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他にも数点同じ様な質問はあり恐縮なのですが、楽典の調号についての質問です。

調号問題を解くにあたって、楽譜と調号が既にかかれてあれば
すぐに答える事ができます。
(つまり一番右についている♯は導音を、
右から二番目についている♭は主音を表しているということは理解できます)

しかし逆になると全く調号が出てきません。
例えば真っ白の楽譜の下にcis mollとだけ書かれていて調号を書け、という問いです。
今は手元に自分で作った表があるので♯4つということがわかりますが、
皆さんどのようにして覚えられたのでしょうか。

私は音大付属の学校なども通っていなく、楽典を独学でやっているので
要領が今ひとつつかめないままです。
各音の長調/短調につく調号の数の関係性など一貫したルールのようなものは
存在しないものかと必死に探したのですがなかなか見つからず....

問題集を解いているのですが、このテの設問は1問につき4秒で書き込めということで、
目安とはわかっておりますが、このままでは1問につき1分考えても答えが出てきません。
お力添え宜しくお願い致します....

A 回答 (4件)

まずは、音楽の友社の「楽典」を読んでください。


理論がわかりやすく書いてあります。

理論はともかく、手っ取り早く調号と調の関係を覚えたければ、

「ト、二、イ、ホ、ロ、へ、ハ」

この順番を、覚えましょう。
覚えたら、問題を解く時に、問題の端にでも書いておくと良いでしょう。

では、#系の長調から。
#が1ならト長調、二長調、イ長調と、右から順番にか考えてください。
後半の、へ、と、ハは、既に調号で#がついているので、嬰ヘ長調(Fisdur)、嬰ハ長調(Cisdur)となります。

次に、#系の短調です。
同じ調号での長調と短調の関係は、平行調(並行)調、といいますが、長調の短3度下の音が並行短調の主音となります。(ハ長調の平行調はイ短調ですよね)
ですから、#1ならトの短3度下の、ホ、から始まりますので、ホ短調(℮moll)から右に順番に数えていってください。
勿論、後半のへとハはfismoll、cismollです。
cisまで行ったら、トに戻って、gisになります。
理論上aismollまであります。

♭系長調は、右からから数えます。
0個の時はハ長調(これはわざわざ考えなくて結構ですが)、1個ならヘ長調、そして、次のロからは、既に調号がついているので、変ロ長調(Bdur)、変ホ長調となります。トまで行ったら、また帰ってきて、理論上、変ハ長調まであります。

♭系短調も右から数えます。
への短3度下のニの二短調から始まって、ト短調、ハ短調、そしてまた戻って(ハは抜かして)、ヘ短調、次からは♭がついているので、変ロ短調(bmoll)、こちらも理論上、変イ短調まであります。

いかがでしょう?
お判りになりましたか?

因みに、#がつく順番は、へ、から右に進む順番でつきます。
これも勿論、ハはひとつ抜かして考えます。
♭がつく順番は、ロ、から左に進む順番でつきます。

理屈はともかく、この呪文さえ覚えていれば、調の問題は簡単に解けるはずです。
是非、覚えてください。
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#は、トニイホロヘハ


♭は、ヘロホイニトハ
これを呪文のように暗記します。
ただし、これは dur だけです。

ショパンの好んだ cis moll(嬰ハ短調)の場合、cis から短3度上がると e になりますから、e dur(ホ長調) と同じ記号 #### になります。
これは、
♭ヘ♭ハ♭ト♭ニ♭イ♭ホ♭ロヘハトニイホロ#ヘ#ハ#ト#ニ#イ#ホ#ロ
の「#ハ」から「左へ3つ」戻って「ホ」とやっても求められますが‥‥

一番いいのは、法則など考えないで、個別に仲良くなることでしょうね。4秒と言われては、これ以外の手はないでしょう。
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この回答へのお礼

失礼ながらこちらにまとめて御礼を書かせて頂きます。
このような説明に時間のかかる質問に答えて頂きまして大変恐縮ですと共に
感謝致します。
有り難うございました。

みなさまからのアドバイスを参考にさせて頂きまして
かなりの数の問題を解き、ようやくスラスラと間違いなく回答できるようになりました。
慣れの問題もあり、やはり

#Dur:(ハ)トニイホロヘハ moll:(イ)ホロヘハトニイ
♭Dur:ヘロホイニトハ moll:ニトハヘロホイ

が一番わかりやすいですね。
まだまだ頑張って練習してゆきます。
この度は有り難うございました。

お礼日時:2007/11/11 19:40

#2です。



ミスがあったので訂正します。

>(℮moll)
℮mollです。

>そしてまた戻って(ハは抜かして)、
>これも勿論、ハはひとつ抜かして考えます。
この2つは、不要な文章ですので、抜かして読んでください。
途中で書き直したので消し忘れました。

もし、まだ変なところがあったら、指摘してください。

失礼いたしました。
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「各音の長調/短調につく調号の数の関係性など一貫したルールのようなもの」


は当然あります。5度圏を理解すれば、わかるでしょう。
簡単に説明すると、主音が5度上(4度下)になると、#が一つ追加、主音が5度下(4度上)になると、♭が一つ追加がルールです。
機械的に解くには、
cis moll
mollなので、aから5度ずつ上げて(or4度ずつ下げて)いって、何回でcisにたどり着くかを数える。 で、この場合は4回です。
よって#が4つ。

たとえば、As durであれば、
durなので、Cから初めて、4度ずつ上げて(or5度づつ下げて)いって、4回でAsにたどり着くので、♭が4つ。

こんなのよければ、4秒は無理かもしれませんが、12秒ぐらいで何とかなるのでは?

もう一つの方法は、
cis moll の平行長調であるE-durについて考えます。
E-durの同主短調はe-mollで、#一つです。同主長調にするときには#が三つ付くので、E-durは#が4つ、cis mollも#が4つです。
例えば、As durであれば、平行短調のf-mollについて考え、F-durが♭一つなので、同主短調にするときは、♭が3つ付くので、f-mollは♭4つ、よって、As-durも♭4つ。
よくでてくる、♭♯の少ない調は、記憶しておく方がいいでしょう。
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