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現在、新築を検討しています。
候補に上がっているのが、ミサワセラミックとダイワハウス(XEVO)です。

ミサワセラミックはセラミック外壁(厚さ80mm)で遮音性を46dBの遮音性能とあります。
一方、ダイワハウス(XEVO)は通常外壁に外張り断熱材があるだけなのに50dBの遮音性能とあります。(1kHz帯域)
私は正直、ミサワの分厚いセラミック外壁に魅せられており、なんで普通の外壁に断熱材を入れただけでセラミックと同等の遮音性があるのか素朴に疑問があります。

どちらも帯域や測定環境が違うのでスペックだけでは正確に比べ様がないとは思いますが、この2社の遮音性について、正直な所、どちらが遮音性が勝っているのかを教えて頂ければ幸いです。

A 回答 (4件)

先の回答にあるように外部騒音に対しては窓が一番問題になりますね。



http://www.misawa.co.jp/kodate/seinou/hybrid/anz …
http://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/about/technic …

本当は周波数ごとのデータがあれば、検討出来ますが、上記各社のホームページから判断すると、
ミサワはオールパス(各周波数を合成したもの)、ダイワは1khz帯域の性能だけの表示のようで評価方法が全然違っていますね。
そのためこのデータでは直接は比較出来ませんね。

1khzの帯域は比較的遮音しやすく、500hz以下は遮音しにくいと言われていますので、低音の遮音性能が劣っていて逆にオールパスでは性能が悪い可能性もあります。

なお、4の差は効果としては微妙ですね。
3でよく聞き比べれば違いがわかる程度、5で効果がある程度確認出来る程度、10で効果が実感出来る程度の差と言われていますので。

日本建築学会ではD値という方法で壁などの遮音性能を表示する方法を提案しています。
この方法では、各周波数ごとに応じて基準曲線を作っており、この基準曲線に対して一番性能の劣る周波数帯域の評価により表示する方法となっています。

おそらく各メーカーもこの評価方法による検討を行っていると思いますので、建築学会の基準による遮音性能を聞いてみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

なるほど。オールパスでの評価と言う事であれば、ミサワに軍配が上がるという事ですね。
恐らく、おっしゃるようにダイワさんの数値と言うのは一番遮音性の高い所をカタログスペックとして表記しているので、数値だけ比べる事自体が間違いだと思いました。もう一度、それぞれのモデルハウス(実際の延床面積に近い建物)で、自分で体感するしか確実な方法は無いかもしれません。
また、メーカーに対しても、アドバイス頂いたD値と言う評価で回答を頂いてみる事にします。
大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/11 13:29

防音について少し勘違いをされているように思います。


外壁が防音性能の主役を担っているかのように思われているようですが、それは根本的に間違いです。

壁の構造は、

内壁-空間又は断熱材-外張り(構造用合板など)-(なし又は断熱材)-防水層-(なし又は通気層)-外壁

という構成になっています。内壁すぐに断熱材があるのは充填断熱といい、外張りの外側に断熱材があるのは外張り断熱といいます。

次に防音ということを考えます。
防音というのは、遮音(音をさえぎることをいい、重量の重いものが有利)と吸音(音を吸収するもので、繊維系の断熱材などが有効です。)を組み合わせて達成されます。

また、もう一つ重要なのが気密性です。
いま、たとえば1平方メートル(以後1m^2と表記します)のところに1cm^2の穴が空いていたとすると、仮に壁が一切音を通さないほどの重量物で作られていたとしても、遮音性能は40dBになります。

あと遮音材ですが、単純にたとえば重量を2倍にしても遮音性は3dBしか向上しません。ところが遮音材の間に吸音材を入れると、トータルの重量は同じでも遮音性能はもっと高くなります。

つまり、防音性能を高くするには、遮音材(重量のあるものがよい)と吸音材を組み合わせて、更に気密性を高くすれば全体の防音性が高く出来ます。

話を外壁に戻しますけど、メーカーにもよりますが、最近は外壁と防水層の間に通気層を設けるのが一般的です。この場合、通気層なので当然通気口からの音の進入はありますから、その意味では外壁部分は防音性能の主役は担っていません。もちろん全く効果がないわけではありませんけど、それより隙間による遮音性低下のほうが影響は大きいです。

もう一ついうと、防音したい場合にはあまり外壁による遮音ということはしません。
なぜならば、遮音性の高い外壁=重量のある外壁となりますが、これは地震に対しても弱くなるなどデメリットがあるからです。
せいぜいALCが限度です(これも外壁としてはかなり重いので鉄骨作りなどの家でしか使われませんが)。
つまりそれより軽いものだとあまり意味がないのです。

一番重要なのは内壁から防水層までの構造です。通常柱は10cm以上あるので、この空間で如何に気密性を確保し、内壁、外張りによる遮音性を高くするのかというのが重要な点です。

たとえば、内壁から、石膏ボード12mm+防湿層+繊維系断熱材(24k以上のグラスウールを100m程度)+外張り構造用合板12mmとして、外張りの合板は柱に打ち付けて2x4工法のように気密性を確保すると、遮音性は格段に大きくなります。

もちろん窓の遮音性は重要です。ここでも窓の気密性が低いといくらガラス枚数が多くても意味を成しません。
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この回答へのお礼

なるほど。いくら壁が分厚くとも隙間があればば遮音性能は落ちると言う事ですね。
確かに、ミサワセラミックの防音効果をデモする箱(セラミック外壁で作った箱にスピーカーを入れ音楽を鳴らす)も、入り口にはゴムで空気が逃げないようにパッキンがされていました。それほど、空気が逃げないようにすることが重要と言う事ですね。大変参考になりました。有難う御座いました。

お礼日時:2007/07/11 13:22

外壁の遮音性と云うと、お宅の家の前は幹線道路でしょうか?数値上では4dB


の違いですので大差はありませんね。
それより窓の遮音性を考えられた方が良いでしょう、アルミサッシとペアーガラスの組み合わせで36dB位ですから。
これでは車の音がかなりうるさく感じます、高気密、高遮音性、高断熱、サッシと 6.8mm 位のペアーガラスの組み合わせをお勧めします。
我が家は窓の遮音性でチョット失敗しました、遮音カーテンを使用していますが、大して効果はありません。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
おっしゃる様に、ガラスの性能で違うと言うのは、モデルハウスを見て周った時に実感しました。
12mmペアでは聞こえない騒音も6mmペアでは良く聞こえました。
開口部も考えて検討したいと思います。有難う御座いました。

お礼日時:2007/07/11 10:09

普通のものでも、断熱材の遮音性はかなりすぐれていますよ。


メーカーが発表しているのなら、環境やグレードによって多少の違いはあるかもしれませんが、普通の生活をするのなら、一般的な木造住宅でも、基本通り建てれば、不自由は無いと思います。
遮音性以外でもっと比較するところがあるのではないでしょうか?

普段の生活に100点満点で50点の遮音性能が必要としていると仮定しますと、今考えているのは、90点と91点どちらが良いでしょう?
と言う感じです。
どちらも十分な性能を持っていると考えてよいでしょう。
建てた後の比較が出来ないので、どちらも同じ。もしくは、選んだほうが正解!
でよいと思います。

質問の内容と少しずれてしまいました。不要でしたら聞き流してください。
良い家が出来ると良いですね。

この回答への補足

アドバイス有難う御座います。
実は、今現在の住まいでかなり音に悩まされたので(犬や車、その他色々)今回は音に過敏になってしまっていると言うのが現状です。ですので、少しでも良い方をと考えています。

もちろん、その他の性能についても比較検討しています。が、やはり音が今一番ネックとなっています。まぁ、お金があれば鉄筋コンクリートにすればいいのですが、そこはやはり無理なので、手が出る所で検討、模索しています。

いや別に回し者ではないのですが、見た目だと分厚いコンクリのような壁+断熱材と薄い壁+断熱材だけだと、素人判断ですが、何故分厚い壁と同等なのか?と言う素朴な疑問が出てきたのです。帯域を指定している所から見ると、条件次第ではかなり差がでてくるのでしょうか・・・。

大差無いと言う事は判っているのですが、自分的に納得していないので、精神的な不安だけなのかもしれません。変な書き込みですいません・・・。

補足日時:2007/07/11 10:15
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この回答へのお礼

投稿個所を間違えていました。
有難う御座いました。

お礼日時:2007/07/11 10:22

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