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海に近い場所ですと、畑も砂みたいな土ですよね。
内陸になれば、いわゆる土色をした土で栽培されています。
砂っぽい土壌より、土の方が手入れが楽だったり、育ちがよかったりするものでしょうか?
それとも、砂も土も肥料や水のやり方が違うだけで、大差ないものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

土壌にも多くの種類があります大きく分けると河川や海岸の作用でできた沖積土と火山の作用でできた洪積土がありますそれぞれに特徴があります。

沖積土にも砂が多い土は海岸線に近い耕地によく見られます砂土や砂壌土があります水はけは良いのですが保水性が悪く肥料を保つ力も余りありません。このような土壌では水分が多いと甘くならないスイカやメロン、サツマイモなどは甘いものができます。スイカやメロンの産地は多くは砂地地帯にあります。
沖積土でも粘土分の多い土壌は河川の堆積作用でできた土壌で保水性が高く保肥力も強いのですが排水性が悪いので主に水田として使用されています。
洪積土は保水力、保肥力、共に優れ耕土としては優れた物理性がありますが火山灰土が大部分なので酸性が強くリン酸を吸着され効きにくいなどの性質がありますが有機質や石灰を入れれば良い土壌になります畑作や野菜栽培は大部分が洪積土です。
同じ量の肥料を入れると洪積土や粘土分が多い沖積土の方が長く効きます。肥料は土壌の仲の
コロイドという粘土鉱物に吸着されるためです。土壌の保肥力の違いはコロイドの違いです。
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この回答へのお礼

やはり作物次第で、土の向き・不向きがあるということですね。甘さが水はけと絡んで来るというのは初めて知りました。
つまり、メロンやスイカなどは、土が肥料を保持する力が弱い分、肥料をやるのが大変ということですね…。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/09/02 19:07

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