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皆さん、激落ちくんを知っていますか?激落ちくんとは、洗剤を使わず、水だけで汚れを落とすクリーナーのことです。そこで、激落ちくんと普通のスポンジを比べてどちらの方が食器汚れを落とすのか調べてみたいと思いました。また、それには材料も関係していると思ったのですが、きちんとは分かりませんでした。そこで、材料の構造、化学物質の構造式などを教えていただきたいのですが、お願いします。ちなみに、激落ちくんは、メラミンフォームという素材でできています。また、普通のスポンジとしてはCLEANER PLUSというものを使いました。これは、ポリエステル不織布(研磨粒子つき)とウレタンスポンジが素材として使われています。

A 回答 (3件)

激落ちくんというか、メラミンの発泡体が汚れを落とすメカニズムは、ごく細い繊維状の形状によって、汚れをかきだすようなことをテレビでの通販番組で説明していました。


個人的には、形状因子だけの問題なのか疑問に思っています。

メラミンは、ホルムアルデヒドと反応させることによって、熱硬化性の樹脂となります。
化粧板などの表面にメラミン樹脂を施したメラミン化粧板などが身近ですね。

熱硬化したメラミン樹脂は、硬いので、その硬さも汚れ落としの要因になっていると思います。
研磨剤にしても、汚れを削り落とすためには硬くないとダメですよね。
いくら、形状を工夫しても、それ自身が柔らかければ汚れを削る事なんてできないと思うのです。
発泡体になっているので、柔らかく感じますが、実際は硬い材質ということに私自身は注目しているのです。

ところで、発泡体というのは独立気泡(独泡)と連続気泡(連泡)とに分けられます。
発泡スチロールなどは独泡で、家庭で使うウレタンフォームは連泡です。
同じ材質でも連泡の方が柔らかく感じます。
激落ちくんも連泡です。

連泡のフォームと独泡のフォームとを顕微鏡で拡大して観察すると、独泡のフォームには、気泡がその材質の壁に覆われたような構造をしています。
連泡の方には壁がなく、骨だけです。

テレビでは説明した繊維状の構造とは、この構造のことを指していたのではないかと思います。
しかしこの構造は、メラミンフォームに特有の構造ではなく、連泡に共通した構造です。
(通常の連泡のフォームより気泡が小さいと主張しているのかもしれませんが)
視聴者になぜ汚れが落ちるかを説明する場合、通常の連泡の発泡体よりも気泡が細かい事を主体に説明した方が、簡単でインパクトがあると判断したのではないでしょうか。

また、絹の断面がとがっているというのには疑問があります。
絹は蚕が口から吐き出しますが、このとき2本のフィブロインという繊維をセリシンというタンパク質が包んだ状態になっています。
このときの断面を観察するとフィブロインは「おむすび型」をしています。
まんがにでてくるの豚の鼻の穴ようにおむすび型のものが二つ並んで見えます。
よって、もともとの断面形状は角張ってはいません。

人間が利用するためにはセリシンがじゃまになりますので、いろいろな工程を経てセリシンを除去します。
人間が処理している工程で形が変化し、角張った形になっているのでしょうか?
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メラミンの繊維の断面は、絹と同じようにとがっているので、角で汚れを削り取ります。


だから、絹で顔なんかこすってはいけません。
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メラミン・スポンジは普通のスポンジの先端が繊維なのに比較して微細なシャベルの先のような構造をしているから汚れがよく落ちるのだそうです。


最近はCDやLPなどの汚れ落としにも使用できるそうです。
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