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 途上国の話で、
経済性IRR(EIRR)がよければ国にはいいが、
財務的なIRR(FIRR)がよければ民間によい、
というようなことを聞きました。
どういう意味なのでしょうか?

A 回答 (2件)

#1です。



ここの10ページにちゃんとした定義と説明がありますね。
http://www.jica.go.jp/branch/ific/jigyo/report/k …


FIRR>市場金利なら、その事業は採算ベースに乗る。

というふうに考えればいいんでしょう。
比較の対象は、その社会の企業の平均的な資本利益率であるべきかな~とも思います。

要するに、ほかの事業をやらないでこっちの事業をやったほうがいい、と判断できなければ、その事業はやっちゃいけないはずですから。
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えっと・・・ここ、株のカテなんですが。

。。


経済を専攻したわけじゃないので、参考程度に聞いてください。


>経済性IRR(EIRR)がよければ国にはいいが、

ではなく、
「EIRRは高いがFIRRが低い事業は、国や自治体などがやるしかないし、やるべきだ。FIRRが高いなら民間資本でやればいい(途上国で資本が足りなければ、国が融資する必要があるかもしれない)」
ということでは?

例えば、毎年洪水で田畑が流れる地域に堤防を作るとします。
農作物の被害が減るので、長期ではメリットが大きく、建設費は莫大でもわりがあう。
でも周辺の農家から、その建設費を徴収できませんよね。だから企業はやらない。国がやるしかないわけです。

この考え方だと、例えば鉄道を作って、鉄道自体は赤字でも、その地域の経済に寄与する分が大きければ、わりにあうことになります。
国が建設国債を発行して(借金して)作っても、経済が発展すれば、将来の税収増でその借金は返せるわけですからね。


一方、FIRRが高ければ、借金して資本を投下して、利益から利子を払っても収益が出るので、(資金力が十分なら)企業がやればいいわけです。


発展途上の段階では、EIRR中心に考えて国が主体で開発を進めるメリットが大きい。
でも現在の日本は、インフラが整備されてそういった事業はやるつくされてきている。
なのに相変わらず途上国的「開発主義」で、要りもしない地方空港などを作り続けている。
要らない物は作っても経済発展に結びつかない。→財政赤字がふくらむだけ。
だからイギリスのように、民間主導に切り替え、採算重視で行くべき。


・・・ってことではないでしょうか。
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