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懸垂式モノレールは千葉市以外に普及していないようですが、この技術の不振さの原因はどういったところにあるのでしょうか?予算面?それとも技術面?安全面?

A 回答 (1件)

こんにちは。



>懸垂式モノレールは千葉市以外に普及していないようですが、この技術の不振さの原因はどういったところにあるのでしょうか?
千葉モノレール以外にも、“湘南モノレール”http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%98%E5%8D%97% …や“上野動物園モノレール線”もありますが・・・・・

上野動物園のモノレールにつきましては、東京都営で元々実験的要素のモノなので今回は触れませんが、湘南モノレールに付きましては地域の立派な交通手段として使われています。

普及していない要因なのですが、
【懸垂式・跨座式共通のモノレール自体の弱点】
●鉄道と比べ、鉄レール鉄車輪に代わりコンクリート桁、ゴムタイヤを使う為、摩擦抵抗が大きく急勾配を設ける事が出来、加速度も大きく取ることが出来る為駅間が短くても所要時間を短縮できるメリットがある反面、摩擦抵抗が大きいという事は、惰性で走行する事が出来ず鉄道と異なり駅間は力行運転を行わなければなりません。自動車でアクセル離してしまうと減速してしまうのと同じ理由です。
その為、消費電力量が大きい。
●構造物が大きく、一度建設してしまうと設備更新が難しい。鉄道と比べ3両→4両と編成を伸ばしたりするのが困難。
●走行の桁が1本で済み、急カーブに強く路線設定の自由度が増す為、通常鉄道よりも建設費用は安いように見えるが、電力消費量が大きく維持コストが高い。また、高架駅など為、駅の建設コストも高い。

・・・・・・上記理由で、モノレール自体の普及が低いのが現状です。

他、
【懸垂式の欠点】
●カーブの通過は振り子のように車体が動くためスムーズである。車輪と軌道が車体の上にあるため、車体も屋根上を支点に揺れる。この為乗り心地は振られるようになり難がある。
●車体より高い位置に走行桁があるということは、走行桁の位置は車体下部の空間+車体になり、走行桁を支える橋げたが構造上高くなってしまう。結果、建築費用が高くなる。また、走行桁も高く設定する事が難しい。

【跨座式の欠点】
●重心が高くなり、カーブ通過速度を高く設定する事が出来ない。
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