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アメリカのエンタテインメント事情に詳しい方、教えてください。
かなり以前ですが、アメリカでは映画とTVドラマに出る俳優は格の違いがあり、
TVドラマの俳優はなかなか映画出演できない、格下に見られバカにあされると聞いたことがあります。
最近は「24」のキーファー・サザーランド、「S.A.T.C.」のサラ・ジェシカ・パーカーをはじめ、
映画俳優がメインキャストでTVドラマに出演していますね。(しかも成功していますね!)
もう昔のように映画とドラマという活動の場に格差はなくなったのでしょうか?

A 回答 (3件)

たしかにテレビ俳優と映画俳優では格の違いが言われたコトはありますね。


ちょっとだけ過去のケースについて触れてみましょう。

今でも絶大な人気を誇る80年代を代表するテレビ『マイアミバイス』のソニー・クロケット刑事役で有名なドン・ジョンソンは、その後映画に次々出演していました(90年半ば位まで)が、作品は決して悪くはないし、相変わらずカッコ良いですが、誰もが知っている代表作と呼べるモノには今一歩の感があるのは否めません。
当時はテレビ俳優の銀幕進出は難しい例だ、と度々囁かれました。
もっとも、テレビで絶大な人気を誇ったからこそ、銀幕進出の道が出来たのも事実なのですが…
そして90年代からは再びテレビの世界戻って『刑事ナッシュ・ブリッジス』に出演して人気を獲得しています。

80年代に映画で活躍していた俳優が21世紀になってテレビ界をメインに活躍しているケースはよく有りますね。
エリック・ストルツ『恋しくて』、ディラン・マクダーモット『ハンバーガーヒル』、ウィリアム・ピーターセン(現在は『CSI』で人気)、そしてキーファー・サザーランド、然り。

ただし、最近は映画プロデューサーがテレビ番組制作をするパターンも増えてきており、従来程にはテレビと映画での棲み分けは明白では無い様です。
『エイリアス』はJ・J・エイブラムズが製作し、ゲスト出演者にルトガー・ハウアー、クエンティン・タランティーノ、ロジャー・ムーア等の豪華な顔ぶれが登場して私は『おおー!』と感じました。
また、『CSI』はジェリー・ブラッカイマーが製作してますし、スピルバーグも製作する番組もあります。
現在では映画並の制作費をかけて製作されており、より実力のある脚本家を起用している程ですので、過去以上にクオリティは良くなってきているのも事実です。
何シーズンも続くとイメージの固定化によってオファーが限定されたり、シリーズ末期に人気サッパリ、な事もありますが、当たれば数年間は安定したペースでの仕事となる事にもなります。

映画並みの制作費を投入しつつ、タイムリーにストーリー製作や俳優を起用出来、人気に因っては映画版にも発展できる事を考えると、かつてと比べると『いかにも格下』とも言い切れないとは思いますね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます!
ドン・ジョンソンは確かに顕著な例ですね。 私自身、先入観なのでしょうが、映画で見るドン・ジョンソンは安い感じがして違和感があったのを覚えています。(ナッシュの彼はあんなに輝いているのに)
最近、FOXチャンネルで放送しているドラマにジェイムス・スペイダーやジュリエット・ルイスなどの顔ぶれがあることを知り、今回の疑問を持ちました。
mgrover75さんが仰るように、製作側の価値観も含め、企画によっては以前ほど垣根がないのかもと思います。
俳優さんたちがキャリアを積み重ねたり、新たな活躍の場を広げるチャンスが増えたという意味でも、個人的には喜ばしく感じます。
大変わかりやすいご説明を頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/11 10:45

2001年製作の「デブラ・ウィンガーを探して」という映画がありました。

数十人の女優へのインタビューという変わった形式の映画でしたが、その中でほぼ全員が「TVの仕事は最低」と言っていました。「ER」のキャロル役で好評を博したジュリアナ・マルグリースだけがTVを擁護する発言をしていたのが印象的でした。なので、「映画の方が格上」という考え方は、まだまだくすぶっているのではないかと思っています。
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この回答へのお礼

ということはやはりそれだけ待遇に差があるということでしょうね。
TVドラマといっても映画並のスタッフや予算を使える作品とそうでない作品とでは別物なのかもしれません。
つまり、映画俳優がTVドラマに出演するときは、それなりの企画の面白さだったり、何か理由があってのことなのかも。
興味深い回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/11 11:02

アメリカの限らず日本でも同じ傾向がありました、いまだに


映画女優という肩書きの「吉永小百合さん、浅丘るり子さん」などがいます。(TVを格下と思っていらっしゃるのではなくあくまでも職業が「映画女優」ということだと思います。)
しかしTVで劇場映画を放送するようになってからはその格差は無くなり多くの俳優がTVにも「タレントという肩書き」になり進出していると思います。アメリカでも同じだと思います。
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この回答へのお礼

日本でもそのような肩書きによる区別される感覚はあったのですね。
確かに浅丘ルリ子さんは最近ドラマでも拝見しますが、吉永小百合さんはほとんど出演していらっしゃらないですね。
映画の存在が時代とともに変化する中、俳優と映画(TVドラマ)への関係性も変化してということでしょうね。
興味深い回答ありがとうございました。

余談ですが、今、日本で銀幕への拘りから映画にしか出演しない俳優さんっていらっしゃるのでしょうかね。
(浅野忠信さんと田中麗奈さんが浮かびましたが。)

お礼日時:2007/07/11 10:56

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