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以前、液体酸素を入れた試験管の中に、火をつけた線香を入れると激しく燃焼するという実験を本か何かで見たことがあります。
液体の中で物が燃えるのが意外で、興味をひくおもしろい実験だなと思ったのを覚えているのですが、かなり前のことで、何を見たかは覚えていません。どのような手順で、どのような点に注意して実験すればいいのでしょうか?
何か実験書、もしくは、それを紹介したHPなどはご存知ないでしょうか?
中学校の生徒でもできるでしょうか?

A 回答 (4件)

皆さんが書かれているように,危険なのでやめた方がよいと思います.


酸素を空気の濃いもののように思うのは大きな間違いです.
酸素中に赤熱した鉄線を入れると,火花をあげて燃える実験がありますが,
そのあたりからも危険性は想像できると思います.

酸素の液体と標準状態気体(0℃,1気圧)の体積比は約 1:800 です.
だから,一見少量の液体酸素に見えても,実際の量はかなりものです.
可燃物との反応が一度起こると,温度が上昇して急激に液体酸素が蒸発しますので,
爆発(あるいは爆発的燃焼)が起こるというのは,そのあたりが原因でしょう.

液体酸素自身の性質を調べる,
あるいは国際実用温度目盛との関連
(酸素の三重点 54.3584 K が定点になっている)
で使われることはありますが,単に寒剤の目的で使われることはまずありません.
たいていの場合,液体窒素で代用できますので.

液体窒素を空気と広い面積で触れさせておくと,
沸点の違いにより(酸素 90 K,窒素 77 K)だんだん窒素が酸素に置き換わり,
液体窒素のつもりがいつの間にか危険な液体酸素になっている,
などのことが起こりますので,そのあたりも注意が必要です.
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私も液体酸素に火のついた布を入れて爆発するのを見たことがあります。


有機物の量によりますが、ある発熱速度を超えると爆発的に反応が進みます。
場合によっては大変危険ですので、授業などでやるのはやめたほうがいいでしょう。

関連HPを下にあげておきます。

参考URL:http://www.zzz.or.jp/~masasuma/alchemst/l98-12.htm
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かなり危険なので止めた方が良いです。


安易に液体酸素を扱ってこぼしてしまい、可燃物にこぼれた所に
火が点いて爆発する事故がよくおきます。横須賀市消防本部の一
般向け消化訓練の実演で、わらに液体酸素をかけて火を点けた途
端に爆発するという事故を起こした事もあります。NHKの理科の
番組の収録中に液体酸素をこぼしてしまい、そこにひいてあった
布にアルコールランプか何かが引火した事故を起こしたというの
を本で読んだ事もあります。そもそも、可燃物に液体酸素を染み
込ませて爆発させる液体酸素爆弾が研究された事もあります。
(結局火薬が高性能化したので実用化されなかったようです)
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液体酸素は液体窒素で酸素ガスを冷却して得られる青色液体です。


反応性が高かったように思いますが、
確か液体空気での事故もあったように記憶しています。
下記のHPに実験例があります。

参考URL:http://www.mpec.tsu.mie.jp/kyoiku/kyouzai/kagaku …
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