都道府県穴埋めゲーム

 伺いたいのは、「浅野史郎知事が宮城県政の財政を破綻させた理由」を教えていただけませんか?

 今、政治のカテゴリで人気の質問事項で、「浅野史郎は金に汚い男云々」という質問事項があります。
 
 その回答で、
 絶対忘れてはいけないこと財政問題。
青森 平成7年・726億円 → 平成17年・1299億円  
秋田 平成14年・1兆1003億円 → 平成19年1兆2163億円  
岩手 平成9年・9971億円 → 平成15年1兆4297億円  
山形 平成11年・9394億円 → 平成16年1兆946億円  
福島 平成11年・1兆3052億円 → 平成15年1兆4109億円 
宮城 平成7年・7104億円 → 平成18年1兆3652億円 
東京 平成11年・13兆6081億円 → 平成16年13兆2694億円
東北6県でここまで悪くなっているのは宮城だけ。でも浅野知事がノタマウニハ国のせいらしいし、他の県でも増えているから問題ない的なスタンス
 財政危機宣言をして職員の給与をカットしながら、自分(=浅野氏)は、3期ごとに1億5千万円の退職金はシッカリト受け取っている。

 上記の回答がありました。
 何で、浅野史郎氏は、宮城県政の財政を破綻させたのですか?
 私は、浅野史郎氏は、福祉に力を入れたから宮城県の財政を破綻させたと思ってました。浅野氏は厚生省のキャリア官僚で、福祉をライフワークをしている方です。美濃部氏が、福祉をばら撒いて、4兆円を越す赤字公債を出して都の財政を破綻させた記憶があります。
 実際浅野氏を担ぎ出しを行なった、五十嵐法政大学教授(弁護士)も「浅野氏は、宮城を福祉大国にした。」とおっしゃておりました。ところが、
 誤データで浅野氏批判と共産党謝罪
 ★共産党は3月2日、志位和夫委員長が1日の記者会見で、東京都知事選に出馬の意向を示している浅野史郎
前宮城県知事が在任中に宮城県の福祉指標が低下したと批判した際、根拠として引用したデータに誤りが
あったと訂正、謝罪した。

 志位氏は1日の記者会見で、宮城県の福祉指標について「(浅野氏の在任中に)社会福祉費は全国で2
8位から43位に、児童福祉費は22位から41位に落ちた」などと指摘。「冷酷に福祉を切り捨てた」
と批判していた。

 しかし会見後、項目を積み上げる際に計算ミスがあったことが判明。浅野氏の在任中は、社会福祉費は
43位、児童福祉費は41位で、いずれも横ばいのままが正しかったという。

 共産党の植木俊雄広報部長は「まったくのミスで、ご迷惑をお掛けした」などとコメントした。★

 この記事を良く見ると、

 ★しかし会見後、項目を積み上げる際に計算ミスがあったことが判明。浅野氏の在任中は、社会福祉費は43位、児童福祉費は41位で、いずれも横ばいのままが正しかったという。★

 これじゃ、浅野氏は福祉に力を入れなかったわけじゃないですか。低レベルの福祉を、浅野宮城県政は続けていたのではないですか。それでは何で財政を宮城県の財政を破綻させたのでしょうか?美濃部氏以下ではないですか、浅野氏は。福祉にも力を入れずに。浅野宮城県政の財政が破綻させた理由を教えていただけませんか?

A 回答 (2件)

質問にある数字は、何の数字だかわかります?何の数字か書いてないですが、石原慎太郎が県債の残高が増えている事を指摘していたし、「浅野知事がノタマウニハ国のせいらしいし、他の県でも増えているから問題ない的なスタンス」というのも、No.1の方の回答にある内容と矛盾が無いので、ちょっと確認してみました。


http://www.pref.miyagi.jp/zaisei/sub_jokyo.htm
↑のページにリンクのある、「宮城県の財政事情」のH18年10月版と15年4月版を見ると、県債発行残高(特定資金公共投資事業債を除く)の、H7年からの推移がわかります。一応、浅野知事が知事であった2005年→H17年で切ってみました。(単位:億円)
H7年 8,948 H8年 9,929 H9年 10,926 H10年 12,204 H11年 12,846 H12年 13,033 H13年 13,054 H14年 13,166 H15年 13,345 H16年 13,526 H17年 13,653
質問にあるH18年の1兆3652億円とH17年の13,653億円はやたらよく似ていますが、H7年の方はそれらしい数字がなく、↓に載っている過去の残高とも合わないし、ちと「気持ちが悪い」のですが、とりあえず県債残高だろう、と考える事にします。H7からH17 の増加は52%です。
htttp://www.pref.miyagi.jp/zaisei/jokyo/Q-A(H13).htm

同じように青森を調べてみると、一般会計ベースの県債残高は、H7年 6,719億円 H17年 12,792億円ですから、H7からH17 の増加は90%です。(元ネタは↓)
http://www.pref.aomori.lg.jp/gyokaku/pb/1702iink …

岩手県は、H7年の数字が見つからなかったので、手を抜いてH8年からですが、H8 7,554億円 H17年 12,792億円と、H8からH17 の増加は、宮城県の37%にたいし、岩手県は69%です(元ネタは↓)
http://www.pref.iwate.jp/syoku/jyoukyo_h15.html
http://www.pref.iwate.jp/syoku/futuukessan.h13.h …

だから、質問にある数字が県債残高の推移であったとしたら、「東北6県でここまで悪くなっているのは宮城だけ」という結論は、「間違った数字から導き出されたもの」という事になります。
勿論、全然違う数字を根拠にしているのかも知れませんから、絶対に間違いとは断言できませんが、比較するのであれば、せめて同一期間どうしで比較するのが常識でしょう。何の数字かもかかないから検証が困難で、意味不明の比較をしている事だけがわかるような数字を見て、「一体何が起きたんだ」と悩むのは止めて置いた方がいいと思いますよ…。

因みに、県債の発行残高についての現在の県庁の説明は、「バブル崩壊後,数次にわたる国の経済対策に積極的に呼応して行ってきた公共事業など投資的経費の財源として平成4年度から平成10年度まで多額の県債発行を行ったことにより,急激に増加しました。 その後,平成11年度以降は,公共事業へのキャップ制の導入などにより発行額の抑制を図ってきましたが,地方交付税の振り替わりの赤字特例債として平成13年度から発行している臨時財政対策債の影響により,県債残高は増加傾向にあります。」というものです。
http://www.pref.miyagi.jp/zaisei/zaiseijyoukyou/ …
上の文章の直ぐ下にあるH13年からの県債の発行額推移を見れば、H13年からの県債の増加は、国からの地方交付税交付金が減額された事をカバーする為の「臨時財政対策債」の発行によるもので、それ以外の県債は僅かながら減少傾向にあるし、上で触れた「宮城県の財政事情」のH18年10月版でも、H10年からH17年にかけて歳出を約20%減らしている事、そして投資的経費の減額がほぼそのまま歳出の減額になっている事、がわかりますから、上の県庁の説明はたぶん正しいんじゃないですか?

つまり、財政悪化の原因は、公共投資なんでしょう。本当は、H10年以前をちゃんと確認すべきなんでしょうが、既に社会資本の整備が進んでいて、(地方自治体が自分でよほどアホな事を思いつかない限りは)大規模に公共投資額が増減する余地自体が低い、東京のような大都市を除けば、どの地方公共団体も事情はみな同じですから、『他の県でも増えているから問題ない』かどうかは別として、県庁の説明を疑う理由がありません。

2006年度の都税収入が、過去のピークである1991年を超え、元々地方交付税交付金を貰ってないから国の政策で減収になる事も無い、簡単に言えば「よほどのアホで無い限り財政が好転する」東京都の、石原知事が、その圧倒的に有利な状況を利用して、県債残高の事を持ち出すのは、選挙戦術として至極当然の事だとは思いますが、だからといって、意味も根拠も不明の数字で「何故こうなってしまったんだ」と悩む必要はないと思いますよ。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございます。じっくり読ませていただきます。

お礼日時:2007/03/17 14:21

浅野氏本人の、この度の都知事選挙立候補表明に伴う、数々のマスコミの前での発言の要旨はこんな感じだったと記憶しています。



この借金(の主な部分)は、道路・橋脚等の公共財への投資である。
これらの公共財は(将来にわたって県民が使用し恩恵を被るものであるから)未来への投資といえる。
これらは国の政策に従って行った事業である。
私の責任と言われればそうかもしれないが、果たしてそうなんでしょうかねぇ。私自信はそうは思わないんですけどぉ。


んな感じだったかな。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。<私の責任と言われればそうかもしれないが、果たしてそうなんでしょうかねぇ。私自信はそうは思わないんですけどぉ。>無責任ですね。知事たる自覚に欠けると思うのは私だけでしょうか?

お礼日時:2007/03/17 14:23

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