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沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定意見の撤回を求める県民大会に予想をはるかに上回る十一万人が集まったといいます。

1) 生き残った証人、専門家などの定説などを無視して、何故文部省は日本軍が強制した事を否定するのでしょう?

2)正確な歴史を日本人が共有する為にはどういう方法が、あるでしょう?

過去の事実が一つ一つ証拠がないと言って否定され、負の過去など何もなかったかのような歴史が作られようとしています。あの高校生の訴えを聞いて、無関心ではいられないと思うのですが、この私の二つの疑問にご意見をお願いいたします。

A 回答 (25件中21~25件)

1)


今回の沖縄の件についてですが、
史実としては、その場の軍責任者の行動は手榴弾を渡すといった
不明瞭なものだけで自決指示は明確には出していなかったとしても、
部下がそれを集団自決命令と解釈して伝えれば、
それは民間人からすれば「軍部の指示」に他なりません。
そういった
「軍部からの直接指示と錯誤させるような心理的圧迫を受けた」
イコール
「軍部の強制ではない」
として削ってしまうことは、あまりに乱暴すぎ、
それも一種の歴史の歪曲ではないかと私などには見えてしまいますが、
(だからこそ沖縄の人々の反感も買ってしまうのでしょう)
「史実」だけを中立的立場で正確に表記するといった意味では、
文部省の態度は正しいという話にはなると思います。

2)
たくさんの史料を読み込むといった自己努力しかないのでは・・・。
また、確定的でない部分を取扱う危険性はわかりますが、
やはり近代史・現代史について学校教育の場でもっと取扱うべきだとも思います。
未来を担う子供たちの心に問題意識を植え付けるくらいのことはすべきなはずです。
ただ、華道やら武道やら美しい国になるための授業がてんこもりにされるようで、
そんな余裕はないでしょうねぇ・・・。
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この回答へのお礼

そうですね、日本の伝統を教えるのも良いですけど、正しい過去を教えなければ、これからの国際社会に於いて日本の子供達は、そのナイーブさ故に置いてけぼりを食う可能性もあります。
有り難うございます。

お礼日時:2007/10/01 11:51

 日本全体が、全ての人材・物資・時間を戦争遂行のために使うように行動することが当たり前になっていたという事実と、その危険性が忘れられていくのは、これからの日本の将来を危うくします。



 軍と民間人が同じ洞窟に潜んで食料が少なくなっていた場合、軍と同じ洞窟に居ると民間人も死亡する確率が高いので、洞窟から出て行くように言った戦闘部隊指揮官も居るでしょうし、食料が非戦闘員に消費されると抗戦できる日数が減るので、口減らしにが理由だった場合もあるはずです。同じ指揮官が両方の理由から指示を出したこともあるでしょう。

 軍が、今で言えば、女子中高生を看護婦として大量動員を掛けることができ、指示を出していた状況は、全ての日本人が知っていると思います。

 軍が戦闘のために武器を管理し、ただでさえ武器が不足していた状況下で、集団自決するための手榴弾を民間人が使うなど、現場で軍人が手渡さない限りありえません。

 問題の本質は、軍司令官が指示を出したか、各戦闘部隊レベルで強制があったかということではなく、軍の管理下において民間人が軍の武器を使って集団自決したことにあります。
 
 当時の日本軍が民間人を守るという教育を受けなかったことが問題でなのです。

 尚、文章や写真などの証拠がないことを理由になかったとするなら、一般の殺人などの犯罪の多くは、なかったことになってしまいます。
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この回答へのお礼

本当にその通りだと思います。外地でも戦争終結を知りながら民間人より先に逃げ出した軍ですから。民間人を守らないで何の為の軍でしょう。
有り難うございました。

お礼日時:2007/10/01 11:42

沖縄県民の怒りは私たち本土の人間には予想を超えていましたね。



強制については、現場の将兵が直接命じた証拠はありません。
また、現場の兵も多くは招集された一般国民です。
そこまで非道になれるでしょうか。

どちらかといえば、世論の方でしょう。
生きて虜囚の辱めを受けるなかれ、という訓辞を軍部が宣伝し、国中にその雰囲気ができあがってました。
軍部は本当に総自殺する気でいた様ですね。

その意味で「軍部が強制した」といえば間違いはありません。
問題は現場で直接指示したかどうか。です。
この点で食い違っているのです。
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この回答へのお礼

どの点で食い違っているかという些末な事は逃げ口上でしかありません。
沖縄県民の怒りを想像出来なかったのは、いかに私たちがこの事に無関心かという事ではないでしょうか?
招集された一般国民!   軍隊の一部です。
百歩譲って、軍の上層部の命令に背いて、一平卒が手榴弾をあれだけの人々に配って歩いたとしても、軍の責任は免れないでしょう。
現実の政治家の世界ででも、秘書のやった事は本人のやった事だと叫ぶ日本人が事、この事になると変ですね。
集団自決が嘘か本当かでなく、質問に対する前向きの意見が聞きたかったです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/01 11:25

後の世に文書などによって残される歴史はそのときの権力者によって作られるものです。


またその跡を継いだ権力者によって書き換えられます。
核兵器の最初の犠牲者は日本人だと主張する人が大勢います。
あなたもそうだと思います。
広島に落とす前にアメリカ人で実験をしたということを知っていますか。
もちろん直接核爆発で実験したわけではありません。
権力者は自分にとって都合の悪いことは出来る限り残さないのです。

今信じられている歴史が正しいとは限らないことを理解してください。
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この回答へのお礼

何事も断定はいけません。
あなたもその一人です>何の一人か知りませんが私は日本中口を揃えて叫ぶ(唯一の被爆国)とは思っていませんよ。アメリカのネバダ州などでの実験もありましたし、チェルノブイリの周辺の人たちだって被爆してますから。
また、ネバダ州で映画撮影した、たくさんの有名映画俳優の死因(癌)が何であったかという本も読みましたし。
質問に対しての回答を望んでいますのでこれで失礼します。
有り難うございます。

お礼日時:2007/10/01 11:04

>日本軍が強制した事



これに関しては専門家でも両論があり、逆に聞きたいのですけど、あなたは当時沖縄の日本軍の指導的な立場にあって、軍の幹部が実際に命令した現場に居合わせたのでしょうか?
渡嘉敷島の集団自決に関わった琉球政府の照屋昇雄氏は自身が戦傷病者戦没者遺族等援護法の適応を受けるために、村長らと相談して軍の命令で自決したと嘘の報告書を書いたと証言し、この件ではノーベル賞作家の大江健三郎氏が、小説で命令したと書かれた赤松大尉の弟から名誉毀損で訴えられ、曽根綾子氏も軍の命令ではないのではといった立場から小説を出しています。

また、知人の祖父が軍の将校として南京大虐殺に関わりましたが、亡くなるまでやっていないとわれわれに証言していました。

漫画家の本宮ひろ志は「国が燃える」という作品で、検証無しで描いたため、捏造疑惑でこの漫画は休刊に追い込まれ、軍関係者の遺族からも強い抗議を受けました。

軍の命令かどうかですけど、例えば村にいる曹長クラスの軍人が勝手に兵に命じて住民に自決を迫ったとか、そういうことはあったかも知れませんが、司令官が命令して自決させたかどうかはなはだ疑問です。

真実とは中立的な立場から多くの証言や文章を集めて構築していくべきもので、伝聞推定ではいけないと思います。
特に教科書ですから、子供に先入観を与えるではなく、歴史でこういうことがあったと教え、はっきりしないことは自分で資料を当たって本当はどうだったのか調べるような姿勢を作る教育が必要と思います。

私自身は当事者ではないので、命令だったかどうかは不明ですが、大学で歴史を専攻したものとしては、先入観はいけないと思います。
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この回答へのお礼

こんにちは
南京大虐殺にはこの質問で触れていませんが気になるので一言
また、知人の祖父が軍の将校として南京大虐殺に関わりましたが、亡くなるまでやっていないとわれわれに証言していました>矛盾していませんか?

おっしゃる通り、真実とはいろいろな面から検証しなければなりません。
私はその時代に生きていてみた訳ではありませんが、現実に証人が居る訳ですから、、、、、、。
その時代に生きて見たもの意外はすべて事実かどうか分からないというなら、後100年も経てば、太平洋戦争もなかった事になるかも知れませんね?
回答有り難うございました。
 

お礼日時:2007/10/01 10:12

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