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六カ国協議をすすめる度に、日本を除く四カ国は北朝鮮に支援の約束をしています。
その結果、日本は孤立化を深めているような感じです。
本来ならば、北朝鮮の核保有をストップさせるのが目的のはず。
ところが、北朝鮮は、核実験を行い、なおかつ、各国から原油五万トンの援助の約束を取り付けています。
そのエネルギーは、北朝鮮の国民生活に向けられるものではなくて、軍事拡張に向けられることは確実視されています。
北朝鮮の核施設の稼動停止といっても、古い一部の核施設を停止させるだけで、既存の核兵器の開発は対象とされていないというではないですか ?
おそらく、そのエネルギーで、核弾頭ミサイルの開発をしていることでしょう。
はたして、こんな六カ国協議では、ますます北朝鮮の「ゆすり」「たかり」「乞食根性」を助長させるだけではないですか。
そんなではなく、北朝鮮に対しては代償無しで、核保有を放棄させるのが筋ではないでしょうか ?
そんなことを考えると、今の六カ国協議の意義が分からなくなります。
どうして、各国は北朝鮮に甘いのか ?
そんなことも含めて、私の問いに答えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

#10の再入場です。



● しかし、そんなにアメリカは外交上手なんでしょうか ?
クリントン時代の国務長官だったマデレーン・オルブライトが北を訪問した際、マスゲームに圧倒され、北を絶賛し世界中から物笑いの種になったことがあります。 これほどの失敗をすれば、もう二度とキム・ジョンイルと直接交渉しようとはしないのは当然です。 

欧米の国々はアフリカでは直接現地人と接触はしません。 民度の低い現地人はインド人。スリランカ人に管理させるのが便利なのです。 仕事でタンザニアに出かけた時、ホテルでちょっとしたトラブルがあり、揉めたことがあります。 フロントではラチがあかないので、《GMを出せ》というとインド人が出て来て言い訳ばかり。 《お前では駄目。 オーナーを出せ》というと《オーナーはオランダ人でヨハネスにいる》 そこで、南アフリカに電話をさせ、直接オランダ人と交渉したことがあります。 

アフリカで生意気なインド人を黙らせるのは《オーナーを出せ》が有効な脅し文句です。 翌日、部屋に花束と果物の籠が届けられていました。  
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● 本来ならば、北朝鮮の核保有をストップさせるのが目的のはず


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%82%AB% …
仰る通りです。 しかし、そこが国際政治の難しくもあり、面白いところです。 六者とはロシア、中国、アメリカ、韓国、北朝鮮そして日本です。 こんな国々が集まって話し合いが出来るところは他にありません。 

北朝鮮は実質的には中国の一部です。 北朝鮮は今すぐにでも韓国に併合され、朝鮮半島がひとつの国になることを望んでいます。 しかし、ロシアや中国は必ずしもそう望んではいません。

この両国は北朝鮮を自由主義国家との緩衝地帯として、今のまま残して置こうと思っています。 ですから、北を生かさず殺さずの現状維持を望んでいるのです。 そもそも、この両国が北朝鮮の生みの親なのですから。

六者協議の開催を提案したのは、米国です。 本来は米国と北朝鮮が挑戦動乱の終結を目的に話し合うべきところです。 しかし、米国政府はキムジョンイルの性格を熟知しています。 彼が信頼に足る人物ではないことは骨の髄までわかっています。 北を承知させようと思ったら、中国政府を動かし、彼らに命じさせるしかないのです。

これは欧米の国々が民度の低いアフリカで植民地を統治する時のやり方です。 民度の低い現地人と直接交渉しても、彼らは約束なんか守らないことは初めからわかっています。 そこで中間管理職にインド人やスリランカ人を使います。 彼らに命じて現地人を統治するのです。

● どうして、各国は北朝鮮に甘いのか ?
信頼の置けないキムジョンイルを、こちらに向かせるために中国政府を使うのです。 彼らは使い勝手の良い中間管理職だからです。 しかも、米国政府は北が核開発した場合、一番困るのは近隣の中国とロシアであることも熟知しています。 だから、この両国を北の見張り役に起用しているのです。 

キムジョンイルの性格からして、大胆なことなど出来るはずもないことは、みんな(日米韓中露政府)知っています。 でもそんなことを言って、本人を刺激したくないので、《大変だ。大変だ》と騒いで見せているだけのことです。 そして、キムジョンイルの北を生かさず殺さず、最低の援助でお茶を濁そうと、集まっているのです。

決して甘やかしているのではありません。 浮浪児の北を面倒みたくないので、盥回し(たらいまわし)しているだけのことです。 日本以外の四カ国は朝鮮半島分断の責任は日本にあると思っています。 それは日本政府とて同じです。 

しかし、日本も自分たちだけで、この浮浪児の面倒をみるのは真っ平ごめん蒙りたいのです。 そこへ拉致問題という格好の材料が出て来ました。 そこでこれを引き合いにして、国交の正常化と経済援助の実施を先送りにしているのです。 

ですから、六カ国協議から日本に抜けられると、他の五カ国は困ってしまうのです。 特に中国、韓国とキムジョンイルは。 
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。
新たな考え方に驚きました。
中国というのは「中間管理職国家」の略字なのですね ?
つまり、アメリカは中国を「パシリ」として利用している ?
そういえば、北朝鮮が核実験をしようとしたとき、中国は早速、唐家センを、アメリカ、ロシア、北朝鮮に派遣しました。
これは、アメリカが唐家センを呼んで、ロシア経由で北朝鮮に回した・・・なんて、考えられますね。
しかし、そんなにアメリカは外交上手なんでしょうか ?
「ジャイアン」だから、口より手のほうが早い国家だと思っておりました。

お礼日時:2007/10/03 08:49

<<私が不思議なのは、二カ国間協議をしないと日本と約束していたアメリカが、結局、北朝鮮と直に交渉し、>>


 
 アメリカは国益を最優先し、他国との約束は批准した条約のようなもの以外は、約束を破ったからといって、ほとんど気にしません。

 古くは冷戦の真っ最中に、ニクソン大統領が日本・韓国・中華民国(日本は当時、台湾を国としてとして認めていたので、国とします。)協議もせずにいきなり北京に行って、米中共同宣言を発表、アメリカの政策に従って中国と対峙していた三カ国の首脳・国民は、あっけにとられました。

 近くは、イスラム過激派を押さえるためにパキスタンを支援し、インドを牽制していましたが、インド経済が急成長して市場として大きくなると、急遽インドに接近しています。

 また最近、アメリカは台湾に独立の動きをしないように牽制しています。6ヶ国協議を通して中国と接近しているようです。
 
 グアムを太平洋の拠点基地にする動き(軍事施設に3兆円の投資。日本に1兆円以上の負担を求めている。)は、台湾が中国に組み込まれた場合を想定しているように見えます。(海外唯一の米空母の母港である横須賀、不沈空母沖縄、グアムの作る三角形と台湾の位置関係を地図で確認してみてください。)
 台湾を中国が組み込む=中国の得<アメリカの得=台湾が中国のものになることで、日本が国防に不安を感じ、アメリカに対して現在より更に巨額の軍事費負担に応じる。
 こんな筋書きが出来ているかもしれません。

 以下に書くように、中国が日本に軍事侵攻することはほとんど考えられないので、日本の軍事費負担増額は、アメリカの丸儲けの公算大です。 

<<マカオのバンコデルタアジア(BDA)に凍結されていた洗浄資金を開放してしまいました。
これは、ニセドルだったものを、本物のお金に替えたと言うこと。つまり、北朝鮮の偽札作りを認めたことのみならず、さらにアメリカが資金洗浄をしてあげたことになります。
そんなバカなことをアメリカがやつたのです。どうして、そんなことをアメリカがしたのか、理解に苦しみます。>>

 マネーロンダリングの対象となった金額が、20億円程度だったからでしょうね。全く妥協しないのでは、議長国中国の面子を潰し、今後の協力が得られなくなります。
 20億円と中国との協力関係、どちらが価値が大きいかです。 
 
<<それによって、アメリカは北朝鮮から、確実な約束を取り付けたわけではありません。つまり、全ての核施設の凍結の約束を取り付けたといっても、寧辺の古い核施設のなかの全ての核施設の凍結をしようというもの。そこは既に使われていないというのではないですか。双方が意味を取り違えたままの形だけの合意では、まつたく意味がないと思います。
それから、ご回答の通り、中国が介入したことで、北朝鮮の態度は変わったと思いますが、それによつて北朝鮮が約束を守る国になったとは思えません。>>
 当然、北朝鮮が(=金正日)約束を守ることは期待していません。北朝鮮が約束を守らず、議長国中国の面子が丸つぶれとなり、中国がアメリカに借りが出来る方がメリットが大きいと判断しているのです。
 アメリカは、北朝鮮が約束を守っても、破っても、どちらでも国益が得られる状況となったということです。
 また、以下に述べるように中国としても、北朝鮮の核武装は問題なのです。

<<確かに中国は、自由経済を取り入れたことによって、巨大な富を得たと思いますが、同時に、それを巨大な軍事費に投入しているようです。かつての日本の「富国強兵」政策です。日本は、そうした政策に転換した後、戦争に突入してゆきました。おそらく中国も、日本と同じような轍を踏むと思います。>>

 中国が共産党一党独裁である間は、日本の轍を踏むことはほとんどないといって良いでしょう。

 軍事費の増加と国家予算の増加はほぼ同じ割合です。一党独裁の中国では、政権維持に軍の支持は欠かせません。国家予算の増額以下の軍事予算増加率では、軍を押さえきれません。独裁政権の軍隊は、天安門事件でも明らかなように国民を抑えるための軍隊でもあるのです。
 また、中国が毛沢東思想(共産主義一辺倒)から鄧小平路線(政治は共産党独裁、経済は資本主義)への転換点となった中越戦争では、ベトナムに攻め込んだものの、補給が続かないことが明白になると、停戦・講和して撤退しています。(日本の場合、補給が続かないまま泥沼の戦いを続けました。)
 更に戦前は、各国がブロック経済といって、自国の直接支配圏で経済活動を行っていました。従って、支配地域が広いこと=国が豊かと考えられていました。

 現在では、グローバル化が進み、国の支配地域が広いことと国が豊かであることは、同じではありません。他国と争わないこと・戦乱にならないことが、国が豊かであるキーワードなのです。

 イラクやアフガニスタンに軍隊を派遣しているアメリカ政府の国家予算は大赤字。(だから、重油でも何でも日本の協力がほしいのです。)
 中国の10倍の軍事予算を使って、日本の数分の一の人口の国を抑えることができないのです。

 国内を力でまとめ上げている間は、中国政府が全てをコントロールできますから、大損する軍事行動より少ない金額ですむ、技術力がありお金を儲けている日本有力企業の株式を買占めるなど、もっと現実的で効果のある方法を取るものと思われます。(経済のグローバル化で、外国の企業もお金で支配することが出来ます。第二次世界大戦前には、そのようなことは不可能でした。土地を支配しないと企業や人を支配できなかったのです。)

 ただ、国民の対日感情悪化と中国民主化が共存した場合、国民の感情的暴走に民主化した政府は動かされてしまうので、大損し支配も出来ないのに、軍事行動が行われる可能性はないとは言えません。(国民が豊かになると、民主化の動きが活発になります。)

 困難とは思いますが、共産党が一党独裁している間に、対日感情を改善させておく方が、中国の民主化後が安全になると思います。

 
<<中国は、戦術的に、日米同盟のクッションとして、北朝鮮を利用していると思います。>>

 韓国と北朝鮮が合体して、人口7000万人の国が、長い国境を接するようになるのは、防衛負担の増大を意味します。(長い間、中国を宗主国としてきた歴史があり、国力が充実してきて、民族の誇りを主張するようになった韓国主体の南北合体では、対中国強固派が主導権をもつ可能性が高いと言えます。)
 中国の立場から見れば、日米韓に対するクッションとして、ぜひとも北朝鮮は存続してほしいでしょう。

<<つまり、北朝鮮の核を中国がコントロールしようとしていると思いますが、いかがなものでしようか ?>>
 中国は、既にまともな核兵器を持っており、核兵器を持つ国が増えるのは、国益にマイナスと考えています。(アメリカが日本に核兵器を持たせないのも同様です。他国に持たせてコントロールするより、自分だけもって他人に持たせないほうが、コントロールは当然楽です。)
 まして、拉致・爆弾事件・紙幣偽造(ドル・円だけでなく中国元も偽造しています。)・覚せい剤製造(中国でも北朝鮮産の覚せい剤被害者が出ています。)の元締めである金正日が、半分不発の核爆弾を持っているなんて、中国にとっても危なくて仕方がないのです。
 このように中国もアメリカと同様、北朝鮮の核武装には反対ですから、6ヶ国協議で基本的に共同歩調が取れるのです。
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この回答へのお礼

アドバイスをありがとうございます。
自分たちは核兵器を持ち続けてもよいが、他の国は核兵器をもってはいけない・・・という「核不拡散条約」は、核保有列強の傲慢だと思います。そのなかの一つが、六カ国協議だと思います。
そんな身勝手な条約に基づいた協議には、最初から無理があり、今後とも成就しないと思います。
より強い兵器を持つことが、人類の歴史でありました。したがって、歴史を逆戻りするようなことは北朝鮮でもしないとおもいます。
そんななか、中国は本気で北朝鮮が協議で核放棄するなんて考えていないと思います。
むしろ、中国・ロシアを中心にしたあらたな軍事協力網を構築しようとしていると思います。回答者様が示してくださった地図を見ながら、そんなことを考えました。
北京五輪後の中国経済の崩壊を予想する人もいますが、それよりもむしろ日米の経済のほうが危ないのかもしれませんね。
そうした国際情勢は、北朝鮮としては、体制維持をするためには好条件なんでょう。

お礼日時:2007/10/03 08:26

客観的に考えれば、各国が甘いと言うより、日本だけが厳しすぎるのですね。



日本が北朝鮮に対して厳しく出れる理由は、重要な利害関係がないからです。韓国は北朝鮮と同民族であり、強く出過ぎると国民の反感をかう。中国やロシアは難民回避というより、北朝鮮をアメリカに対する緩衝地として確保しておきたい。

アメリカと日本だけはそのような関係にないため、安心して北朝鮮バッシングをすることができた。特に日本では北叩きは支持率アップに繋がるので、「打ち出の小槌」として小泉政権後期に盛んに利用されたのです。

ところがアメリカはイラク政策でつまずき、北朝鮮問題だけでも解決しないと共和党政権がもたない状況に追いやられている。そんな中で、一つ覚えに拉致拉致と騒ぎ立て続ける日本だけが孤立化してしまったという訳です。

外交とは自分の意見だけを通すというものではありません。参加者たちのニーズを的確に見抜き、それに沿った形で外交を行わなければ早晩孤立化は免れません。その意味で拉致問題にこだわりすぎたのは安倍政権の失策でした。日本を除く5カ国が本当に問題にしていたのは「核問題」であり、日本はまずそこに重点をおいて交渉すべきでした。

次に金融・経済封鎖というものは次の手が無ければ打撃を与えることはできません。後ろに軍事力が控えているという脅しがない経済封鎖は、相手に足元を見透かされます。その意味で日本は攻撃力を持たなければならないのですが、そうすることは中韓の反発を招き、東アジア全体の危機増大につながります。このことは日本はまず中韓の疑念を払拭しなければ、北朝鮮問題は解決に向かわないことを示唆しています。北朝鮮問題の真の問題点は北朝鮮ではなく、むしろ中国や韓国など周辺諸国との関係にあるのですね。

正直、将軍様は核を手放す気はないでしょう。しかし高齢かつ糖尿病と言われる将軍様は早晩政権を委譲しなければならなくなります。ポスト金の北朝鮮をどうするか。東アジアでどういう体制を作っていくのか。これが現在問われている問題なのです。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
確かに、金正日は自身の体制維持だけを考えているのでしょう。
そういえば、金正日は、列車で自身の亡命先を中国やロシアに打診している・・・なんていうウワサも出たことがありました。
何が本当なのか、まつたく分かりませんね。

さて、「拉致問題」が、日朝の政争の具にされているということだとすれば許せないと思います。
日本は、領土や国民を奪われても何もできない国家なのでしょうか ?
これでホントに主権国家として胸が張れるものなのでしょうか ?
国民が拉致されれば取り戻そうと実践するのが主権国家というものではないでしょうか。
それなのに、他国に自分の国民が誘拐され、さらにそれを逆手にする外交を展開しているなんてことは、国民の側からも許せませんし、国際社会の日本への評価はいよいよ下がるばかりだと思います。
さて、日本の軍事力なんですが、周辺国は日本の平和憲法と国防の実情をそんなに理解しているとは思えません。つまり、平和憲法はタテマエで、実は相当な軍事力を日本が持っていると思っているようです。
昨年でも韓国では、日本の海上自衛隊のイージス艦が韓国を攻めてきたという映画をつくりましたし、中国も、太平洋戦争がトラウマになっていて、鬼ヶ島である日本を攻めるなんて、思いもよらないといいます。
その証拠に、中国の街で見かける看板には「反日」ではなく「抗日」と記されています。なまじ中国が日本にちょっかいを出せば、100倍に返ってくると信じているようです。(これは、私が実際に、中国の人から聞いた話です。日本の科学技術の水準を見れば、既に日本は核兵器以上の兵器を持っているに違いないと信じているようです。)
日米韓が軍事演習をすれば、中ロがそれに応える形で軍事演習をします。そんな具合に、中国はどんなに軍備を拡張しても安心できないといいます。それだけスゴイ戦争を、私たちの祖先はしたということですね。
そんな中国から見れは、確かに日本は「拉致問題」を政争の具にしていると見えるのかもしれませんね。

お礼日時:2007/10/03 09:31

回答になりませんが、各国何の思惑があってこんな茶番劇を延々やっているのか分かりません。

 どんな好条件を提示されても、北朝鮮が核を手放すとは素人の私でも思えません。 核が無くなれば北朝鮮は、単なる最貧の独裁国でしかありません。 しかし核が有るからと言って、今の北朝鮮の技術力、経済力から言って本来の核兵器としての有効な活用が出来るとも思えません。 こんな国と世界の大国が同じ土俵で、何の議論を延々やる必要があるのでしょうか? 核を使用するそぶりを見せれば、平壌の金日成像の上に爆弾一個落とせばすむ話で、北朝鮮なんか監視しながら無視しておけば言いと思います。
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元外務省に居た方で、現在、たしか静岡大学の教授を


されている方があるときテレビで言っておりました。
「北朝鮮は孤立などしていない。それが問題だ。」
というようなことです。おつき合いしている国は
数ヶ国ではなく、数十ヶ国だと言ってました。

なるほど、ベネズエラからは大統領が訪問したし、
ミサイルは中東やパキスタンなどに売ったり、技術供与
したりしています。

私は現在就職活動中ですが、韓国企業のLDは、日本で
人材募集していますが、韓国から北朝鮮に送電線を
敷設する計画を遂行中だと、人材派遣会社の人が
言っておりました。北朝鮮内に発電所がなくても
電気が来る方策は考えているということでしょう。

中国や韓国がなぜ援助するかというと、北朝鮮から
難民が押し寄せたら困るからだという説は多くの
まじめな評論家や学者が言っていることです。
北朝鮮もそれを分かっているはずです。

”北朝鮮に対しては代償無しで、核保有を放棄させるのが筋”
というわけには行かないでしょう。
むしろ、今まで、安部政権のとってきた、難しい問題には
背を向けて、拉致家族会の意向や事態の打開がどんなに困難か
分からない国民の意には沿うが、何の打開策も生み出しえない
方策をとってきたことに問題があるのではと感じます。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
ご紹介いただいた大学教授とは、静岡県立大学国際関係学部国際言語文化学科教授の伊豆見 元(イズミ ハジメ)氏のことでしょうか。
ご指摘の通り、北朝鮮に政変があれば、多くの難民が近隣諸国に流出するだろうと言われていますが、その貧困な北朝鮮と祖国統一を目指しているのが「大韓民国」です。既に、北朝鮮人民は難民であるとも言われております。

「悪いことをしないから、金をよこせ ! 」という脅しに応えるということは、テロ行為を認めるということではないでしょうか。
最初に筋違えなことを国際社会がしてしまつたので、北朝鮮は、乞食根性、脅迫して略奪することに慣れてしまい、そうした北朝鮮に国際社会は飼いならされた観があります。
それが今日の閉塞感を生んでいると思います。
筋を通さないから、安倍政権のように頓挫しているのだと思います。

お礼日時:2007/10/02 07:29

質問者が言うのが筋かもしれないけど、筋が通っていることを実現させることは困難だし、


筋が通れば実現するわけでもありません。

六カ国協議をやめるにしても、核保有を放棄させるために代わりに何ができる?
制裁はおろか安保理決議を通すだけでも、この前のアフガンの作戦の決議が通らなかったように、非常に難しい。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
ご指摘の通り、何もできない。ただ、閉塞感を覚えるだけです。
日本ができることは、そうしてユビを咥えて見ているだけでしょうか。
国際連合も、そんなに力があるわけではないようですし。

お礼日時:2007/10/02 00:16

基本的に ロシアは支援を一切しない旨 公言してますよ?


日本は孤立しているワケでは無く、その他100ヶ国以上が 北朝鮮に援助をしていないのだから 多数派ともいえますね。


外交は Give&Takeですので、日本の国益にならなければ 援助をしなくて良いだけの話。
『核を放棄する』との約束の代償として 今まで多額の援助を行っているのだから
それまでの分の返却要求をする権利が 日本にはあります。
『過去に北朝鮮が約束を守った事が無い』との理由で 6ヶ国協議にしているワケですから
ムチを多用するのが 常識ですので、
アメリカの内政問題(外交成果を選挙前に欲しい)に踊らされる必要性はありませんよ?
北朝鮮の復興には日本の資金力が必須条件である以上、高見の見物をしていればよいのです。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
「高見の見物」をしている間、拉致問題はどうなるのでしょうか。
また、日本が今までしてきた「多額の援助」も、北朝鮮にとっては戦後補償の一部でしか考えていないようですよ。
そうなると、ソンをするのは日本だけではないかと思います。
日本が万景望号をはじめ北朝鮮籍の船舶の入港を禁止しても、中国経由で日本からの物資が届いているといいます。
はたして、「高見の見物」でよいものでしようか ?

お礼日時:2007/10/02 00:12

確かに、6カ国協議の進捗状況は日本にとってストレスが増長するような状況ですが、6カ国協議の枠組みが日本にとってもベストでしょう。



何せ、北朝鮮はNo.2さんの言うとおり「まともな相手」ではないですし、No.1さんの言うとおり日本より「1枚上手」です。

そもそも、最終的に日本はアメリカの決断にだまって従うしかないことを北朝鮮は見抜いているので、そもそも北朝鮮は6カ国協議を希望してません。アメリカとの直接対話を希望しています。

対話を求められているアメリカにしても、冷戦が終わった今、中国・ロシアは対立する敵ではなく、最重要な貿易相手です。また、イスラム原理主義のテロに比べれば、北朝鮮によるアメリカへの直接的な被害も現実性がありません。

正直なところ、アメリカは北朝鮮が自力で核兵器を作れない状況を確保できれば、どこまでも妥協をする気でいます。というか、テロ対策や北朝鮮に影響力を持つ中国・ロシアとの関係の方がより重要なので、北朝鮮の問題は優先順位が低いのが実態だと思います。


ロシア・中国・韓国は北朝鮮が政治的に不安定となって難民が国境を越えることを一番恐れている。しかもロシア・中国は一定の影響力を北朝鮮に持っているので、政権が崩壊しないことを願っている。つまり、消極的ながらも現状を維持したいと考えている。

北朝鮮からラブコールを送られているアメリカは、無視したいのが本音だけど、ロシア・中国の前でつれない態度も取れず、適当にあしらう方法がないか探している。

北朝鮮は、こうした状況を知った上で、やりたい放題、言いたい放題やっている。

こうした状況が、6カ国協議を停滞させているのでしょうし、拉致問題を6カ国協議で話し合うしかない日本にとっては、我慢の時が続くのでしょう。
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この回答へのお礼

アドバイスをありがとうございます。
なるほど、確かに日本は、北朝鮮が指摘したとおりアメリカの属国というイメージでしょうね。
そのアメリカは、中東和平、アフガニスタン、イラン、イラクなどで手がいっぱいというところですネ。
そうした国際情勢を見抜いて、したたかな外交をしているのが北朝鮮ということですか。
それに時間が経つほど拉致問題は自然に解決してしまう。つまり、寿命が来てしまえば、問題が無くなると北朝鮮は考えているでしょう。つまり「時間」というカードも北朝鮮側にあるということですね。
ロシアは既に資源大国、中国も産業大国を目指しています。そうした経済界の変化も、北朝鮮は利用しているということなのでしょうか。
なんだか悔しくなってきました。

お礼日時:2007/10/02 00:03

 「北朝鮮との交渉」自体がまともではないのです。



 他国民の拉致。
 民間航空機の爆破。
 ラングーン爆弾事件。
 明らかに国家テロ実施国で、その指揮を執った人物が、現在個人崇拝を強要する独裁者として君臨しています。

  KEDOをご存知でしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/KEDO

 アメリカ・韓国・日本がお金を出して、北朝鮮の核兵器開発停止の見返りに、重油毎年50万トン(実際にアメリカが供給し、4年間以上で200万トンを越える重油を北朝鮮にあげたはず。)と原子炉建設費用7000億円以上(韓国7割・日本3割、建設費用が予想外に増加して1兆円近くになりそうだった。日本政府が約2000億円支出した段階で北朝鮮の秘密核開発が発覚、工事中止となった。尚、当然ながら2000億円は現金で北朝鮮に渡したのではなく、日本企業に発注した原子炉機器・工事機械・資材費用がほとんど。)を約束したことがあり、米・韓・日が約束を実行していたのに、北朝鮮は守らなかった。

 今回の交渉のきっかけとなった、預金封鎖の対象となった口座は、民間企業名義のものです。

 民間企業(北朝鮮の貿易商社名義)の口座を解除することが、核兵器破棄の6カ国の外交交渉交渉の条件になるなど、普通ではありえない。

『こんなまともでないことばかりの、筋を通さない国』が北朝鮮です。

<<北朝鮮に対しては代償無しで、核保有を放棄させるのが筋ではないでしょうか>>
 そんな筋を通してくれて、まともな交渉をやる国なら、問題などとっくの昔に解決しています。

 筋を通さず約束を守らない国に、約束を守らざるを得ない状況を作り上げるために、苦心して交渉しているのです。

 6カ国協議では、基本的に他の五ヶ国も北朝鮮を信じていません。

 会議の中心は、アメリカと中国の裏約束で、北朝鮮が約束を破った場合、中国はどういう措置を取るかを交渉していると思われます。

 現在中国は、アメリカとの貿易で年間10兆円の黒字、日本との貿易で3兆円の黒字です。
 中国はアメリカや日本と約束すれば、貿易の利益に影響が出るので、守ろうとします。(中国は既に、20年前の閉鎖経済の国ではありません。世界中で一番貿易で儲けている国です。)

 アメリカは、北朝鮮を信用していませんが、貿易が止まれば国が傾く中国が約束を守ろうとするのは、ほぼ間違いないと読んでいます。(北京オリンピックや上海万博も間もなくなので、国際社会に背を向けることはないと見ています。)
 
 約束を破れば、どのような経済制裁を中国が北朝鮮に行うか、そこまで詰めている可能性大と思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
私が不思議なのは、二カ国間協議をしないと日本と約束していたアメリカが、結局、北朝鮮と直に交渉し、マカオのバンコデルタアジア(BDA)に凍結されていた洗浄資金を開放してしまいました。
これは、ニセドルだったものを、本物のお金に替えたと言うこと。つまり、北朝鮮の偽札作りを認めたことのみならず、さらにアメリカが資金洗浄をしてあげたことになります。
そんなバカなことをアメリカがやつたのです。どうして、そんなことをアメリカがしたのか、理解に苦しみます。
それによって、アメリカは北朝鮮から、確実な約束を取り付けたわけではありません。つまり、全ての核施設の凍結の約束を取り付けたといっても、寧辺の古い核施設のなかの全ての核施設の凍結をしようというもの。そこは既に使われていないというのではないですか。双方が意味を取り違えたままの形だけの合意では、まつたく意味がないと思います。
それから、ご回答の通り、中国が介入したことで、北朝鮮の態度は変わったと思いますが、それによつて北朝鮮が約束を守る国になったとは思えません。
確かに中国は、自由経済を取り入れたことによって、巨大な富を得たと思いますが、同時に、それを巨大な軍事費に投入しているようです。かつての日本の「富国強兵」政策です。日本は、そうした政策に転換した後、戦争に突入してゆきました。おそらく中国も、日本と同じような轍を踏むと思います。
中国は、戦術的に、日米同盟のクッションとして、北朝鮮を利用していると思います。つまり、北朝鮮の核を中国がコントロールしようとしていると思いますが、いかがなものでしようか ?

お礼日時:2007/10/01 23:52

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