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先行研究の尺度、さらに自由記述から項目を補足し因子分析を行い、それぞれの因子の信頼係数を求めました。


質問(1)
3項目からなる因子で一つだけ「-の符号」がついた項目があったため信頼係数が,30近くまで落ち込んでしまいました。
その項目を取り除いても,70までは上げることはできません。
項目数を増やせば信頼係数は上がりますが、解釈上3項目で構成したいと思います。何か方法はありますでしょうか?

質問(2)
今後の研究で、今回使用した尺度の確認的因子分析を行い、Amosを使ってモデルの検証をする作業を行います。
信頼係数が低い因子を次の分析に使うことについてどうお考えですか?

質問(3)
2項目からなる因子を構成してはいけないのでしょうか?
先行研究では2項目の因子も構成しています。
その2項目は他の因子に対して因子負荷量が極めて低く独立していると考えていい負荷量を示しています。

申し訳ありませんが、どんな小さなことでもいいのでどうかご教授ください。

A 回答 (2件)

「,」 と「.」は、ちゃんと使い分けましょうね。



質問(1)について
最初から解釈ありきで話を進めるなら、探索的因子分析なんかやらなければいいじゃないですか。
あなたの仮説モデルが間違っていたというだけのことです。
「項目数を増やせば信頼係数は上がり」までわかっていてるのにその方法を採らない、あるいは元のモデルを棄てられないのであれば、それはもはや心理学ではありません。
その後執筆されるものも、論文ではなく単なる科学風エッセイです。

質問(2)について
入れるのは構いませんが、結局モデルの適合度が低くなりますよね。
仮に見かけ上の適合度が高くなったとしても、内実に問題があることはうすうす自覚されているわけです。
それについてあなたがどう考えるのかという問題です。
「解釈に不都合だからそのままでよし」とお考えなら、何も問題はないでしょう。

私ならやりません。
そんな結果をもとに考察しても笑いものになるだけですし、「心が痛む」からです。

質問(3)について
問題ないと思いますが、どなたかにそういった指摘をされたのでしょうか?

記述されている内容から考えると、2項目とも他の因子からの独立はさせるべきでしょう。
ただその二つを一つの因子として扱うかどうかは、また別の問題になります。
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まず、



> 3項目からなる因子で一つだけ「-の符号」がついた項目があったため信頼係数が,30近くまで落ち込んでしまいました。

というのはおかしいと思います。質問者さんのいっているこの「信頼係数」というのはクロンバックのα係数のことではないのですか(30とか70という値が在り得ないのですが、、、)?

因子分析は「同じような質問をいくつかにまとめるもの」で、クロンバックのα係数は「尺度得点(各項目の合計点)を出す際に余計な質問が含まれていないかどうか」を考慮するためのものです。

> 項目数を増やせば信頼係数は上がりますが、解釈上3項目で構成したいと思います。何か方法はありますでしょうか?

(分かっていて悩んでいるのでしょうが)項目を追加してα係数の値が増えるということは、単純に考えて、より必要な質問項目が追加されたということでしょう。それならば質問項目を増やすべきでしょうし、質問者さんの意図する"解釈上"の問題で3項目のままにすべきと考えるなら増やさなくても良いと思います。

> 信頼係数が低い因子

とは(因子に信頼性があるかどうかはどうやって調べたのでしょう)?そもそも因子というのは、分析者が想定した架空の概念ですからね。その因子が妥当であると判断できるのであれば取り入れればよいでしょうし、そうでないと考えるのであれば省いてもかまわないでしょう。

> 2項目からなる因子を構成してはいけないのでしょうか?

必要のない質問項目をある因子としてまとめるのは不適切でしょう。したがって、いけないということはありませんよ。

> その2項目は他の因子に対して因子負荷量が極めて低く独立していると考えていい負荷量を示しています。

???です。例えばA因子とB因子があったとして、A因子に含まれるであろう質問項目の因子負荷量(因子負荷量とはその因子との相関係数)はB因子に対する因子負荷量は当然、低くなるでしょう(もちろんそうでない場合もありますよね)。
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