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テレビなどで発展途上国の貧困層の子供の特集などをしてると
決まって『学校に行って勉強がしたい』というセリフが出てきます。

しかし日本人で学校に行って勉強したいなどという人はまれです。
大概の人間が『つらい』『サボりたい』『勉強したくない』など否定的な
セリフを口にします。

途上国の子供は勉強が『貧困層から抜け出すための手段』ということを
抜きにしても勉強をやりたそうに見えます。
事実『遊びたい』などというセリフは聞いたことがありません。

この差はいったいどこから生まれるのでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

こんにちは。



日本人は勉強がつらそうで、途上国の子どもたちは勉強をやりたそうに見える、とのことでしたが、
そこに関して言えば、途上国も日本と同じように勉強が好きな子もいれば嫌いな子もいるという印象なのですが、いかがでしょうか。

様々な理由により勉強をしたことのない途上国の子が、勉強したい、と意欲的に言い出すことはありますが、
その子が、自分に必要な勉強の機会を実際に与えられ、努力を求められたときに、
意欲的に勉強に取り組み続けるとは限りません。

私も仕事柄、途上国のワーキングチルドレンから「勉強したい」と聞かされることがあります。
どうして勉強したいのと聞きかえすのですが、それに対して返ってくる答えは何だと思われますか?

その答えがもし、
「いろいろなことに興味があるから」
や、
「世界を知りたいから」
だったなら、実際に勉強を始めてからも、意欲は持続するでしょう。

しかし、そうではありません。
彼らの目的はふつう、いい学校に入り、収入のいい仕事につくこと。もしくはそれにより現状を打破することにあります。

そういった希望をもつこと、夢を抱くことは簡単です。
日本でも、簡単です。
ただ、日本の子どもたちは、彼らと違って、そのためになさなければならない苦労の大きさを知っています。

途上国の子どもたちも、NGOなどにより学習の機会を与えられることがあります。
しかし、実際のところ、収入の良い仕事につけるようなより高い学歴をつけるためには、
多少なりともハードな勉強をしなければならないわけです。日本と同じです。
すると、それを苦痛に感じて、数ヶ月もしないうちにみずから脱落していく子が大勢います。これもまた、日本と同じです。

シンプルですが、1番の方の回答がかなり的を射ているように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
実体験に基づく回答は大変参考になりました。

お礼日時:2007/08/03 16:14

ちょっと別の見方から回答します。


途上国のそういう子供たちは、なぜ学校に通って勉強することができないのでしょうか?

それは、
家が貧しくて働きに出なければならないため and/or
国が貧しくて身近に通える学校が整備されていないため
ですよね。

「学校に通って勉強する」というライフスタイルは、家庭・国が一定以上豊かだからこそ成り立つものです。
そういう子どもたちは、必ずしも「勉強するのが好き」というよりも、「学校に通えるほど豊かな家庭・国に生まれたかった」という本音があると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、そういう考えもありますね。

お礼日時:2007/08/03 16:10

単純につまらないからではないでしょうか。


小学生に「勉強は何のためにするの?」
と言われて納得のいく答えを言える人は余り居ないはず。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/03 16:10

はじめまして。



ご質問1:
<なぜ日本人は勉強が嫌いなのか。>

ずばり、勉強のしすぎだからです。このご質問を見たとき、え???って思いました。何故なら、日本人ほど勉強をしている国民はいないからです。

英国にも長く在住し、現在はフランスに長年在住しています。長年欧州生活をしていると、つくづく日本人がいかに勤勉で、勉強、宿題、小さい頃からお稽古事や塾に明け暮れ、頭脳や情緒面を鍛えられている国民はいないと思ってしまいます。

それが、思春期になって、自我や独立心が確立してくる頃、たまった疲弊が突如現れてくるのだと思われます。それが、ご質問文にある「つらい」「さぼりたい」「勉強したくない」という心の叫びとなって現れるのです。また、それは、精神上正常な反応であり、素直な感情の吐露でもあります。その課程は反抗期と同様、経る必要のある、心身の重要な一休みと思われます。

疲弊の兆候が出るのは、個人差もあり、社会人になって突如発露する人もいれば、中年期や退職後にどっと押し寄せる人もいるでしょう。大切なのは、たまった負のエネルギーが爆発して他人に迷惑をかけたり、方向を誤って自らを傷つけたりといった、不幸に陥らないようにすることです。

ちょっと極端ですが、フランスと比較していかに日本人が勉強しているか例を挙げてみましょう。

1.仏人学生は一年間の休み(夏休み、冬休み、春休みなど)が合計訳4ヶ月まるまるあります。もちろん夏期講習なんて野暮なものはありませんし、夏休みの宿題や、課題なんてありません。親も1ヶ月有給休暇とって、家族みんなで南仏や外国にバカンスに出かけます。

2.塾なんてありません。子供によっては家庭教師をつける人もいますが、ごく一部の家庭に限られており、勉強が嫌いな子も好きな子も、好きな道に進み、学歴コンプレックスなんてありません。学歴のない子は、好きでその道を選んだので引け目を感じることもありません。学歴のない人もその人なりの豊かな生活(豊かな社会保障制度、沢山の有給休暇など)が約束されているからです。

3.日本の一流大学にあたるグランゼコールを卒業している仏人で、受験勉強で夜中まで勉強した経験の或る人はいません。少なくとも知っている範囲内では、皆一様に「必死で勉強した」と言いますが、「眠たくなったら寝た」とのこと。日本の受験生のように「ねじり鉢巻」「夜食をお母さんに作ってもらって」「夜中2~3時までは当たり前」なんて経験はないそうです。仏人に「忍耐」「我慢」という言葉が存在しないだけなのかもしれませんが、、、。ある日本人駐在員が言っていました。「こんな生活を経てきた日本人は、マゾ指向が身に染み込んでいるんだと思う」と。

4.昨年は、全国の高校生が、「授業が多すぎる」「教師が少ない」「教師の質が悪い」「学校の設備が悪い」と言って、大々的にストをし、学校が一週間以上閉鎖されました。日本では考えられないことです。在仏日本人などは、「年間4ヶ月も休みがあるのに」「あんたたち、中間テストや期末テストなんてないでしょ。年に一度大きな進学テストがあるだけじゃない」と冷めた目でみていましたが、、、。ま、教師も「給料が安い」「生徒の質が悪い」「学校設備が悪い」といってストを起こして、生徒が学校に行きたくても、教師がいないので学校が閉鎖なんてことも同じ年にありましたから、、、。とんでもない国です(笑)。

5.仏人の義母に「日本人は一生を『徳を高めるために学ぶ』ために生きているようなもの」「自分を高めることに人生の意義・喜びを見出している」と説いたところ、「まあ、信じられないわ」との反応。「では仏人はなんのために生きてるの?」と訊ねると、「勿論Plaisir(悦び)のためにきまってるじゃない」とのお返事。おみそれしましたー。

6.フランスの学校に通う日本人学生(駐在員の子供など)は、仏語にハンディはあるものの、数学では殆ど例外なくみんなトップレベルになります。それだけ、日本の数学レベルが高いということです。(インドなどもっと凄そうですが)

以上、フランス人との比較でしたが、「忍耐」という言葉のないフランスでは、比較対象が悪すぎたかもしれません。ただ、日本人がいかにしつけが行き届き、相手のことを考えた行動が身についており、「恥」を知っており、あるレベル以上の読み書き計算を殆どの人が習得していること、などなど、全体的な教育レベルは世界的にも自慢できるほどかなり高いと思います。


ご質問2:
<途上国の子供は勉強が『貧困層から抜け出すための手段』ということを
抜きにしても勉強をやりたそうに見えます。
事実『遊びたい』などというセリフは聞いたことがありません。>

いつも遊んでいるからです。というのは揶揄しているのではなく、学校設備が整っていない国では、遊ぶことしか時間を費やすすべがないからです。遊びにうんざりしているのです。

校舎や教室、机や椅子、黒板、新しい教科書、ノートや鉛筆、こんな普通の学校風景にどんなに憧れるか、そんな子供達が発展途上の国々には沢山いるのです。彼らにとっては「勉強すること」「学校に行くこと」は貧しい生活の中の唯一の楽しみなのです。

そして、多くの日本人が知らないかも知れませんが、日本はそんな発展途上国に援助しているODA基金の最大支出国なのです。彼らのノート一冊は、日本人の血税で支給されているのです。アジア、アフリカ、中南米、中近東で、働き者で、謙虚で、勤勉な日本人がいかに尊敬されているか、かの国の人々に接すればそれを実感するでしょう。

日本人は社会に出れば厳しい現実が待っているのですから、学生時代くらいは楽しく過ごしていいのではないかと思います。「つらい」「さぼりたい」「勉強したくない」といいながらも、わりときちんと学校を卒業しているのです。言わせてあげてもいいと思いますよ。「勉強がきらい」といいながらも、必要と感じる人はするでしょうし、勉強しなくても幸せになる道を知っている人は、しなくてもいいのだと思います。幸せは人それぞれですから。

日本の社会人で1ヶ月以上休みのとれる人がいるでしょうか?笑っていいとものタモリって、いつ休んでいるのでしょうか。

小さい頃からバカンスに明け暮れ、年間4ヶ月は休みをとり、夜中まで勉強しないでグランゼコールを卒業し、今も年間5週間以上休暇をとって南仏で休暇三昧、そんなフランス人を見ていると、小さい頃からお稽古事や塾に明け暮れ、他人のことを考えるようしつけされ、謙虚さを教えられ、受験勉強にエネルギーを費やしたのに、社会人になったら残業・付き合いでストレスはたまり、連続休暇は一週間が限度で、家庭と仕事の両立も困難な日本人、、、なんか可哀相になってきます。フランス人にジェラシーさえ感じます。

お気楽なフランスに住む者として、こんなに世界に貢献し、素晴らしい資質を持っている日本人に、もっともっと自分自身の人生を楽しんで欲しいと心から願っています。特に、戦前戦後の厳しい時代を生きてきた、年配の方々や団塊の世代の方々には、余生を充実した楽しいものにしていただきたいと願います。

それは、子供達や、学生達にも言えることです。勉強が本当にいやなら、必要ないと思ったら、しなくてもいいのです。無理やりさせるのは却って逆効果で、トラウマにもなりかねません。子供って意外と自分のことを知っています。「勉強したくない」と言いながら、必要だと思っている子供は陰でしています。何より、日本人は優秀な国民です。長い誇りある日本の歴史を辿ってきた日本人の子孫である、日本の子供達、彼らは捨てたものではありませんよ。信じてあげればいいのです。


長々と失礼しました。ご参考までに、、、。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
ただ先進国と途上国の比較なのでフランスと日本の比較は
質問の趣旨から少しはずれますね。

お礼日時:2007/08/03 16:16

日本の中にいると、学校は無味乾燥な勉強で競争させられるつらい場所と感じるのは、教育行政がそのように導いてきた部分が大きいと思います。



本来、「知らなかったことを知る」「できなかったことができる」ということはうれしいものです。

それが「権利としての教育」であり、「義務教育」の言葉も、もともとは、大人が子どもに教育を受けさせる義務を示していたのであり、子どもにとって教育が「義務」ということではなかったのです。

しかし、そのような教育では、ロボットのような人材は育ちません。
国際競争に打ち勝つためには、命令に従順な国民が必要と考えている人たちが、政治に圧力をかけて、教育をゆがめてしまっているのだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/03 16:09

個人的見解



>この差はいったいどこから
普及し、一般化しているから。
学びの環境が整っていない古い時代の日本でもそういう事は有ったでしょ。

食べ物と同じ。
無ければひもじいので食べ物優先に思考が働く。
充分行き渡っていると今度は食べられるのが当たり前になるので「食べなくても良いや」という思考が生まれる。結果「嫌いな物は食べない」という行動が現れる。
「残してはいけない」「出されたらちゃんと食べる」など強制されたら嫌になる人も居るだろう。


これと何も変わらない
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、そういう考えもありますか。

お礼日時:2007/08/03 16:09

>やらされる勉強があるから


こういう、「強制されている」という意識があるから余計嫌なんですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/03 16:07

多くの人にとって、日常はつまらなく、魅力のないものにみえます。


日本人にとっては、学校に行くこと。途上国の貧困層の子供たちにとっては生活のために働くことが、日常なのです。

一方日常から抜け出すことは、非常に魅力的です。
普段、ちゃんとした家に住んでいるからアウトドアが魅力的なのであって、家があってないような人々がわざわざ外でBBQしても楽しさは感じないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
わかりやすい例えをありがとうございます。

お礼日時:2007/08/03 16:03

仕事に溢れていて、毎日仕事、朝早くから夜遅くまで年中無休で働きっぱなし。

こういう人って休みほしいなーって思ってる人多いはずです。

でも、生活費が無くて超貧乏生活。就職したいにも、どこへ面接いっても門前払い。こんな状況の人は「働きてー」って思ってるはずです。

ここからは個人的なんですが、自分は幼稚園の頃はたくさん勉強したい!って思ってました。勉強ってなんてすばらしいんだろうって。
ご存知だろうと思いますが、でも某The日本アニメの代表格「ドラ○もん」というのもみてて、あの有名な黄色い服の男の子いますよね。主人公の相棒です。アレが常に勉強を拒んでいかにサボるかを見ているうちに、「あ、勉強って嫌いなものなんだ」って思い込んじゃいましたwで、その思い込みが自分の無意識のところで常識にww

話がそれましたが、いずれも各々の環境とスタンスでどちらにも振れるものだと実感できました。というお話です。

主観意見ですが、参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
確かにテレビとか見ていると『勉強なんてやらなくていい』
みたいな空気はありますね。

お礼日時:2007/08/03 15:49

基本的には今の状況を変えたいだけでしょう。


日本人が勉強が嫌いなのではなく、当たり前に毎日学校に行ってるから、違うことがしたということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
やはりそういうことですかね。

お礼日時:2007/08/03 15:43

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