プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

wikipediaにはRaid0の欠点を

性能を100%引き出すには、I/O性能の向上を無視できる帯域を持ったバスアーキテクチャが必要となる。

と書かれておるのですが、バスアーキテクチャがどういうものか分りません。

また、もうひとつ質問なのですが、Raid0で故障した際、ファイナルデータ等を使用しても無意味なのでしょうか?

どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

>性能を100%引き出すには、I/O性能の向上を無視できる帯域を持ったバスアーキテクチャが必要となる。



これはRAID0の構築によって高速化したデータ転送速度以上の帯域幅を持ったインターフェイスに接続しないと意味が無いという意味です。例えばPCIスロットタイプのRAIDボードではデータ通信速度の最大値が低いのでRAID0を構成するHDDの台数によっては性能が生かせないのです。PCIスロットは最大で133MB/sまでのデータ転送速度しか出ませんから。他にはPCI-Expressだと500MB/sまでですね。普通の7200rpmのHDDだと1台で平均50~70MB/sぐらいなのでPCIスロットのボードだと2台、PCI-Expressのボードだと7~10台までですね。オンボードはUSB機器を何台も接続したり拡張ボードを何枚も搭載していなければ気にしなくても良いです。

ちなみに、オンボードRAIDや5万円未満のRAIDボードはソフトウェアRAIDなのでRAIDを組んだ際のパフォーマンスと安定性が若干低下します。ハードウェアRAIDのチップは非常に高額なのでサーバーやワークステーション向けの安くても6万円ぐらいするボードじゃないとありません。10万円するボードというのも珍しく無いです。

>Raid0で故障した際、ファイナルデータ等を使用しても無意味なのでしょうか?

無意味ですね。RAID0というのはデータを交互に1台ずつに保存していくので片方のHDDには断片化したデータしか入っていません。イメージとしては書類をシュレッダーに掛けて端から奇数列の紙と偶数列の紙を分けて保管しているようなものです。これでは片方分だけあっても内容は分かりませんよね?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧に説明頂きありがとうございます。おかげで理解するに到りました。ありがとうございます!

お礼日時:2007/09/18 21:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!