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農業の現状についての解答を見て、流通についてはあまり考えていないと書いてありました。
私も、流通に関してはあまり情報が少ない感じがしていました。
作物別で違うと思いますが、グループ別(酪農・野菜・果物)や個別(キャベツ・米)でも良いです。
生産者の販売先があまり情報がありません、教えていただければ助かります。
青果市場などの市場に持っていくのが多いのでしょうか。
今は道の駅などで直接販売が見えてきています、その以外は解かりません、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

最初に酪農の、特に牛乳は地産地消的に都道府県単位で消費するといった大原則が今であると思います。


それは地域で生産原価が違い、特に原価の安い北海道産の牛乳が本州に大規模に入る事を防いでいます。
下記の流れ図は、いずれも消費者の前に「店」が入ります。
流通は酪農家→酪農組合→乳業メーカー→消費者、 酪農家→酪農組合→消費者、 酪農家→乳業メーカー→消費者だと思います。

野菜や果実は、いわゆる産地では、農家→農協→市場→消費者、 農家→出荷組合(農協ではなく農家が集まった共同体)→市場→消費者、 農家→産地商社(産地で農家から産品を買い取る)→市場→消費者、農家→市場→消費者 などがあります。

米は農家→農協→政府→米穀業者→消費者、農家→農協→米穀業者→消費者、 農家→産地商社→米穀業者→消費者 などと思います。

現在はスーパーなどの量販店の販売量が多く、陳列販売(八百屋さんは対面販売)なので、並べても長持ちする品質・・すなわち中級以上の物を仕入れる事が多いです。
また量販店は一回の仕入量が多いので、同じ規格の物を揃えるために市場で事前予約を入れて仕入れる事もあります。
この場合でも市場手数料は支払います。

道の駅で売っているのは、家庭菜園で余った物や、産地と言うほど纏まらない種類や変わった物を売っている事が多いですね。
インターネットを利用した産地直販も増えたですね。
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この回答へのお礼

ものすごく解かりやすい回答をいただきましてまことのありがとうございます。

農協や組合が流通にも関わっていることには気がつきませんでした。
私は、産地商社の方がいることは知りませんでしたが、かなり興味があります。産地商社の解かる資料があればもっと助かります。

ただ感じたことは、消費者に渡るまでにはかなり時間がかかるから、農家の人たちは早くから収穫して販売しているように感じます。
野菜や果物は、量販店よりも道の駅やインターネットの産地直販の方がおいしい野菜や果物のように感じました。

私のような農業の知らないものでも、わかりやすい回答でありがとうございます。

お礼日時:2007/09/24 17:32

#1です。

 補足します。
米について
米穀安定供給確保支援機構:米ネット:http://www.komenet.or.jp/
その中に良い図がありました。流通図:http://www.komenet.jp/_qa/qa_ryutu07.html

野菜・果物では
農協は各都道府県の上部団体、経済連経由で書類的には流れる事が多いです。
書き忘れで、市場→(卸 業者)→店(小売)→消費者が多いです。
卸業者を抜かしていました。

産地商社については
千葉県の例:http://www.santi-chokusou.net/
佐賀県の例:http://www.k4.dion.ne.jp/~h-seika/
奈良県の例:http://www.yaoushi.co.jp/
産地問屋と言う事が多いですね、小は1-2人からあります。

>量販店よりも道の駅やインターネットの産地直販の方がおいしい野菜や果物のように感じました。
そうかもしれません。
過熟(かじゅく・・熟れ過ぎ)市場に出しても、日持ちが悪く安値になる。
道の駅だと、味優先でそれを承知して買っていく人も多い。
通販では「こだわり」・・無農薬や減農薬、化学肥料をほとんど使わない栽培など、味や品質に自信を持って生産しているが、共同出荷では評価差が出にくく、報われない。
逆に出荷が煩わしい。
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この回答へのお礼

早速の回答誠に有難うございます。また産地問屋のホームアドレスまで頂きまして有難うございます。
早速、開いて勉強させていただきます 有難うございます。

お礼日時:2007/09/25 12:54

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