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先人を模倣する人やものを、それをけなすニュアンスで「エピゴーネン」と呼ぶことがあると思います。
 ここで質問なのですが、エピゴーネンの対義語は何になるのでしょうか? 即ち、2番手・3番手の人やものを呼ぶ場合、それに対してけなすのではなく、それを褒める・肯定するニュアンスで呼ぶ言い方として何か適当な言い方はあるでしょうか? ぜひ、教えてください。

A 回答 (2件)

 エピゴーネンは独語のEpigone(エピゴーネ)の複数形で、ギリシャ語のEpigonoi(エピゴノイ)=テーベ遠征の勇者たる親をまねてテーベを攻めた息子たちに由来するせいか、どうしても「蔑み」のトーンが混じりやすいのでしょう。


 そのようなトーンが不要ならFolgende(フォルゲンデ)=後継者ではいかがでしょう。

 英語のepigone(エピゴウネ)、複数ならepigones(エピゴウネス)もしくはepigoni(エピゴナイ)という、「後に継ぐ者」でありながらマイナスのニュアンスを避けるなら、仏語のsuccesseur(シクセソール)由来で、英語successor(サクセソール)=相続者・後継者・継承者となるでしょうか。
 この継承するという意味と、成功するという意味から、セイコーというひねりを交えてか、腕時計などでサクシードなどのネーミングもあるようですが。
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この回答へのお礼

面白い回答をありがとうござました。御礼が遅くなり申し訳ございませんでした。

お礼日時:2007/05/04 15:42

エピゴーネンは本来ドイツ語らしいですね。

ドイツ語としての対義語はもちろん(?)わかりません。
gooの辞書によれば、エピゴーネン=「亜流」。それなら、対義語は「本流」です。
同じ意味で「継承者」「後継者」なども使えます。
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