胸の中で私自身が私に語りかけてくる

こんにちは。
この10年余り気になってっている事があり
心理学に詳しい方の意見が聞ければありがたく思います。

私は35歳、既婚女性、6歳の娘がおります。
気になっている事というのは、ふとした時に
私の心の中に浮かんでくる言葉（思い？）のことです。
それは

「おうちに帰りたい」

という言葉なんです。
例えば、「お腹がすいたなぁ」とか「買い物に行かなきゃ」とかといった
頭に思いつくような感じではなく、第三者が私に語りかけてくるような
それでいて、それは私自身の言葉といった感じで…
そう、胸の中で私自身が私に語りかけてくるといった感じです。
（幻聴のように耳に聞こえるわけではありません）

しかし、「おうち」というのが、初めは実家？と思ったのですが
長期で実家に帰っていても同じ現象が起こるのです。
ちなみに私は東北に住んでおり実家は東京です。
これが始まったのは24歳の頃からです。
ちょうどその頃に2年間同棲していた彼と別れ、一人暮らしを初めたのですが、
酷い別れ方をしたため、別れてから1年ほどは精神的につらく、
一人でいると勝手に涙が出てくるような感じでした。
そして、その頃に「おうちに帰りたい」という言葉が胸に浮かんでくるように
なった気がします。
なので、この「おうち」というのは、同棲していたマンションのことなのかなぁ
と漠然と考えてはいるのですが…。
もう10年以上前のことで、元彼に対しては、好きだという気持ちは全く残っていません。
ただどちらかというと思い出したくない過去というほうに近く、
また、最近では思い出そうとしても記憶は薄れがちな程です。
ちなみに元彼は現在はそのマンションを引っ越しており消息不明です。
共通の友人知人もほとんどおらず、連絡が取れるような人もいません。

そして、私は28歳に、現在の主人と結婚し子供にも恵まれそれなりに
幸せに暮らしています。
1年半まえにマイホームを構え、ここが私の「おうち」だという認識も
充分にあるはずなのですが、この言葉が浮かんでくると、なんだか
虚しくなってしまいます。
心のずっと奥のほうには私じゃない私が居るのではないか
ここは私の本当の居場所じゃないのだろうか…
などと考えなくても良いことを考えてしまったり。

特に、忙しくしている時には、あまり起こらないのですが、
やはり、疲れているときなどに、ふっと現れるのです。
頻度としては月に数回のこともあれば、週に数回のこともあります。

特別に大きな実害がある訳ではないので精神科に行くというほどには
捉えてないのですが、もしすっきりできればありがたいと思い
ここに質問させていただきました。

よろしくお願いいたします

No.3 ベストアンサー 回答者： snakesoul 回答日時： 2007/10/03 10:01

＞第三者が私に語りかけてくるような「おうちに帰りたい」

＞元彼とやりとりしているところや、彼のお母さんとやりとりしているところが、画像の一コマのように、突然、頭の中に、割り込んでくる


強い抑圧により生じる症状のようにも見えますが、10年という時間や質問者様自身の症状のとらえかたや症状のでかたなどを見ると、少し違うように見えます。
過度の精神的なストレスによって、かなり軽度の統合失調症を発症していたのかもしれません。そして、精神的には元気になったけれど、極一部の症状が残ってしまったのかもしれません。

もしそうだとすれば、「症状とうまくつきあう」ことをお勧めします。統合失調症の残遺症状であるとすると、過去を振り返ってもどれほど治るかわかりませんし、逆にそれによって悪くなる危険があります。生活の中で特に困ることはないようですので、今さら薬を飲む必要もないでしょうし、治療するより、うまく付き合う方向で考えられるといいかなと思います。

＞第三者が私に語りかけてくるような「おうちに帰りたい」
これを一時的な脳機能の異常によって生じてしまった独特なクセと考えます。「おうちに帰りたい」という言葉自体には特に意味はありません。脳機能が異常を生じたときにたまたまそう思っていた、というだけだと思います。ですから、悩む必要はありません。むしろ、自分のお疲れ度（もしくはストレス度）バロメーターとして利用していく、くらいの気持ちでいるのがいいのではないでしょうか。人はわりと自分の疲れやストレスに鈍感なところがありますから、その点バロメーターがあると便利かもしれませんね。

この回答へのお礼

このことは自分でも奇妙にすら感じていたので、この10年間、誰にも話したことが無く、
理解して頂ける方がいたことで、思わずこみ上げてくるものがありました。

＞今さら薬を飲む必要もないでしょうし、治療するより、うまく付き合う方向で考えられるといいかなと思います。

そう言って頂けて、なんだかホッとしました。

＞一時的な脳機能の異常によって生じてしまった独特なクセと考えます

納得できる気がしました。たしかに、もはや、もう一人の私の口癖かなと思ったりしつつ、
しかし、それでいてそんなにひどく心を病んでいる実感もなかった為
『一時的な脳機能の異常によって生じてしまった独特なクセ』というのは
とてもしっくりと来るところがありました。

質問してよかったと思います、回答いただきありがとうございました。

お礼日時：2007/10/03 11:53

No.4 回答者： am2007 回答日時： 2007/10/03 18:16

認知療法を学んでいるものです。

一般常識とは違う角度から拝見しています。

>「おうちに帰りたい」
第三者が語りかけてくる感覚、分かります。どこからともなく湧いてきます。
一種のテレパシーみたいなものと言えば、分かりやすいと思います。

>そう、胸の中で私自身が私に語りかけてくるといった感じです。
過去、このような感覚が私にもありました。

>（幻聴のように耳に聞こえるわけではありません）
非科学的だとお叱りを覚悟でいいます。
断言します。幻聴ではありません。ほんとうに聞こえているのです。

本人は「聞こえているのに…！」、第三者は「幻聴だ！！」となって、結果、ドクターには敵いません。
やがて、「そうか、幻聴なのか？」となり、「やっぱり幻聴なのかも」となれば、りっぱな病気です。
この症状がこじれてくると、統合失調症と診断される可能性が高くなるようです。

>ちょうどその頃に2年間同棲していた彼と別れ、一人暮らしを初めたのですが、
>酷い別れ方をしたため、別れてから1年ほどは精神的につらく、
>一人でいると勝手に涙が出てくるような感じでした。
NO１さんもおっしゃられているように、この頃に生じた抑圧（不安であり、悲しみであり、怒りであり、自己否定でもあり、それらから生じる葛藤）がストレスとなって「あなたの心」に残っているのだと思います。

経験上、この心の傷は、認知療法や催眠療法(友人がやっています)で解消できると思います。
強度の精神的刺激を受けると、体が緊張し、興奮し、不安に陥り、また、頬がひきつり、鼓動が高まり、手に汗をかく、といった強い生理反応が起こります。
この強い生理反応が、体に異常を起こします。

お尋ねします。
元彼と別れて暫くしてから、肩や背中などが凝る(凝りや張り)ようになっていませんか？
そして、今でも悩まされていませんか？
体の傷は時間が解決してくれますが、精神的な傷は何年も何十年も心に残ります。
もし、あったとすれば、まずこの凝りや張りを解消する手段を考えてください。
東洋医学でも、民間療法でも、解消できれば何でも構いません。
その後で、この声がどう変化したかを比較してください。

>心のずっと奥のほうには私じゃない私が居るのではないか
>ここは私の本当の居場所じゃないのだろうか…
>などと考えなくても良いことを考えてしまったり。
あなたはあなたです。単に、あなたの心に残存している当時の葛藤です。
一種のテレパシーだと理解してください。

>特に、忙しくしている時には、あまり起こらないのですが、
>やはり、疲れているときなどに、ふっと現れるのです。
>頻度としては月に数回のこともあれば、週に数回のこともあります。
人の意識というのは、緊張して物事に集中すればするほど周りのことが気にならなくなります。
逆に、疲れたときやリラックスしているときなどに多く現れます。

ここに書かれてあるあなたの文面を拝見しても、とてもしっかりと書かれています。
あなたには、全く病的傾向が見られませんので、自信を持ってください。

この回答への補足

認知療法という言葉を初めて聞きましたのでどんなものなのか
調べた上で参考にさせて頂きます。
また、催眠療法についてはANo.１さんのお礼の欄に記入したように
やはり抵抗があります。

＞元彼と別れて暫くしてから、肩や背中などが凝る(凝りや張り)ようになっていませんか？
＞そして、今でも悩まされていませんか？

別れて1、２年はいつもピリピリと緊張しているような感じがありましたので
肩や背中などが凝るなど顕著にありましたが、
今は、本を読んだり裁縫をした時に肩が凝るといった程度です。

補足日時：2007/10/03 21:28

この回答へのお礼

人の心の中というのは、目に見えないだけに難しいものですね。
いろいろな捉え方があるのかもしれません。

＞ここに書かれてあるあなたの文面を拝見しても、とてもしっかりと書かれています。
＞あなたには、全く病的傾向が見られませんので、自信を持ってください。

優しい言葉を掛けていただきありがとうございます。
回答、参考にさせて頂きます。

お礼日時：2007/10/03 21:50

No.2 回答者： shift-2007 回答日時： 2007/10/03 00:06

胸の中で私自身が私に語りかけてくるというのは、私はしょっちゅうですよ。

・これでいいのか？
・今やるべきことは何だ？

とか、いろいろです。

やっぱりおうちというのは家ではなくて自分の居場所という意味じゃないですか。言い換えると他人との関係の中での位置みたいなものでしょうか。
逆に自分に問いかけてみたらどうですか。何が不満なのと。

この回答への補足

たぶん、ANo.2さんの思っている感じと、私が感じている現象は
違うような気がします。
いわゆる自問自答とは違うのです。
言葉で上手く言えないのですが、突然誰かに話しかけられるような
そんな感覚に近く、しかも返す言葉はみつからない。
多重人格?に近いのなぁと思ったり・・・。

また、確かに、現状での些細な不満はありますが、
でも、10年間ずっと気になり続けている不満というのは
これといって思いつかないんです。

補足日時：2007/10/03 01:00

この回答へのお礼

せっかく回答いただいたのに打ち消すような補足で
気分を害されたらごめんなさい。

でも回答いただいたこと有難く思っています。

お礼日時：2007/10/03 01:16

No.1 回答者： mariocec 回答日時： 2007/10/02 12:45

つらい思い出をお持ちなのでしょうね。

読んでいて胸が痛みましたので、回答します。

何かしらの記憶が深層心理として心の奥底に棲息しているのでしょう。
それは心の声として聞こえてくるだけではなくて貴方の色々な行動を
ある方向へ規制しているかも知れません。

そのような時は、
その原因となっているのに、抑圧が掛かっている何らかの記憶を
ひっぱりだして陽に晒すとそれで吹っ切れて、その声ともそんな感情とも
縁が切れるようです。

私は若い頃催眠術を習得しました。もう本当に長い間やっていませんが、
深層心理のコントロールには催眠術がとても効果的だと思います。
それ以外の方法では簡単に深層心理にたどりつけないと思います。
２～３回受ければ大丈夫だと思います。1度だけで良いかも知れません。
（医学的な根拠には基づいていませんので異論があるかもしれません）

しかし一方で施術者に自分自身の深層心理を一時預けるのですから
間違いのない人物でなければなりませんし、出来たらその時には
誰か身内の方に立ち会って貰ったほうが良いと思います。
あなたの母親とか父親が適当だと思います。

その時近くにに人がいるのは施術の邪魔になりませんから施術者が
それを断る理由はありません。

精神科の医師で催眠術療法をされるところを探して見てください。
>精神科に行くというほどには捉えてないのですが

間違いが起こりにくいだろうという意味で「精神科医で」という条件を
持ち出しました。
それが満たされるならば実は催眠術に長けている人で人の心理に詳しい人あれば良いのです。

この回答への補足

＞何かしらの記憶が深層心理として心の奥底に棲息しているのでしょう。

回答を読んでいて思い出したのですが、
一人暮らしをはじめて2年程が経ち、精神的にもだいぶ落ち着いた頃に
フラッシュバックというのでしょうか、普通に生活している中で、
元彼とやりとりしているところや、彼のお母さんとやりとりしているところが、
画像の一コマのように、突然、頭の中に、割り込んでくることが
数ヶ月続いたことがありました。

本当は、その時にでも精神科に行けば良かったのかもしれません。
やはり、消化しきれずしまい込んでしまったところがあるのでしょうね。

回答を頂ける参考になればと思い補足させていただきます。

補足日時：2007/10/02 19:51

この回答へのお礼

私のことで胸を痛めていただいたこと、癒された気がしました。

催眠療法はテレビで見たことがありますが、
催眠状態のなかで自分が閉じ込めているものを晒されてしまうのは、
なんだかとても抵抗を感じてしまいますね…。
回答頂けて嬉しかったです、ありがとうございました。

お礼日時：2007/10/02 19:36