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こんにちは。
「地面」の「地」は「ち」に点々なのに「じ」と書きますよね?
「鼻血」の「血」も「ち」に点々なのに「ぢ」と書きますよね?
なぜ同じ「ち」に点々なのに「じ」と「ぢ」に分かれるんですか?
同じような例は他にもありそうな気がします。
ご存知の方いらっしゃったら教えてください。

A 回答 (7件)

他の人の話をまとめるとこんな感じかな:


・「地」の方にはもともと「ぢ」の音があって, これが新かなづかいで「じ」に置き換わる.
・「血」の方は「ち」の発音しかない (「ぢ」の発音がない) ので, 連濁しても新かなづかいでは「ぢ」のまま.
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この回答へのお礼

まとめてくださってありがとうございます。

お礼日時:2007/09/21 17:45

「地」を漢和辞典で引くと、



【地】-常用漢字
[画数]6画
[区点]3547[JIS]434F[シフトJIS]926E
[音訓]チ・ジ・つち
[名乗り]くに・ただ・つち

とあります。「音訓」のところに「チ」だけではなく「ジ」もありますよね。
地面、築地、布地などの「Ji」は、「チ」が発音しやすいように濁ったわけではなく、もともと「ジ」という読み方があり、それを採用しているわけです。ですから、振り仮名としては「ぢめん」「つきぢ」「ぬのぢ」ではなく、断じて「じめん」「つきじ」「ぬのじ」なんですよね。

それに対して「血」を漢和辞典で引くと、

【血】-常用漢字
[画数]6画
[区点]2376[JIS]376C[シフトJIS]8C8C
[音訓]ケツ・ち
[名乗り]ち

とあるように、「ケツ」と「ち」しか読み方がないんです。だから、「鼻血」のような場合は、発音しやすいように「ち」を濁らせて「ぢ」と読み、振り仮名も同様に「はなじ」ではなく「はなぢ」なんですよね。

私もついこの間まで、「地」は「チ」なんだから、どうして「築地」が「つきぢ」にならないのか不思議でしたが、ずっと例外規定なんだろうと思っていました。でも、改めて漢和辞典を見てみると、もともと「ジ」という読み方があったことに気付き、驚いたものです。
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この回答へのお礼

なるほど。「地」は「じ」という読み方なんですね。

お礼日時:2007/09/21 17:44

#3さんの指摘に漏れているので・・・・



「痔」は「じ」でなく、「ぢ」です。
慣例的にね。
多分、「痔」は国字だと思います。因みに、国字とは中国からの輸入の文字ではなく、日本で作られた「峠」のような感じを言います。

「ぢ」は、感覚的によくわかりますね
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この回答へのお礼

補足いただき,ありがとうございます。

お礼日時:2007/09/21 17:44

追記 ぢとじで検索するとこんなに見つかりますね。


標準語ではぢとじを発音分け=区別できないので同じ発音です
(東京人以外は違和感あるでしょう。聞き分けることも発音することも出来る地方は多い)

表記は使い分けることもあってその基本は内閣告示か
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%81%A2 …
http://72.14.235.104/search?q=cache:HuCXkuK_DjMJ …
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この回答へのお礼

URLありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2007/09/20 21:23

文化庁のホームページの現代仮名遣いを引用します。



5 次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く。

 (1)同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
  例  ちぢみ(縮) ちぢむ ちぢれる ちぢこまる
 つづみ(鼓) つづら つづく(続) つづめる(約△) つづる(綴*)
  [注意] 「いちじく」「いちじるしい」は,この例にあたらない。

 (2)二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
  例  はなぢ(鼻血) そえぢ(添乳) もらいぢち そこぢから(底力) ひぢりめん
 いれぢえ(入知恵) ちゃのみぢゃわん
 まぢか(間近) こぢんまり
 ちかぢか(近々) ちりぢり
 みかづき(三日月) たけづつ (竹筒) たづな(手綱) ともづな にいづま(新妻) けづめ ひづめ ひげづら
 おこづかい(小遣) あいそづかし わしづかみ こころづくし(心尽) てづくり(手作) こづつみ(小包) ことづて はこづめ(箱詰) はたらきづめ みちづれ(道連)
 かたづく こづく(小突) どくづく もとづく うらづける ゆきづまる
ねばりづよい
 つねづね(常々) つくづく つれづれ

 なお,次のような語については,現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として,それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。
  例  せかいじゅう(世界中)
 いなずま(稲妻) かたず(固唾*) きずな(絆*) さかずき(杯) ときわず ほおずき みみずく
 うなずく おとずれる(訪) かしずく つまずく ぬかずく ひざまずく
 あせみずく くんずほぐれつ さしずめ でずっぱり なかんずく
 うでずく くろずくめ ひとりずつ
 ゆうずう(融通)
  [注意] 次のような語の中の「じ」「ず」は,漢字の音読みでもともと濁っているものであって,上記(1) ,(2)のいずれにもあたらず,「じ」「ず」を用いて書く。
  例  じめん(地面) ぬのじ(布地)
 ずが(図画) りゃくず(略図)
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。
一応決まりごとがあるのですね。
で,それからもれたものはどちらでもいいと。
で,例外もあると。
古語の勉強ももっとしなければいけませんね(私が…)。

お礼日時:2007/09/20 21:22

これは「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」を発音分けできないNHK放送局周辺言葉を「標準語」と言い出したことの結果です。


津軽弁と薩摩弁では直接には会話成り立たないから共通語は必要だけど(江戸留守居役、いまなら東京事務所という寄生虫みたいな組織がある理由でもある。欧州ならフランス語が共通語だったけど)

このへんてこな発音方法は江戸言葉(東京方言)にすぎないが、明治政府や東京大学の権威のおかげでありがたがる風潮できました。
神奈川県では地元の漁師が話す言葉ということで教委や教師(^^)、東京から移り住む住人の支持で「子供が親と同じ言葉使うと罰」って時期がありました。
学校には方言追放表彰状や石碑も残るが、隣りの小学校では(まともな教師もいたので)方言OKでした(^^) ここで禁止された「**ジャン」(いいじゃん、そうじゃん)は学生言葉から全国に広まりいまでは意味は通じる。

質問の表記法は学校教育などでそう教えることが要請されるだけで、個々人がどう表現するかは国民の自由です。いまでも新聞記事の一部(コラム、署名のあるもの)では「大學」と表記したり「といふ」など残っています。

日本語でも平安時代と江戸時代、明治時代と現在では発音も表記も違うでしょう。てふてふ=ちょうちょう=蝶々です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
標準語誕生の経緯から発生した変化だということですね。

お礼日時:2007/09/20 21:05

>「地面」の「地」は「ち」に点々なのに「じ」と書きますよね?


違います。「地」は【チ・ジ・つち 】の読み方があります。
土地や地下の「地」は「ち」ですが、地盤や地面の地は 「じ」です。


「鼻血」の「血」は「ち」に点々です、
「血」は【ケツ・ケチ・ち】の読み方があります。

最初に質問文を読んだ時、何でだろとマジで考えました。
おもしろい引っ掛けクイズですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
でも,旧字体では「じめん」のことを「ぢめん」と書いていたとかいうことはないですか?
もしそうならなぜ「ぢ→じ」になったのでしょう?
で,なぜ「はなぢ」は「はなじ」にならなかったのでしょう?
私の思い違いだったらご指摘ください。

お礼日時:2007/09/20 20:51

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