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母(63歳)の乳ガンの治療について質問させていただきたく存じます。
化学療法(エピルビシン+シクロフォスファミド)、タキソールの投与を行ってしこりを小さくしてから手術する予定でした。
抗ガン剤治療中に体調を崩して(腸炎)入院したり、投与するにつれ買い物等の日常生活の中で息苦しさを感じたりといった症状が見られるようになり、
予定されていた抗ガン剤治療を一部止めて手術を先に行い、その後抗ガン剤治療を進めることを提案されました。
しかし、主治医も不明な症状や、治療方針についても知識が無くどのように選択したら良いのか分からないのが現状です。
以下にこれまでの経過、主治医の意見、質問事項をまとめましたので、専門医の方あるいは御経験のある方の御意見、御助言をお願いいたします。
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・この夏、浸潤性乳ガン、リンパ節に10箇所の転移あり(体には転移なし)、大きさは3cm×5cm、レベルは3aと診断される
・化学療法で腫瘍を小さくしてから、手術し、その後放射線治療を行うことを提案される
 治療方針は(エピルビシン+シクロフォスファミド)を3週毎に4回、その後タキソールを毎週24週、その後に手術、放射線治療の予定だった 
・8月6日に化学療法を開始(当時、乳房にはしこり、腫れ、皮膚表面の赤み、痛み、微熱があった)

現在までの経過
・化学療法前にあった乳房のしこり、腫れ、皮膚表面の赤み、痛み、微熱が化学療法前にあり心配だったが、抗ガン剤2回投与後(8月27日)には全て気にならなくなり、しこりが柔らかくなった
・3回目(9月18日予定)を受ける前日に熱を出し、腸炎を患い入院したため3回目の投与が受けられなかった
・体調が回復してから3回目の投与を10月9日に行った(結局2回目と3回目の投与期間が6週間あきました)
・4回目の投与を10月30日に行う予定だったが、これまでになかった症状で、買い物等の帰りに時々息苦しい(胸が締め付けられるような痛みは無し)、だるさが3週間残るといった症状が見られるようになり、担当医に相談したところ、4回目の治療を中止(延期)
・他に現在見られる症状として、治療を始めてから柔らかくなったしこりが固く、微熱を持つようになり、皮膚表面も赤みを増すようなった
(現在のしこりを触った感じは、化学療法を始める前と同じような感触だと本人は言っています)


主治医の意見
日常の買い物等の帰りに時々息苦しい、だるさが3週間残るといった症状から、抗ガン剤が強過ぎるか合わない可能性があるため、
現行の治療(エピルビジン+シクロフォスファミド)3回で終了し、
1)タキソールでの治療に進み、その後手術を行う、あるいは、
2)手術を先に行い、その後タキソールの治療を進めるか、
どちらか治療方法を提案された。
また、しこりが再び固くなる等の症状は、予定通りに治療できなかった例はあまりないため、間隔があくことによる治療効果への影響との関係はわからないとうことでした。


質問
(1)(エピルビジン+シクロフォスファミド)の治療を途中で止めてしまって効果が十分でないのではないか
(2)治療が予定通りに行かず、間があいてしまった事による癌への影響(固くなった)はあるか
(3)手術前と手術後に化学療法を行う事の違い(目的の違いなど)

(1)(2)については、予定通りに治療できなかった例はあまりないため、間隔があくことによるが治療効果への影響はわからないと主治医に言われました。専門医間での会議の結果、詳しく治療方針を11月7日に提案されることになっているのですが、本人側でもある程度の知ったうえで治療方針を決めて行きたいと考えています。
以上3点について御存じなことがありましたら、専門医の方あるいは御経験のある方の御意見、御助言をお願いいたします。

A 回答 (3件)

(1)仰るとおり、その可能性はあります。

現に、腫瘍も悪化傾向を示していることもそれを支持すると思います。
(2)これは難しいところかもしれません。やわらかくなったものが再度硬くなったということは、おそらく腫瘍の増大によるものだと思います。この縮小から増大に向かわせた原因は、(1)治療中断の影響、(2)抗がん剤に感受性が高い癌細胞が駆逐され、抵抗性のものだけが残り、増大してきた、これらが考えられますが、これを検証するには再び同じ抗癌剤治療を行う必要があります。
(3)手術前に行う化学療法は、がんが縮小することで、手術しやすくなるようにすることが目的です。言い換えると、ステージIIIaをステージIIにするのが目的です。乳房やその他の機能を極力残す為、切除しなければいけない部分を小さくしたいということです。一方で手術後に行うのは、取りきれなかったかもしれない癌細胞が増殖してこないように、可能ならばそれらが死滅するように期待した治療になります。癌細胞を死滅させることには変わりませんが、意図が違ってきます。

専門家の意見を十分に聞き、しっかりと質問できるようになる為には、ある程度の予備知識をつけておくことが必要と思います。納得した上で治療法の選択ができるよう、しっかりと勉強なさってください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。ご意見は大変参考になりました。
患者側も病気や治療法についての知識が無いと治療の選択もできす、何の目的をもってその治療を行っているのか分からす不安です。現在も母と乳ガンについて勉強中です。これからも多くの方々の意見を聞き、最適の治療を選択していけるようにしたいと考えています。

お礼日時:2007/11/04 17:55

私自身乳がん患者です。


僭越ながらご回答させて頂きます。

(1)(エピルビジン+シクロフォスファミド)の治療を途中で止めてしまって効果が十分でないのではないか
おそらく十分ではないでしょうが、主治医はQOL(生活の質)を重視なさったのではないでしょうか。お母様はご高齢ですし、抗がん剤というのは毒みたいなものですから、体への負担はものすごく重いです。
ご高齢の患者さんには抗がん剤をせずホルモン療法のみをする場合もあるようですよ。(奏功すれば癌は小さくなります)
(2)治療が予定通りに行かず、間があいてしまった事による癌への影響(固くなった)はあるか
少しはあるかと思います。しかし乳がんは進行の遅い癌です。外科的手術は必要ですが、1分1秒を争う病気でないのが一般的です。(炎症性乳がんは除く)
(3)手術前と手術後に化学療法を行う事の違い(目的の違いなど)
術前化学療法はしこりを小さくして全摘→温存へ持って行くのが主な目的です。癌細胞が目に見える状態での投与ですので、どの抗がん剤が奏功するかという事も分かります。
術後化学療法は主に再発を防ぐために体内の微小な転移を叩きのめす為に行います。

タキソールは今ウィークリータキソールと言って、1週間に1度の投与方法があります。
3週に1回と効き目は同じで副作用が少ない投与方法だそうです。

お母様がよくなられますようお祈りしています。

この回答への補足

御回答内容に対して補足だけでなく質問がありますので、この欄にて述べるの適当か分からなかったのですが、追記させていただきます。
母にはしこりの他に皮膚表面が赤みを呈していて、本やインターネットで調べたところ炎症性乳ガンの症状を示しています。
抗ガン剤(エピルビシン+シクロフォスファミド)での治療中もしこりについては変化がありましたが、この赤みについては変わりません。
主治医は皮膚の状態を診て炎症性様だとも言っていましたが、現在特に炎症性乳ガン用の治療をしていないようです。
御回答のなかに、炎症性乳がんの場合は通常の乳ガンとは進行の仕方が違い、治療方法も違うような記述があります。
炎症性乳ガンの性質や治療法について、炎症性ではない乳ガンとの違いについて何かご存じでしょうか。どんな些細な事でも良いので教えてくださると大変助かります。宜しくお願いいたします。

補足日時:2007/11/06 13:55
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乳がんで全摘後、マーカーが悪化したので化学療法開始~タキソール治療中です。



こればっかりは人によって違うんですよね
全く同じ状況で同じ治療をしていくっていう方が 不安じゃないですか? 患者を見てないような気がするのでは… 患者さんに状況に合わせて選択肢を用意してくれるのはありがたいですね

質問の件 私と同じではないので「私だったら」ですが…

(1)効果と副作用とを比べてみてください。副作用が大きすぎれば続ける意味はどんどん無くなると思います。

(2)私は連休で1週程度予定があいたらマーカーが上がっちゃいましたけど、そのときの抗がん剤の時にはマーカーそのものが下がるような効果は無かったので… 

(3)術前はなるべく取る範囲が小さくなればいいなぁ という希望。
  大きいしこりをそのまま取ったら大変ですし、転移しにくくするという意味も大きいと思います

術後は血液中などに残っているガン細胞を根絶する、しこりの周りに多分形がないまま沢山残っているガン細胞を根絶する…
私の場合はマーカーが正常に戻っていたので 経口抗がん剤でしたが~それは「再発予防」と説明されました。

結局は
ガン細胞を完治させたい(副作用に耐える覚悟がある)か、
ガン細胞と共存もOK(悪化しない程度に薬を使う)のか、
副作用そのものを受け入れられないので薬を使わないか

そこら辺の方向性を患者が決めるしかないのですよね
それと 実際に副作用が出始めたら予定変更は当然なのだと知ること…です。

いろいろ副作用を抑える方法はあるはずなんですが…
(医師が勧めないような方法でもいろいろあります 私は効果が出ていますけど~自己責任の世界なので内緒です)



副作用の出かたも人それぞれ、治療の手加減も人それぞれ、
効果の求め方やそのレベルの高さも人それぞれ(人=患者)です。
ですので… 最適な方法というのは 本人にしかわからないと思います…
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
御意見を参考に母と話し合ってみます。
現在も治療中だそうですが、どうかお大事になさってください。

お礼日時:2007/11/04 17:48

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