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某社の問題集にあった文ですが、文中のthe manner of man he was の構造と意味を教えてください。

Samuel Johnson dominated the literary scene, not so much for what he wrote as for the manner of man he was.

A 回答 (8件)

the manner of man he was の部分はthe manner of man which he was ということで「彼がそうであった人間としての態度」つまり「彼のその態度」ということではないでしょうか。



ですのでカンマ以下の文の意味は「彼が書いた作品よりもむしろ彼のその態度のために」
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/31 23:04

manner


= やり方、流儀、しきたり

man (that) he was
= 彼がそうであるところの人間(男)
= 彼はこういう人間(男)だという、その人間(男)
= 彼という人間(男)


the manner of man he was
= 彼という人間(男)のあり方
= 彼の人間(男)としてのあり方
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この回答へのお礼

明解なご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/31 23:06

この manner は今ではあまり広く用いられない「種類」という意味に思えます。



What manner of man is he? 「彼はどんな人ですか」

the manner of man (that) he was 「彼がそうであった人の種類」とは結局「彼がどんな人か・彼の人柄」ということで what he was とほぼ同じと思います。

「サミュエル・ジョンソンは作品というよりむしろ人柄で文学界で重要な位置をもっていた」
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この回答へのお礼

the manner of manを人間の種類と考えるとわかりやすいですね。簡潔明解なご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/31 23:08

はじめまして。



ご質問:
<文中のthe manner of man he was の構造と意味を教えてください。>

1.まず、関係代名詞thatの省略です。先行詞を関係詞内に戻してみると
he was the manner of man
という文ができます。

2.このthe manner of manの部分の訳し方は、the manner ofを「マナーを知っている」「マナーのある」という形容詞として、前から訳します。

3.「マナーを知っている」とはここでは、「生き方を知っている」「自分の生き方を持っている」ということです。

4.従って、the manner of man he wasとは
(直訳)「彼が生きてきた、その生き方」
ということです。

5.実はこのthe manner of manは、mannerという単語の特性から、ここでは疑問詞詞howに置き換えられます。(先行詞mannerを含む関係副詞とも考えられます)

例:
the manner of man he was
=how he was
「彼がどうあったか」「彼がどう生きてきたか」

この疑問詞を名詞化して簡潔に
「彼の生き方」
と訳出できるのです。

6.以上を踏まえて全訳は

(直訳)「サミュエル・ジョンソンは、彼が書いたものよりむしろ、彼が生きてきたその生き様で、文学界に君臨した」

(意訳)「サミュエル・ジョンソンは、その著作よりむしろ、その人生によって、文学界に名を馳せた」
ぐらいになります。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

詳しくご説明いただきありがとうございます。the manner ofを「マナーを知っている」「マナーのある」と説明されておりますが、他にも同様の文例などあればお示しください。

お礼日時:2007/10/31 23:14

 英語の manner という言葉には、いくつかの異なった意味があります、それを正確に理解することは専門家でも難しいものです。

混乱する人がいても無理はありません。

【mannerの意味】

○「方法」、「やり方」(=way)

  例(1): They treated him in a friendly manner.(友好的に)
  例(2): the manner he lived 
       →お尋ねの英文と似て非なるものです。

 例(2)は、the way he lived と同じで「彼の(これまでの)生き方」という意味です。もとの英文としては、He lived in a ~ manner. という英文が考えられます。
 したがって、例(1)は関係代名詞を用いると the manner (in which) he lived に、関係副詞を用いると the manner (how) he lived となります。(もっとも「in which」も「how」も省略することがほとんどですが・・・。)

○「種類」(=kind / sort)

 例(3): He has all manner of books.(あらゆる種類の本)
      ※ manner に s はつきません。
 例(4): What manner of man is he?(彼はどんな人?)
 例(5): the manner of man he was
      → お尋ねの英文の中の表現です。
 
 例(5)のもとの英文は、He was a ~ manner of man.(= He was a ~kind of man.)が考えられます。
  <参考: This is a new kind of melon.>
 例(5)の英文は、関係代名詞を用いると the manner of man (that) he was となります。先行詞がもとの英文で補語の働きをしているので、この that は「関係代名詞の補語」の働きです。先行詞が人を指していますが、性格や地位、役職を示している場合には、whoを用いることはできません。(もちろん、関係副詞への書き換えもできません。)
 以上のことから、the manner of man he was の日本語訳は「彼がどのような(性格の)人物であったか」、すなわち「彼の(過去の)人柄(品格)」となります。

【お尋ねの英文の意味】
>Samuel Johnson dominated the literary scene, not so much for what he wrote as for the manner of man he was. 

○ 関係代名詞節の中で用いられた過去形は、主節の動詞の時制の影響、いわゆる「時制の一致」を受けます。したがって、文中の wrote と was は、主節の dominated と同じ時期のことを表していると考えなければなりません。日本語訳としては「現在の訳」が適切でしょう。(ただし、「その当時」という言葉を添えれば、「過去形の訳」でも前の動詞と後の動詞の示す時制が同じであることが分かります。)
 ※ what he wrote 
    →「彼が書いている文章/彼が(当時)書いていた文章」
 ※ the manner he was 
    →「彼の(その当時の)人柄(品格)」

○ 結論
 「サミュエル・ジョンソンは文学界の支配的な立場にいた、だがそれは彼が(当時)書いていた本の影響というよりもむしろ、彼の(当時の)人柄(品格)によるものであった。」
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>※ the manner he was 


    →「彼の(その当時の)人柄(品格)」

○ 訂正です。上記の表現の中に【  】の部分が抜けていました。

 ※ the manner 【of man】 he was

○ 補足です。

 the manner of man (that) he was と the manner (in which) he lived は似て非なるものです。前者の先行詞<the manner> は 「he was」 に続く「補語」の働きを、後者の先行詞<the manner> は 「in」 を伴って 「he lived」 の後で修飾語(副詞句)の働きをします。前者の 「manner」 は「種類」、後者の 「manner」 は「やり方、方法」という意味です。

 したがって、前者の訳が「彼の人柄(品格、人格)」、後者の訳が「彼の生き方」となります。

 ちなみに、日本語の「マナー」や「礼儀」にあたる言葉は、英語では manners です。

 複数の意味を持つ英単語は、英語を学習する日本人にとって悩みの種ですね。普段から自然な英語に触れる環境にある人は、フィーリングで区別できる場合もあるでしょう。しかし、常に英語を話したり話されたりすることのない普通の環境で生活している日本人の学習者は、こまめに辞書などを利用してニュアンスや用法の違いをより正確に理解できるように努めるしかないのでしょう。
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No.4です。

お返事を有難うございます。補足質問にお答えします。

ご質問1:
<the manner ofを「マナーを知っている」「マナーのある」と説明されておりますが>

カタカナ表記していますが、mannerとは「流儀」「やり方」「方法」という意味です。礼儀のマナーではないので誤解を与えたとしたら失礼しました。

ご質問2:
<他にも同様の文例などあればお示しください。>

the kind of
「その種類の」→「そのような」
the sort of
「その種類の」→「そのような」
the type of
「そのタイプの」→「そのような」

これらは全て前から訳していく形容詞的な用法です。

ご参考までに。
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○ 関係代名詞が「補語」の働きをしている例文は結構あります。



  (1) He is not the man (that) he was.
    ( = He is not what he was.)
    訳:「彼はもう昔の彼ではない。」

  (2) He isn't the hero (that) he thought he was.
    訳:「彼は今では以前思っていたような英雄ではない。」

○ 「the manner of man (that) he was」の中のthatも同じ働きです。決して関係副詞に置き換えられるものではありません。

○ このような「manner」の使い方は What manner of man is he? 以外にはあまり見かけませんが、ネットで検索していたら、次のような文章がありました。

 Shortly thereafter, he fell ill, and on April 18, 1955, Albert Einstein died. He left behind the legacy of a man who altered the face of physics as we know it. What he didn't leave behind was a shrine or place of burial. 【Even in death, Einstein existed humbly, showing the manner of man he was.】

 【   】部の日本語訳は次のような感じでしょうか。「死んでからも、アインシュタインの存在は自らの人柄を示すかのように慎ましいものであった。」

 showing the manner of man he was は、showing what manner(kind) of man he was と変えることができそうです。

 「人柄」ではなくて「生き方」としたければ、how he lived, the way of his life, the way (in which) he lived, the manner (in which) he lived などとすべきでしょう。

 

 
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この回答へのお礼

懇切丁寧なご回答ありがとうございました。the manner of man の意味がよく分かりました。

お礼日時:2007/11/01 23:48

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