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尊敬語について困惑しています。

~である・・・。
というような同格(?)の「ある」の尊敬語ですが、
「いらっしゃる」
だと言われました。
ですが、私は語感として、居るあるいは在るというような「存在」を強く感じてしまい違和感を覚えます。個人的にはむしろ、
「あらっしゃる」
のほうがしっくりきますが、それは古いことばだ、とも言われました。私は津軽の出ですが、この語感の隔たりは出身地の差もあるのでしょうか?また、本当に現代日本語では「あらっしゃる」は用いないのでしょうか?
加えてですが、これらと「あらせられる(あられるとは言わない?)」との使い分けはどうのようにしたらよろしいのでしょうか?

A 回答 (4件)

下記A~Dのどれでも正解です。


A いらせられる
B いらっしゃる(=「いらせられる」の変化)
C あらせられる
D あらっしゃる(=「あらせられる」の変化)
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%A2 …
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%A4 …


しかし、
現実にはBとCしか聞いたことがないです。

ちなみに、私、社会人になってから結構経っています。

この回答への補足

ちなみに、リンク先では「あらっしゃる」は、
「である」の尊敬の「言い方」。
となっていました。これは、つまり話し言葉であって、文章を書くときには「あらせられる」のほうが適切ということなのでしょうか、、

補足日時:2007/06/14 14:16
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
社会人のかたのご意見は、実社会で役に立ちますので非常にありがたいです。

お礼日時:2007/06/14 14:20

>>>


ちなみに、リンク先では「あらっしゃる」は、
「である」の尊敬の「言い方」。
となっていました。これは、つまり話し言葉であって、文章を書くときには「あらせられる」のほうが適切ということなのでしょうか、、


「あらっしゃる」は今まで見たことも聞いたことがなかったので、分かりません・・・

「あらせられる」の方は、書き言葉としてだけではなく、話し言葉、たとえば時代劇で話し言葉として用いられるのをよく見ます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/16 04:32

はじめまして。



1.「在る」は=「居る」と同じ意味になることがありますので、「ある」の尊敬語は「いる」の尊敬語でもある「いらっしゃる」になります。

2.また、「居る」は「おる」と読むことも可能なので、そこから派生する尊敬語もあります。

3.「~である…」という同格表現に使う「ある」は、以下の尊敬語が可能です。

あられる:「ある」の未然形に尊敬の助動詞「れる」がついたもの
おられる:「おる」以下同上

あられます:上記に丁寧語の「ます」がついて、さらに敬意の増したもの
おられます:同上

あらせられる:古語からきた表現で、「ある」の未然形に、尊敬の助動詞「す」の未然形「せ」と、尊敬の助動詞「られる」がついたもの。2重に尊敬語が使われており、非常に敬意の高い語となります。

いらっしゃる:「いらしてある」の促音便です。分解すると
いら:「いる」の未然形
し:尊敬の助動詞「す」の連用形。この助動詞は古語の用法。
て:接続助詞
ある:断定・陳述を表す形容詞的用法の動詞

つまり「いらしてある」が促音便化して→「いらっしゃる」となったものです。ちなみに「あらっしゃる」は共通語ではありません。一部の方言と思われます。

4.「いらせられる」と「おらせられる」が存在しないわけ:

「あらせられる」は古語の表現ですが、古典では現代語の「ある」「いる」に相当する動詞は「ある」を使っており、「いる」「おる」は同じ意味では使われていませんでした。

古語では
「いる」は「入る」「射る」「鋳る」「浴る」
「おる」は「降る」「下る」「愚る」
などの意味で使われており、「居る」の意味はありませんでした。

そのため、「いる」「ある」の尊敬語として「いらせられる」「おらせられる」は存在しないのです。

5.例文があった方がわかりやすいので、例えば「大臣であるXX氏」を例にとって例文を作ってみますと、
(1)大臣であられるXX氏
(2)大臣でおられるXX氏
(3)大臣であられますXX氏
(4)大臣でおられますXX氏
(5)大臣であらせられるXX氏
(6)大臣でいらっしゃるXX氏

などの敬語表現が可能ですが、(1)(6)が一般的な言い方とになると思います。
以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
大変参考になりました。
1,2さんが提示してくださいましたいらっしゃるのgoo辞書の表現をみなおしました。
いらせられる→いらっしゃる
となる場合の、いらせられるは「入る」の意味でのみ使用可能という理解でよろしいでしょうか。
奥が深い…!ですね。

お礼日時:2007/06/16 04:41

No.3です。

早速のお返事を有難うございます。補足質問にお答えします。

ご質問:
<いらせられる→いらっしゃる
となる場合の、いらせられるは「入る」の意味でのみ使用可能という理解でよろしいでしょうか。>

その意味とは違います。

「入る」の意味を持つ「いらせられる」→「いらっしゃる」は、常体は「来る」、または「~している」で、その尊敬語として使われている用法の「いらっしゃる」>「入る」です。

ご質問では「~であるXX」という同格の「ある」の尊敬語を問われています。その場合「いる」は「状態である」=「居る」という漢字が適切になります。

ご参考までに。
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