度の容量が必要になります。

これを保存しやすい容量にするために可逆圧縮という方法で圧縮できるソフトがあります。
たとえばWindowsMdiaplayer10(これはWMAロスレスという形式)や最新のItunes(Apple ロスレス形式)やFLACと呼ばれる形式など。
様々な形式があります。
これらを用いることにより、CD1枚が300MB等みたいに小さくなり、保存しやすくなります。また、可逆圧縮というのは、元に戻せる圧縮方法なのでWAVEと同じように劣化はないです。
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