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レポートの課題が出ているのですが、なぜ実験するのか目的がイマイチわかりません。知っている方がいましたら回答お願いします!!

A 回答 (7件)

1 頭で理解している中和という反応をご自身の目で確かめることと、


2 滴定という操作を習得する、という目的があります。

 A+B→Cの反応で、Aが10gあるとき、Cは何グラムできるか、という入試の試験問題で、有機化学の場合は実際には反応が進まなかったり、副反応があったりで、理論通りの値にはほとんどなりません(収率は、100%から程遠いということです)。私は、テキストどおりに学生実習をしたのですが、収率が友人より悪く、化学の研究室に行くことを諦めました。
 しかし、中和反応は、ほぼ理論通りの反応になります。ですから、試薬を正しく作れば、理論通りの量で指示薬の色が変ります。化学反応も教科書のように理論的に進む、という貴重な例でしょう。理論通り、予想通りの結果を出せると言うことは、化学の教科書が正しいことを身を以て確認できる素晴らしい体験、と感じませんか。

 滴定の操作は、指示薬の変る終点まで行います。例えば、HClをNaOHで中和する(ビユーレツトにはNaOHを入れたと推定して、話を進めます:HClを入れるより、反応が見やすいので、逆はしません)ときには、一滴ずつ滴下するたびに、最初はすぐに消えた指示薬の色も、だんだん消えにくくなります。まさに化学反応が進んでいるのです。化学反応が進んでいることを目で確かめられるのです。感動しませんでしたか。
 また、一滴ずつ滴下するのは面倒です。最初は、一滴ずつでも、そのうちジャーと入れませんでしたか。これでは滴定になっていません。どうすれば正確に速く滴定できるのでしょうか、工夫する必要があります。すなわち、終点を予想できれば、それは可能なのです(何ml滴下すれば終わるのか、予想してから滴定しましたか)。濃度が分かっている場合は計算から求められますが、不明な場合はどうすればよいのか、考える必要があります。

 滴定の操作についても、ビューレツトの目盛りを0mlにしてから始めた、なんぞの無駄なことをしていませんか。あるいは、おそらく三角フラスコだと想いますが、それを撹拌しすぎると、正確にはできません。三角フラスコの中がHClだと、空気中のCO2で中和していることになります(その影響を無視できるようならOKですが)。あるいは、NaOHは、ファクター(力価)を求めておかねばなりません。試薬は、空気中の物質によって影響されることも知らされます。さらに、反応後に色がついた三角フラスコも、長時間放置すると指示薬の色が消えていませんでしたか。

化学反応は、定性と定量に分類することができますが、定量で最も重要なことは、下の方が書かれておられる「測定誤差」です。操作では、常に誤差を小さくする必要があります。三角フラスコにHClを10ml採りましたか。20あるいは50mlでしたか。30mlでは駄目なのでしょうか。これは、誤差と関係があります。
 何より、目盛りの三桁目は、目盛りの線がありません。正確に測定する為に、3桁目を目分量で読みましたか。

 その他に、させるほうからいうと、器具が安くて済む、という経済的な理由もあります。
 学生実験には、深い深い目的があるのです。中和滴定に疑問を持たれたことに感じいりました。長文になりましたが、理解して欲しいことを書きました。
 何ごとにも「何故」を頭においておけば、学生実験は楽しくなります。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/20 01:32

 高校生の方ですか?大学生の方ですか?


 もし大学生の人なら、緩衝溶液というものについて調べてみてください。
 実験する目的もわかりますし、実験してみても楽しいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/20 01:31

この実験はかつてやりました。



例えば、学生実験として見れば、まずビュレットなどの機器の使い方の学び方。そしてそれらの 使い分けかた(?)というのか誤差の考えかた。

ある合金などを用いれば、マスキング剤とかを用いて、ある成分のみの濃度もしくは含有率の決定。

とかかな?

漠然とした目的なら図書館へGO!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/20 01:31

中和滴定についての知識はテキストなどで十分取り入れられるとおもうのですが、


やはり「実験」という目で確かめられるもので実際に確かめてみないと本当の意味での「知識」ではないと思うのです。
だから、実験は大切なのだとおもいますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/20 01:30
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この回答へのお礼

参考にしてみます。

お礼日時:2002/07/20 01:29

中和滴定は酸とかアルカリの濃度を調べる目的で行います。



例えば工業化学の世界では酸やアルカリを大量に用いますが、
反応のレートを一定に保つために濃度管理等を行います。
その時の濃度を測定する方法の一つとして中和滴定が用いられます。

化学薬品を扱う上での基本中の基本ですので方法を良く覚えておいてください。
きっと役に立ちます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

お礼日時:2002/07/20 01:28

濃度が不明な液体の濃度を調べるため、ではなかったでしょうか?

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました!!

お礼日時:2002/07/15 03:22

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