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他動詞の性質から見てみると、典型的な性質とそうではない性質があります。つまり、意志性(典型的な性質)ー無意志性(典型的ではない性質)、他動性ー非他動性、継続性ー瞬間性、動作性ー状態性などがあります。外国人日本語学習者にとっては、典型的な性質を持っている他動詞に比べて、典型的ではない性質を持っている他動詞はかなり難しいと思っています。ですから、私(留学生)はこれから典型的ではない性質を持っている他動詞について、論文を書こうと思っていますが、一体どういうふうに書けばいいか分からなくて、困っているところです。もしいいアイディアがありましたら、教えてください。宜しく、お願いします。

A 回答 (1件)

そうですねぇ、まずは動詞に関する文献をたくさんお読みになることです。


影山太郎、高橋太郎、三原健一、工藤真由美、中右実など、およびそこで挙げられている文献を読んでください。

その上でたとえば、他動性を構成する要素(被影響性(affectedness)、意図性、項構造、アスペクトなど)を調べ、
[+Affected, +Intentional, +Accusative, -State]
を典型的な(プロトタイプの)他動詞とし、そこから離れれば離れるほど他動性が下がる、とするのが本道でしょうね。

たとえば、「壊す」は上の全ての条件を満たしますが、「探す」は [-Affected] という点のみが他動性からはずれる、とかね。

ポイントは、
1.他動性の構成要素には何があるか、
2.構成要素間の階層付け、(たとえば、[-Affected, +Intentional, +Accusative, -State] と [+Affected, -Intentional, +Accusative, -State] のどちらが他動性が高いのか、とか)

がんばってください。
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