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温かい家庭 ぬくもりのある家 という言葉の、
フランス語訳を、教えてください。

A 回答 (5件)

おっと、大変なことをしました、申しわけありません。

フォローいただいて助かりました。私の下賤なお里が知れます。
maison de joie は娼家を暗示します。これは本当です。
19世紀的なロマンチックな表現です。小説に使われ、娼家の意味が付け加わりました。

フランス語にお詳しい4さんはたぶんご存知ですが、maison de joieはmaison de deuilと対の言葉。「悲しみの家」と対の言葉です。
お弔いのときによく読まれる項らしく、愚かなる生の国と、賢きものの死の国をたとえています。
笑い、喜び、楽しみに満ちた現世の家より、喪の悲しみに暮れた、悲痛な嘆きの先にあるあの世の家はさいわいですよ
という、聖書の「伝道の書」が説く話です。引用の最後の「楽しみの家」にあたります。
そういうわけで、なんにしても慎み深くあろうとするなら、maison de joieなんて看板をぶらさげてはならないようです !
冠詞については、、、繊細な問題ですからなんとも。

*****

死ぬる日は,生まるる日にまさる.
悲しみの家に入るは,宴会の家に入るにまさる.
死はすべての人の終わりだからである.

悲しみは,笑いにまさる.
顔に憂いをもつことによって,心は良くなるからである.
賢き者の心は,悲しみの家にあり,愚かなる者の心は楽しみの家にある.
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質問者様はフランス語をご存知ない方のようですので、語感を含めて説明させていただきます。



まず、回答の中に決して使わないでほしいものがあります。3番のUne maison de joie は「売春宿」という意味です。やめてください。

La belle familleは字面だけ見ると「美しい家族」ですが、実はこれはイディオムで、「配偶者の家族」という意味です。
La famille bien au chaudで普通にイメージするのは、(温度が)暖かいところにいる、という意味ですが、kanana37さんはその意味の「温かい」はそういう意味ですか?
また、vivre bien au chaud(安全なところでぬくぬく暮らす)から、居心地のよい感じはするのですが、 Mettre de l’argent bien au chaud (お金を安全なところに隠す)の連想からちょっと社会から疎外しているようなイメージもぬぐえないです。

Le foyer familiale は日本語の「家庭的」に含まれるようなポジティヴな語感はないです。社会に対置する概念としての「家庭」に過ぎません。

「温かい家庭」を字義的に訳せば
La famille chaleureuse
となりますが、これには「温かいもてなしをする」という意味が含まれて、訪問者にとっての温かい家庭、ということ。
Le foyer chaleureux
で、自分たち家族に居心地のいい、温かい場所、ということがいえます。

3番のla maison de bonheur はいい表現だと思います。
定冠詞(la)か不定冠詞(une)かの問題ですが、
C'est (=This is)をつけた文章にするなら不定冠詞(une)をつけますが、一言ぽんと使うのであれば、定冠詞(la)が妥当でしょう。あるいは所有形容詞notre(私たちの)をつけるのもいいかと思います。
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家の壁に刻むんですか。

なかなか哲学が問われますね。
以前こう彫ってあるのをみたことがあります。
Un coin ou l'on est bien.「いごこちのよいちょっとしたところ」
(↑ouのuのうえにアクサンを左上から右下に引く)
まあ、coinが片隅とか、そこらへん、といった意味なので、
気軽さや飄々としたユーモアは醸していますが、これではあまり崇高さは出ません。
一般的には、Chez nous だけで、じゅうぶん尊いぬくもりをイメージさせるはずですよ。家族で共有する「わがや」です。
こんなシンプルな言葉も好ましいものですけれども。。。
家庭の雰囲気を誉める言葉としては、
Une maison de joie や、Une maison de bonheur が誰にでも通じるフランスらしい言い回しです。
「喜びにみちた家」と「幸福にみちた家」ですね。
あまり温度の比喩表現にこだわってしまうと、不自然になるかもしれません。文化が違うので比喩は取ってつけると無理を生じやすいです。
家庭のぬくもりはスープの温度なので、
Venez manger la soupe chez nous. 「わがやのスープを食べに来て下さいね」くらいが妥当かもしれません。
温度の比喩をあらわそうとすると、熱意や熱心の熱になってしまったり、ぬるい気持ち悪い熱になったりしてしまうのです。
いずれにしても、候補を絞ったら、どこか大学や語学学校のフランス人をつかまえて、意見を聞いたほうがいいと思いますよ。
なんで家に彫るのにほかの回答者が La付きでfamilleを使われているのか私ごときではわかりません。
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この回答へのお礼

真剣に、考えてくださり、ありがとうございます。
見ず知らずの、私のために、いろいろ教えてくださり、本当に親切な方ですね。
言葉にも、色々な意味があって、ニュアンスによって、違うのが面白いですね。
参考になりました。いろいろ検討してみたいと、思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/25 23:22

嘗て才女は、春は曙と書き伝えてきました


凡人には、春はやはりベッドのぬくもりだと

そのような埋もれ火の二乗のよう『ぬくさ』を含む
ご質問の『温かい家庭 ぬくもりのある家』の仏訳は

●La famille douce et aimante (ラ・ファミーユ・デゥース・エ・エマンート)

形容詞を二つ続けるのが、ポイントです。
一見家族の絆はやわに見えるも、実際は情愛の繋がりは深いと。

●La faimille bien au chaud (ラ・ファミーユ・ビエン・オ・ショ)

コレは、vivire bien au chaud からの派生です。

最後に、フランスで40年前には年間訳40万件の結婚が
数年前には28万件(内四分の一が再婚)と激減しています。
再婚家庭の子供は約3百万人、片親家庭の子供は約1,5百万人。

コレの解釈は色々あるでしょうが、従来の結婚観が変容して
1999年からは、Pacs が増加してきていて、愛情があるから
家庭生活を営むとなっているようで、そのようなところから
立ち上る家庭像は、やはりご質問にあるぬくもりある家でしょう。
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この回答へのお礼

詳しい、回答ありがとうございました。
今まで、フランス語に接したことが無くて、フランス語がそんなに、深い言葉なんだとしらなかったので、面白いですね。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/03/25 23:18

La famille chaleureuse「暖かい家庭」


La belle famille「美しい家庭」
La bonne famille「いい家庭」
Le foyer familiale「家庭的な家」
など。

1番目の表現は文字通りですが、仏人の夫によると、間違ってはいないけどあまり使わない表現とのこと。フランスでは「家族」という単語「famille」は一人一人の単位を表すので、英語のように集合名詞にはならないようです。

ご参考になれば、、、。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
家の壁に刻む言葉を、さがしていたので。
参考になりました。

お礼日時:2007/03/24 19:30

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