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こんにちは。自分は教育大学の学生です。今回、スーパー戦隊を中心にしたお金の動き・ビジネスを研究して授業として昇華していきたいと思っているところなのですが、なかなか進みません。質問したいことがあるので、どなたか分かる方いらっしゃれば、回答お願いします。

まず、テレビの本で見たのですが、テレビCM、タイムCMについては半年が基本の契約期間ということでした。戦隊モノは1年の放送が基本ですが、1年にしているんですか?

次に、30分以内の放送では、CMは3分までなのに、戦隊モノのCMは210秒流れました。どういうことなんでしょうか?

最後に、先週と今週の戦隊モノのスポンサー名が変わっているものがあったのですが、隔週で変わっていたりするんですか?


3つもすいません、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

広告制作に従事している者です。


推測も含みますが、それぞれについて回答します。

●契約期間について
半年ごと、またはもっと短い契約になっていると思われます。
スーパー戦隊シリーズでは確かに1年ごとにシリーズが展開されますが、新シリーズが始まる前に全設定が細部まで決まっているとは考えられません。
視聴率や関連商品の売上などが事前の予想より低迷することは当然あり得るわけで、その場合に1年もの長期契約を結んでいたら大きなリスクも考えられます。
人気の度合いに応じて改めて残りの放送期間ぶんを契約するかどうか判断するはずです。

●CMの合計秒数について
確かにCMの秒数は、1~10分の番組では60秒まで、11~20分の番組では120秒まで…と決まっており、30分の番組では180秒までです。
もしかして前後の番組のCM枠だったのではないでしょうか?
スーパー戦隊シリーズの前後の番組はターゲットが似ており、たとえば仮面ライダーシリーズの枠でスーパー戦隊シリーズの関連商品のCMを流すことも充分考えられます。

●スポンサーが違う件について
考えられるのは以下のケースです。
1.グループ企業単位でスポンサー契約していて、グループ企業名を交代で出している。
たとえばタカラトミーグループなら、(株)ユージン、(株)ハートランドなどのスポンサー名を出すこともあり得ます。
http://www.takaratomy.co.jp/ir/company/grouplist …
2.商品名、ブランド名、企業の愛称などを同じスポンサーが交代で出している。
近年、提供スポンサー名の出し方はだいぶ自由になっています。
映画会社がその会社名でなく映画のタイトルをスポンサー名にしていることなど、わかりやすい例ですね。
3.実際にスポンサー企業が週ごとなどに交代している。
スーパー戦隊シリーズの関連商品は非常に多くの企業が販売しているので、契約希望企業も多いと考えられ、隔週契約もあり得ると思います。
4.スポンサー企業が何らかの事情で本当に変わった。
急遽CM放送を取り止めるということは意外にフレキシブルにできます。
たとえば『おしゃれカンケイ』という番組では、既に収録した番組の内容が気に入らないという理由で、その回だけ資生堂がスポンサーを降りました。
スポンサー企業が何か不祥事を起こしたなどの理由が考えられますが、その分空いた枠は、広告代理店が動いてきちんと埋めたりします。

以上、何かまだ不明な点がありましたら、また回答します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!大変心強い回答で、とても参考になります。

特に●スポンサーが違う点については「なるほど!」です!

ちょっともう少し質問させていただいてもいいでしょうか?

●CMの合計秒数についてですが、自分が確認したのは、現在テレビ朝日系列で放送中の「獣拳戦隊ゲキレンジャー」なんですが、オープニングの歌と、提供クレジットが流れてから、エンディングテーマが流れて提供クレジットが流れるまでに流れたCMの秒数です。そのなかで、バンダイのCMが90秒、東京ドームグループ・コロムビアムージック・プリマハム・セイカノートが30秒ずつで合計210秒でした。もうちょっと詳しく聞かせていただけたら嬉しいです。

さらに、参考文献や、URL等も教えていただけたらすぐに参考にさせていただきます、よろしくお願いします。

お礼日時:2007/05/08 13:21

スーパー戦隊の場合はテレビ朝日の大株主は東映である関係上、放送枠が特別扱いです。



昔の企画書では2クール26話以上、と予定されていました。(太陽戦隊サンバルカンの資料参照。)
3クール目(39話あたり)までにまた1回見直される訳です。しかし、歴代戦隊シリーズで打ち切りの目にあったのは「ジャッカー電撃隊」しかありません。35話。(ゴレンジャーとジャッカーは厳密には戦隊シリーズに含まず。原作者が石森先生で原作掲載誌が小学館であることから。)

科学戦隊ダイナマンの途中からスポンサーが増えた関係でCMの量が多くなり、放送時間が17分40秒に短縮されました。戦隊シリーズは制作に予算がかかり、子供向けの商品が売れなくては穴埋めが出来ない関係からです。

さらに番組枠が朝に移動してから、予告編も30秒バージョンにまで短縮されてしまい、放送時間が15分程度しかありません。前半7分、後半7分と物凄い短縮です。とてもこれでは30分番組とはいえません。

脚本家のみなさんは、たった10分程度しかシナリオを書けない(5分はロボの戦闘に使うから。)ので展開をスピーディにせざるを得なくなった、と今は無き朝日ソノラマの特撮季刊紙、「宇宙船」で書いておられました。

そのかわりに増えたのがコマーシャルと、東映の他のお子様向け作品の紹介です。こんな関係で210分という長いコマーシャル枠が設定されています。

マーチャンダイシングの関係だ、と思っていただければいいのではないでしょうか。お子様向け商品が売れないと、シリーズが存続できなくなるからです。

スポンサーは隔週でもちまわり、と言う場合があります。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

確かに、スポンサー獲得がテレビ番組の最大使命ですからね・・・テレビ朝日のドンに東映・・・その関係図はきっと何かしらの関係がありそうですね・・


ありがとうございます!

お礼日時:2007/05/14 18:27

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