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 以前に契約者貸付の事について質問させていただきました。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2679234.html

回答にあったデメリットは

>デメリットは借りたお金は・・・・・・・・

>・解約時には清算されますので解約金が減ります
>・満期の時も満期金から清算されますので満期金が減ります
>・死亡時の保険終了時には、保険金から清算されます

とあるのですが保険の事がわからない自分には分からないのですが
全額返したとしてもデメリットがあるという事でしょうか?
それとも返さなかった場合という事でしょうか?

 またお金を借りて返済中に事故や病気、死亡時に保険金の支払いが
減額されるのでしょうか?返済が終わった状態なら全額保険金が
支払われるのでしょうか?

 ご存知の物だけで結構ですので回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

長文になりますが、まず【解約返戻金】というものをご理解頂くと良いかと思います。



保険には解約返戻金(かいやくへんれいきん)というものが存在します。その名の通り保険を解約した時に支払われるお金で、毎回の保険料(掛け金)の一部がこの解約返戻金に充当されます。
解約返戻金も保険会社が運用しますので、「一定期間は保障を得ながら最終的に解約」→「運用によって増えた解約返戻金を受け取る」事を目的として保険に加入する方もいます。そのため【積み立て金】などと呼ばれたりする事もあります。
解約返戻金は契約から年数が経つにつれて増えて行くものですので、最初の数年間はごく小額か、全く無い場合もあります。
(医療保険など、解約返戻金があってもごく小額か、もともと全く無い保険種もあります)

長い人生の中で、一時的に大きな額のお金が必要になる事は誰にでも有りえます。
その際に家計が苦しくなり、保険料(掛け金)の支払いができない状態になってしまう事も予想されますが、それで保険料を滞納して保険が失効してしまっては、まさかの時に重大な事態を招きかねません。
そこで、そんな時にでも保険契約を有効に継続してもらうための措置として存在しているのが【契約者貸付】です。(前置きが長くなってすいません。)
前述の【解約返戻金】の一定範囲の額を無担保・低金利で借り受けることができます。
現時点での借入可能額と返済金利は保険会社に問い合わせてください。


で、ようやくデメリット?の説明です。
例えば1000万円の養老保険(保険期間中の死亡保険金額と、満期保険金額が同額の保険)に加入していて、現在150万円の解約返戻金があり、100万円借り受けて、まだ1円も返済していない状態だとします。

A.そのまま保険を解約した場合
150万円-(100万円+利息)=50万円未満 の解約返戻金が支払われます。

B.そのまま保険期間中に死亡した場合
1000万円-(100万円+利息)=900万円未満 の死亡保険金が支払われます。

C.そのまま満期を迎えた場合
1000万円-(100万円+利息)=900万円未満 の満期保険金が支払われます。

つまり、借りたお金のうち「まだ返済していない額+利息」がABCそれぞれの場合において減額されるという事で、考えるまでもなく当然の話です。
返済が終われば、ABCそれぞれの場合において満額が支払われますので、これをデメリットと呼ぶべきかどうかは疑問ですよね。
その保険に配当金がある場合、配当額への影響はありませんし、その後の保険料が上がったりする事もありません。
特に「いつまでに返済しろ!」という期限もありませんし、借りたから対応が悪くなるという事もありません。
むしろ、保険会社としては利子が貰えるので貸したがっているほどです。

医療保険の解約返戻金は、かなり小額か全く無いかですので、保険料払込期間中はそもそも契約者貸付の対象にならない場合がほとんどです。
よって、他に契約している保険種からの借入であれば、返済していなかったとしても医療保険の給付金への影響はないはずですが、借入前に「医療保険の給付金への影響はあるのか?」と保険会社に直接お問い合わせ頂けば間違い無いでしょう。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。

とても詳しく教えて頂き大変回答になりました。

お礼日時:2007/05/20 16:20

>全額返したとしてもデメリットがあるという事でしょうか?


→ありません。
>それとも返さなかった場合という事でしょうか?
→ご質問内の3例は返さなかった場合にどう清算されるか、を述べたものです。契約がなくなる際に、先に受け取っていた部分(貸付原資)を差し引かれるのは当然のことで、借りたものに利息が付くことも含め、それを「デメリット」と呼ぶのはあまり相応しくない気もしますが・・。

>またお金を借りて返済中に事故や病気、死亡時に保険金の支払いが
減額されるのでしょうか?
→入院については減額されません。死亡の時は契約自体なくなるわけなので、清算(減額)されます。また配当等にも何の関係もありません。

>返済が終わった状態なら全額保険金が支払われるのでしょうか?
→その通りです。

◎保険貸付の本当のデメリット
・保険料未入時に自動振替期間が短くなり、失効し易くなる。
・契約によって利息率が市場金利より高い。けれども、通常担保(予定)利率+0・5~1%の利息なので、そう不利とも言い切れない。が、利殖効果よりも減債効果のほうが常に高いので、貸付状態を放置すると利殖効果が損なわれる(返済してしまえば問題なし)。
・契約変更したい時には不利。払済変更など。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。

参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/05/20 16:20

デメリットはありません。


解約した場合は、
当然、解約金から借りたお金プラス金利が差し引かれますし、
死亡や高度障害になった場合などは、保険金が支払われますが、
当然、借りた金額プラス金利分が、保険金から差し引かれます。
これは当然のことですね。
デメリットをあえて言うなら、金利が高いことでしょうか。
現在の保険が、どのくらいの運用率のときに加入されたかによって異なりますが、運用率5.5%のときの商品なら(最近なら1.25%くらいでしょうか)、借り入れ金利は6%くらいになります。(保険会社によってことなります)
これは、銀行で借りれるなら、それと比べて非常にたかいですね。
もうひとつ・・・
借り入れする保険が変額保険の場合は、運用関係でデメリットがあります。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。

 参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/05/20 16:18

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